12/31/2010

ロスト・キャニオンズ (シャドウ・コース)


日本はすでに元旦を迎えてますでしょうかね。

みなさん、あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。m(__)m


---


今年最後のラウンドになりますでしょうか。
ロスト・キャニオンズのシャドウ・コースをラウンドしてきました。

ここはマスターズ・チャンピオン、フレッド・カプルスのコンサルタントで、有名なコース設計家ピート・ダイの設計による、ダイナミックな景観の美しい 18ホールのコースが2つある本格的チャンピオンコースです。

過去にスカイ・コースの方を2度ほどプレーしまして、ご紹介しております。


ロスト・キャニオンズ(ゴルフクラブ) スカイ・コース
ロスト・キャニオンズ の2


「トリッキーで狭いよ」と評判のシャドウ・コースの方も、2002年にゴルフ・マガジンの新造成コースベスト10に選ばれています。


Lost Canyons Golf Club
http://www.lostcanyons.com/


いつも一緒に行く友人はアジアの国を訪問中。
彼はプレーしたことがありまして、「あそこはちょっと狭くて難しいよ。」と敬遠気味だったこともあり、私はいままでプレーする機会なく来ましたが、スカイ・コースもシャドウ・コースもラウンドしたことのない別な友人と挑戦して来ました。

まぁここんとこドライバーも調子いいし、いっちょやってみるか?!って感じでしょうか。

ティーはレディースの銅ティー (69.1/125  4,795y)の他に、

白ティー   67.1/127  5,420y
銀ティー   70.0/136  6,055y
金ティー   72.4/144  6,530y
黒ティー   75.0/149  7,005y

とラインナップされています。

スロープから行きますと、銀ティーを選択するところですが、距離的には短いコースですので今回は敢えて金ティーに挑戦してみました。 (通常の青ティー相当でしょうし。)
久々のスロープ・レート144です。  スパイグラス・ヒル 以来でしょうかね?


前回のヒドゥン・バレー同様、木がほとんどありません(・・・のは私にとって追い風か?(笑))



それではいつものように、写真をいくつかご紹介していきます。

まずは、13番ホール、330yのパー4、Couger denの2打目地点です。

画像をクリックで拡大します。


変なところからご紹介始めますが、shadowコースの名前の由来からして、この写真は象徴的かな?と思いましたので。

右ドッグレッグの短いけど登っているパー4ですが、ティーショットもブラインド。
かなりいいティーショットを打っての2打目地点がこちらです。

山の陰に入っていて、シャドウって感じです。(^^)

ここから約125yしか残っていないのですが、旗のてっぺんがかろうじて見えていますがグリーンへはブラインドです。
スタンスを取る位置からは旗のてっぺんすら見えません。

しかも、グリーン前には大きな窪みがあってグリーンに乗せるにはきっちり距離を打たなければなりません。
この日のカップはグリーン手前に切られていて、不覚にもショート目に打ってしまいました。

上手く寄せたんですが2歩(1m半)を外してしまい、ボギーでした。
ここはグリーンもマウンテン・ファクターが入ってて来て難しいんです。 しかもそもそも大きくうねったポテトチップグリーンなのです。



次の写真は、3番ホール340yのパー4、Ambushです。

画像をクリックで拡大します。


13番とは逆に打ち下ろしてますね。
こういうブラインドのホールには何故か強い私。(笑)

この日もそうで、「お前ホントに初めて来たの?」ってよく言われるんですが、ヤーデージブックとに睨めっこでポイント決めて打つからでしょうかね?
単に怖いもの知らずで打っちゃうから、という説もなきにしもあらずですが・・・。

短いセカンドを6歩(約4m)に付けましたが、あいにくうねったコブを登るパットが残りまして、細貝式高低差読みを使って、なんと12歩の強さで打ちまして、距離だけは合いなんとかパー。



次の写真は7番ホール545yの左から右へS字のパー5、Old corralです。

画像をクリックで拡大します。


前方の銀ティーで構えているのは、この日ご一緒したマーティーさん。

写真を拡大してみていただきたいのですが、この金ティーからのティーショットはプレースメントが難しいですねー。
このホールまではドライバーが左右に少々バラケ気味で、ここで唯一の自然保護区域ハザード・エリアに打ち込んで1ペナを打ってしまいました。

コースなりにドローで、と言う感じで行ったんですが、左へ曲がり過ぎまして。
パー5でしたので、なんとかリカバーし? ダブルボギーに抑え?ました。(笑)


でも、8番以降はドライバーが絶好調に戻り、このタフな狭いコースを非常に気持よくラウンド出来ましたです。(^^)



続く8番Arroyo Seco、410yのパー4は、ティーショットも2打目も非常に難しいホールです。

画像をクリックで拡大します。


どうです、これ?
フェアウエーに届くのに、約200yあります。

このタフなティーショットを上手くプレースメントして打ってもなお、写真の右奥後方山の手前にお皿のように写っているグリーンへ、ブッシュの生えたクリーク越えで約170y残りました。しかも2打目は打ち上げです。

ここの2打目はグリーンの右へ外しました。
チョップショットを3歩(約2m)へ寄せましたが、ラインを逆読みして決められずボギー。



続く9番515yのパー5、Outpost も難しいティーショットになります。

画像をクリックで拡大します。


橋の掛かっているクリークを斜めに越えて、前の組のカートが写っている辺りよりも30yぐらい先(左)を狙って打って行きます。
つまり写真の中央辺り。

キャリーの距離をきっちり出さなければなりません。 ・・・ように見えます。(少なくとも。)



今日一のティーショットを打てても、さらに 2打目地点で悩みます。
こんな感じ。

画像をクリックで拡大します。


目前はフェアウエーが広く開けていますが、グリーンはもう一度斜めに横切っているブッシュの生えたクリークを越えて260y先の写真中央の位置に写っているこんもりした砲台です。

クリーク手前の右側の方へ160y程打って刻み、サードショットを140-150yのクリーク越えにしようか?

私は、写っている橋の上、中央にある低い木の右側を狙ってU2を200y打ってサードショットを楽にするルートを選びました。
非常に上手く打てまして、残りは約60y。
刻みルートとは違い、グリーン右の細長くてグリーンへ段差のあるガードバンカーはプレーに入って来ませんし、グリーン左方向から段差の少ない花道が使えます。

これを2歩(約1m半)につけまして、嬉しいバーディー獲得。
2打目を挑戦した甲斐がありました。



次の写真は、16番ホール160yのパー3、Scoutです。  ・・・の筈だったのですが、この日は黒ティーの位置に金ティーが設置されていまして、205yのパー3です。

画像をクリックで拡大します。


手前側はずーっとグリーンまで渓谷にみえます。
ヤーデージブックを見てもそのとおり。(x_x;

おまけにピン位置は一番手前に切られています。 これは無理でしょう。

グリーン左手前にわずかに10yくらいフェアウエー?が造られていますが、私のU2で打ったショットは気持ち薄めに入って低くやや左へ出てしまい、上手い調子にこの僅かなエリアにバウンドしてグリーン手前のカラーまで転がってくれました。 ものすごくラッキー。



最後のホール、18番515yのパー5、Shadow passは大きく登ってからグッと狭くなり、今度は広がりつつ大きく下るトリッキーなデザインです。

バックティーからの眺めはこんな感じです。
これもタフなティーショットになります。

画像をクリックで拡大します。


ティーショットはまずまずの当たりでしたが頂上の狭くなっている辺りまでは320yありますから到底届かず、2打目は極端な左足上がりのライになりがちです。
まぁ、うねったコブコブに拠って複合傾斜のライになるわけですが。


私は2打目の4Uのショットをミスして右へすっ飛ばしてしまいまして、狭くなっているところを越えた向こう側のベアグラウンド地域に行ってしまいまして、3打目はこんなロケーションでした。

画像をクリックで拡大します。


ボールが打てるライにあったのはラッキーでしたね。
あとほんのちょっと短いかもうちょっと右へ行っていたら、ブッシュが深くて打てたものではありません。
残りは約145y。

しかしここから砲台グリーンへの3打目はベアグラウンドでソールのヒール側が跳ねてしまい、酷いシャンク気味なボールになって、グリーン右下の低くなっているところにあるバンカーのさらに右へ外しました。

4打目でプロップショットを使ってやっと乗せ・・・ようにもさらにショートして乗らず。
5打目でやっとこさ2歩(約1m半)に寄せましたが、これをカップイン出来ずダブルボギーにしました。
少し下りのスライスラインを右に外す最悪の外し方でした。(x_x)


聞きしに勝るタフなコースだとの印象を受けましたが、8番以降はドライバーが非常に気持よくプレース出来ましたので、手に負えない難コースとの印象は受けませんでした。

(しかし一緒に行った友人は、この日は普段まったく見ないくらいの不調でドライバーがまるで言うことを聞いておらず、これに難コースの難しさが輪をかけまして、銀ティーからプレーしていたにもかかわらず久しぶりの100叩きを喰らっていましたから、やはり非常にタフなコースだと思います。)


年内の締めくくりがこんなコースで良かったのだろうか?
なんていう気持ちもしなくもありませんが、そんなこと言っても仕方ありませんですね。(笑)




最後、オマケとして本日のZの大冒険を。(笑)

5番ホール325yと短いパー4、Hideout canyonでの出来事です。

画像をクリックで拡大します。

距離的には短いですけれども、登りっぱなしのホールで易しくはありません。

私のティーショットは、ティーイング・グラウンドの向きに吊られたか少々右へ出まして、あろうことが若干フェードまでしてクリックしますと出てくる①の場所にバウンド、斜面を転がってカートパスに乗ってしまいます。

そこから、コロコロコロコロとスピードを上げ、カートパス上を100yも転がり戻って来て、写真の②の位置まで落ちてしまい、さらにブッシュに転がり込んでやっと止まるという、「なんというアンラッキー」な一打になりました。

で、カートで見に行ってみますと、ボールはこんな状態で止まっていました。


カーソルを乗せるとクローズアップ画像が出てきます。
さらにクリックしますと、画像の拡大のウインドウが開きます。


地面からは15cmほども空中に浮いた状態で枯れ草に挟まっていました。

これは打ってみるっきゃ無いでしょう。(笑)

スタンスも、左足がボールより上、右足が斜面に入るような変則になりますし、こんな浮いた状態のボールを打つ練習もしては居ませんが、「give it a try」って感じで。
おまけにボールの後ろ側、クラブで打つまでに10cm程も枯れ草をなぎ倒さなければなりませんし、「ストローク」以外で触れるわけにも行かずボールのところにクラブをセットすることもできません。

ミスってブッシュの深みに入った場合の処置にも頭が行きましたが・・・、
トーナメントじゃないですし、お金もかかってませんし、こう言うの好きですから打たない訳に行きませんよね。(^^;


まぁ、結果的には6番アイアンで3/4くらいのテークバックから枯れ草ごとひっぱたいてみまして、ボールは大きなフックでしたがかなりの距離飛んで③の位置まで行ってくれました。

上出来だったと思います。(笑)


そこからの3打目を起死回生の1歩に寄せたのですが、これがダウンヒルスライダーのかなりの下りのスライス・ラインでして、非常に悔しいことにこのパットを外しボギーにしました。
触っただけなのに、カップ右を通り過ぎて2歩も行ってしまったんですよね。


12/29/2010

サンタ・アニータ Race Track (競馬場)


うちの息子くんが、学校かどこかで Horse Race Track(競馬場)のことを聞き、インターネットで検索して楽しそうだと思ったらしく、「Horse Race Track(競馬場)に行ってみたい!」と言い出しましたので、サンタ・アニータの競馬場へ子供たちを連れて出かけてきました。


Santa Anita Race Track
http://www.santaanita.com/


うちから3分ぐらいのところに、ロス・アラミトス競馬場もあるのですが、レース数が圧倒的に少なくて、サンタ・アニータのレースをワイドスクリーンで放映して見せる馬券売り場化してしまいますから、車で40分ぐらいかけてサンタ・アニータ競馬場まで行って来ました。


セルフ駐車場が$4、一般入場は大人$5で 子供は無料です。

画像をクリックで拡大します。


ここがセンターのスクリーン前です。

この写真の後方がスタンドになっていて、屋内の馬券売り場やフードコート、上階のクラブ席なんかがその後ろの建物に入っています。

うちの子達も馬券ならぬチュロスを手に握りながら応援してみました。(笑)



そしてこちらがパドックなんですが、円形ではなくって直線型になってます。

画像をクリックで拡大します。


左に写っている建物の下を抜けて、レース場へ入っていきます。


レースに出場する馬の他に、引率してレース場へ行くための馬がレース馬の数ぐらい居まして、ファンに触らせてくれるんですよ。

画像をクリックで拡大します。


子供たち、大喜びでした。
馬に、「ぶるぶるぶるんっ!」って鼻息かけられたりして。(笑)



画像をクリックで拡大します。


それからしばらくして、こうやってジョッキーの乗ったレース馬と連れ添って2頭づつ入場していきます。


追記:

間違えました。
こちらが、ぐるっと回ってレース馬を見せるパドックです。


画像をクリックで拡大します。


左後方に見える銅像が、シービスケットで、右端に写っているジョッキーがウイナーです。
馬主系の方々が中央の芝の上にいらっしゃいますね。



で、馬券も買ってないですしレースそのものは迫力あるけどどの馬が勝っても関心無い子供たちは・・・ (笑)

画像をクリックで拡大します。


レース場の下をくぐり抜ける、長い長いトンネルを抜けて、中央掲示板のさらに後ろ側へと行ってみますとね、キッズ・コーナーがありまして、広々とした遊具付きの公園まで用意されているんです。

空気でふくらませて作る大きな滑り台や、ジャンパーなんかも用意されていますし、よくお祭りで出ている射的などのゲームコーナーもあります。


ポニー・ライドも出来るんですよ。



1回、$2です。
うちの3歳のお嬢ちゃんも、白いちっちゃいお馬さんに乗ってご満悦。(笑)



サンタ・アニータ競馬場には正面入口近くの方に、伝説の名馬 シー・ビスケット の実物大の銅像があるのですが、


画像をクリックで拡大します。


この馬は、2003年に公開された映画『Seabiscuit』でシービスケット役をやった馬なのでしょうかね?

ここでも子供たちとの触れ合いをさせてくれます。(^^)


この日は、入場の際にかっこいいカレンダーをもらいました。
それも、12/31の駐車場の無料駐車券やレース・プログラムのタダ券付き。


子供たちは、「また行きたい!」って声を合わせていますし、私もなかなか楽しかったので、大晦日か新年のレースにでも、今度はうちの奧さんも連れてまた行ってみようかと思ったりしています。



***


私は日本に居た頃は子供も居なくって、何度か府中や大井の競馬場に足を運びましたし、PATも持っていたりしましたしけっこう好きなのですが、こちら米国では馬の血統とかレースの年間体系とかをよく知らない(ケンタッキー・ダービー/プリークネスS/ベルモントSの3冠ぐらいしか知りません。)ためもあり、いままであまり興味が沸きませんでした。(^^;

まぁ、日本でも競馬場へは行くけど馬券を全く買わないという変人ぶりでしたけれども。(笑)


12/26/2010

ゴルフ道とルール解釈 (タイガーの件のboulder)


久しぶりに、ルール関係カテゴリーの記事です。(^^)


ゴルフマスター(塾長)さんのブログに、99年フェニックス・オープンの最終日にタイガーが動かした1トンはあろうかという巨大なルースインペディメントのお話が出てきていました。

ルールについて 3.

そのすぐ次の記事では、「自分に不利になるように処置しておけば間違いないだろう」とか、「ゴルフ武士道」のようなものに則ってひたすら自分に厳しく処置をすれば良いと考えるのは早計である場合がある、というお話を書いていらっしゃいます。


私は実は常々、ルールは出来る限り正しく学び、ルールで許される範囲で最善の処置を為すことこそ、ゴルフと言うゲームを楽しむ & なるべく良いスコアをしようとする者のresponsibility(責務)であると考えています。



有名ですが 一応再録しておきますと、件のタイガーの件はこんな感じです。

写真をクリックで元のサイトにリンクしてます。


99年フェニックス・オープンの最終日(Jan 31, 1999)、TPCスコッツデールのパー5の13番ホールで、タイガーのティーショットは大きく左に逸れてホール左のカート道よりも外側の砂漠地帯へ行ってしまいます。

ボールは上の写真のように、大きな岩(boulder)の近くに止まっていました。

しばらく観察した後、タイガーはルール・オフィシャルのOrlando Pope氏に、この岩はルース・インペディメントにならないか?と質問します。

そしてPope氏は、これは地面に食い込んでいないのでルースインペディメントである、と正しくルーリングします。


その場に居たタイガー・ファン有志総勢10名ほどで、この岩を動かし、グリーン方向への飛球線を確保したタイガーは2オンを狙っていき、結局このホールでバーディーを獲得しました。



これは過剰救済だったのではないか?
・・・と、その後も何年にも渡って物議を醸した事例です。

USGAのルールに関する歴史的出来事として、こちらに詳しく内容が書かれています。↓

http://www.usga.org/news/2009/january/10-Years-After-Tiger-s-Loosem-Impediment-Ruling-At-Phoenix-Open/


なにもタイガーの件が最初というわけではなく、裁定集のDecision 23-1/2に、"Large Stone Removable Only with Much Effort." という項目があります。

そこには、"any size (いかなるサイズであろうとも)" と、はっきり書かれています。


その上、その次のDecision 23-1/3 "Assistance in Removing Large Loose Impediment"という項目に、"spectators, caddies, fellow-competitors, etc., may assist a player in removing a large loose impediment (観客やキャディー、同伴競技者やその他の者がプレイヤーが大きなルースインペディメントを動かすのを助けても良い)" と書かれてもいるのです。

実際この項目は、50年ほど前のイギリスで行われたトーナメントで起きた事例を元に書き加えられたもので、タイガーだから特別措置が行われたというようなジャッジでは無かったのです。

この時のルースインペディメントは倒木だったそうです。
裁定集を読みますと、倒れている木でも例えば皮一枚でもつながっていて生きていればルースインペディメントではないが、倒れている木はルースインペディメントである、とはっきりした区別が書かれています。

しかしいくらなんでもこんな大きな木を・・・、と思ってしまうかもしれませんが、
それでは折れた小枝がボールに乗っていた場合は? 腕ぐらいの太さの枝なら? 太腿ぐらいの太さの枝なら? ・・・と考えていきますと、合点が行きますね。

要するにどこで線引するか?という問題なんです。
木の場合は生きているかいないか。 石の場合は地面に食い込んでいるかいないか。

重さや大きさで線引していないのです。
コース上で測れるわけではないですから。 測定器具は禁止されていますし。


この時のTPCスコッツデールの13番の岩は、今では元の位置に戻された上でタイガーの事件を記念するプレークが取り付けられているそうです。 ↓

http://www.flickr.com/photos/33015039@N00/2494174288 (←画像です。)



ゴルフは、自分を自分でジャッジする(とはいえプロトーナメントではジャッジするオフィシャルの人たちがかなりの人数居るわけですが)特殊なスポーツですから、いわゆる「ゴルフ道」のような考え方が発達するのもよく分かります。

しかし一方で、ルールをきちんと理解して読んでおけば、無駄に自分に厳しく(あるいは塾長殿が書かれていた事例のようにルール違反を犯してまで自分に厳しく)処置をする必要は無いのです。


私が今までのルール関係カテゴリーの記事で取り上げてきた中にも、”ゴルフ武士道”的には「?」となるようなものが幾つかありましたですね。




今月のゴルフ・マガジンのルール・コーナーにもこんなものがありました。

あるNJ州の一般プレイヤーからの質問で、

僕がラフに打ち込んだ時のこと、ボールの確認のために拾い上げたところ自分のボールでした。
その時にボールには泥の塊が付いていました。
拭き取りはしませんでしたが、ボールを戻すときに泥をあちらの方へ向けクラブフェースで打たないようにしましたが、どうも罪悪感というかルール違反だったのではないかという疑念が消えません。


これに対しての解答は、

ご心配なく。
ルール21/5に基づけば、ボールを元の位置に戻したのである限り、どの向きでボールを置こうが大丈夫です。
唯一の例外は、ボールに付いた泥が下に向くようにしてティーアップしたような状態にするのは駄目です。 ルール20-3aにより、1ストロークのペナルティーになります。


というものです。

”ゴルフ武士道”的な考え方をなさっている方には、とても意外な解答だろうかな?と思います。

(ボールを拾上げて確認するときにマークすることを忘れないでくださいね。)


でも、グリーン上でボールをマークした位置に戻すときに、ボールの向きを変えることに躊躇する方は居ないと思います。
ボールに線を引いている方は、それをカップ方向に合わせて置いたりするわけですから。


まぁ、あくまでもルールはそうなっている、というお話です。(^^;