5/05/2009

マグレガー・ミュアフィールド 20th(1I~PT)


お友達のロボレラさんのところで、私が以前使用していたパターが登場してきまして、なんだか嬉しくなりました。
ほぼ同時に、お友達の能楽師Eさんのところにも、今でもミュアフィールドをお使いになっていると言う、としぼうさんという方をお見かけしました。(この方は名器マグレガー・ターニーのドライバーもお使いだそうです。)



そういう訳で、私のコレクションをアップします。

(ってか、私はクラブのコレクションは全くして居りませんで、自分が今までに使った道具を大切にしているだけでありますです。(^^;)


私にはとても愛着のあるクラブでして、使う訳でもないのになぜか米国に持ち込んでまして手元にあったりします。(^_-;

時折眺めては愛でております。(笑)

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(開いたウインドウの図をクリックするとさらに大きくなります。)


このクラブは、マグレガーのVIPなど他のモデルと同様に、ジャック・ニクラスが使っていたモデルを基に市販用に記念発売されたものです。(と言っても、私のは特にシリアルナンバーを打って売られた限定版と言うわけではありません。)

マグレガー・ミュアフィールド 「20th」と付いていますのは、66年に二クラスが初めてThe Open(全英)を勝ったミュアフィールドで行われた大会から20周年を記念して、86年にマグレガーがそれまで出していたマグレガー・ミュアフィールドに「20th」の刻印を入れて発売したから、だったと思います。

VIPでもどれでもそうですが、当時の二クラスは常にマグレガーのプロトタイプのカスタムメイドのクラブを使用していましたので、二クラスの使用時にはモデル名はありません。
後に、市販化されるときに名前が付くのです。


86年に発売された時点でデザインとしてはすでに二クラスのThe Open優勝から20年も経っているというのに、全く廃れないで新発売されると言う名器です。

それからさらに20年以上(トータル40年以上)が経った今でも愛用する方がいらっしゃると言うのも、全く持ってうなずける話です。

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私はこのクラブを発売された86年当時に買ったのではありませんで、91年ごろに多少安くなってから購入しました。
社会人になったばかりでお金持ってませんでしたから。(^^;
ちなみに、この以前に私が使用していたクラブもやはりマグレガーのジャック・ニクラスJNPというモデルです。


ドライバーもマグレガー・ターニー、といきたいところだったのですが、ドライバーは写真のとおりホンマの「エクストラ90」でした。

このドライバーは、当時私が憧れたシングルハンディのおじさんたちの殆どが使っていたと言っていいほど私の界隈では人気のあったドライバーで、ゴルフを始めた時の戴きものであった(確かスポルディングの)ドライバーを買い換える(つまり初めて自分でドライバーを買う)際には、もうこれっきゃない!って気持ちで買ったものです。(笑)

当時流行った、バイオレット・シャフトっていう、ちょっとガラスちっくな感じのするグラスファイバー・カーボンで出来た(・・・と思うんですけど。)シャフトが付いていたんですが、若かりし頃の私はスチールシャフトに挿し替えております。(^^)

今でもそのままですが、ちゃんと打てますよ。
バランスは E9 とかですけどね。(笑)


ちなみに隣に刺さっているドライバーは、私が96年からついこの間の2005年まで使用していたドライバーで、これは本当に一番のお気に入りでした。
グレイト・ビッグバーサです。(これの前に、ウォーバードの使用時期を挟んでいます。)

今見ますと、8.5度なんか使ってたんですねー。(もっとも、このドライバーは高重心ヘッドでボールがよく上がりましたからね。)



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よく見ると写っているのが窺えるかと思うのですが、バックフェースには、バランス調整の鉛がべたべた貼ってあります。
クラブごとに貼る位置や量が違っています。
1番2番には、ヒール寄りの低い位置に多めに貼ってあって、ジャック・ニクラスのサインの刻印が隠れています。

一応、全クラブ、ロフト角ライ角の調整がしてありまして、バランスの調整は打ちながら目分量で鉛を貼り付け、あとからバランス測って大きくズレてないかどうか確認してあります。

2本あるうちの片方のSWのジャック・ニクラスの刻印が赤いのは、ロフトを
54.5度ぐらいに立て、バンスを削ってお手製のギャップウエッジに仕立ててあるので、サンドウエッジと区別しやすくするためです。
サンドウエッジの方は逆にロフトを寝かせて59度ぐらいにしてあります。

お手製のギャップウエッジなんか作ってますけど、この時のPWはなんと
50度ですね。 5番アイアンで、30度。

スペックをメモしておきます。
Loft; 18, 20, 23, 26, 29, 33, 37, 41, 45, 50, 56 
Lie; 57, 57.5, 58, 59, 60, 60.5, 61, 61.5, 62, 63, 63 
Length; 39.75,39.25,38.75,38.25,37.75,37.25,36.75,36.5,36.25,35.75,35.75

ロフトは個人的には上記数値から、1番アイアンは1°立てて17°、2 - 9番とPWはそれぞれ 1°ずつ寝かせていました。(1°寝かしたのは大好きな青木功プロの真似でした。)

これだけずらーっと、1I, 2I, 3I, 4I, 5I, 6I, 7I, 8I, 9I, PW, SW, GW, PTって揃えてますと、すでに13本。(笑)
あとはドライバーが1本入る余裕しかありません。(^^)



パターも、バックフェースには鉛がべたべた貼ってあります。
私はウエッジやパターは重い方が好きですので。

トップブレードは、太陽光の反射を避けるためとラインを見やすくするために、白く塗ってあります。そして、鉛を貼ったバックフェース部分にも少しだけ黒い塗料をまぶして、光らずグレーに見えるように細工してありました。

鉛をソールには貼らなかったんですねぇ。
こういったパターの重心は出来るだけ高い方がいいですからね。(鉛ぐらいじゃ重心位置は大して変わりませんが。)
目的はあくまでもスイング・バランスを重くするためです。

グリップも、パターも含めて全部、ダニー・エドワーズのロイヤル・グリップを付けています。


なんかちょっと久しぶりにこれでラウンドしようか、って気持ちになって来ましたが、
・・・止めときます。(笑)


5/04/2009

アナハイム・ヒルズ (ゴルフコース)


このコースも、距離的に遠くは無いのになかなか足が向かなかったコースで、初めてのラウンドです。

「非常にトリッキーで狭く、ボールが沢山無くなるコースだ」、と聞いていましたので、意欲が沸かなかったんですよね。(^^;

行ってみた感想としましては、確かにトリッキーなホールもあるけど、言われているほど悪く無いなー、という印象でした。
(と、いいながら3つもボールが無くなるところに打ち込んじゃったんですが(^_-;、うち1つは明らかに打ち方が酷かったもので、レイアウトのせいではありませんでした。2つは、コースを知っていればホールを広く使ってハザード避けられたと思います。)


Anaheim Hills Golf Course
http://www.playanaheimgolf.com/golf/anaheimhills_course/


確かにアップダウンはすごくて、殆ど全てのショットが(場合によってはティーショットさえも)傾斜地から打つような感じで、なかなか71.4/124という数字よりは、難しい印象のコースでした。



ではまた、いくつか写真を。


スタートホールからかなりの打ち下ろしです。

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私はよくやらかしちゃうんですが、スタート前にレンジでボールを打てないときに、最初のティーショットをトンでもないところに打っちゃうんですよね。

この日も、右の川の中へプッシュアウト(というよりそっちを向いていたのかも。)で打ち込んでしまいました。
暫定球は、仕切りなおして(別な位置にティーアップして)、ものすごくいいボールでフェアウエイに打てたんですけどね。
まぁ、そんなもんですよね。(x_x;

(暫定打った時点では、ご覧の通りで川なのかなんなのか、判りませんでしたので。)

フェアウエイの真ん中にいかにも邪魔な木が1本植えてありますが、その左後方にドッグレッグしていくパー5です。
最初の粗相のために4打めの距離が残りましたし、下りの15歩(約10m半)のファーストパットも大きくショートして3歩(約2m)も残してしまいましたが、これをなんとか入れてやっとこさのボギー。



4番ホールはかなりトリッキーな短いパー4です。
3番のパー4が428yで、4番は296y。すごいギャップです。

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グリーンの方向は、実は写真の中央ぐらいの位置で、フェアウエーに沿って写真の右方向へ真っ直ぐ220yほど打ち、90度どころか手前に110度ぐらい左に曲がる感じでグリーンへ戻してくる感じのルートを取ります。

写真正面の方向へ右からドロー気味に打つとしたら、高いボールでキャリーを275yぐらい出せるロングヒッターじゃないと無理です。私には、見えているところに220y打つしかありません。
おまけに左側は全域OBになってますしね。

一緒に行った友人は、ティーショットがちょっと噛んでしまったために180yぐらいしか出なかったところ、2打めは130yぐらいの、グリーンが全く見えない高い土手越えのショットを打たされていました。
(私は幸い3Wで220yぐらい打てていましたので、罠に嵌らずに済みました。)



このパー3はユニークでした。5番ホール、なんと254yのパー3です。

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ピンは、グリーンの左端の方にありますよね。
写っていませんが、グリーンの左手前はバンカーです。そして、グリーンの奥と左後ろに行ってしまうとハザードで、助かりません。

この日は、アゲンスト。このホールは大抵アゲンストなんだそうです。
奥(と左)が危ないと言うので、ピンは左ではありますが、グリーン右側の方の花道からロールさせて・・・とか考えまして、3Wで打ってみました。ものすごく打ち下ろしてますしね。

会心の当たりが打てて、おー!乗るかも ♪ って思ったんですが、風にも戻され、グリーン手前カラーから1ヤードぐらいショート。惜しい。

このホールをプレイして、なんかExtreme 19th (←この前の記事)を思い出してしまいましたよ。(笑)

だいぶスケールは違いますけどね。(^^;、軽く20yは高低差がありそうな打ち下ろしで、DRとか3Wを打つパー3のホールって言うところが。
まぁ、スケール違いすぎて、似てないですけどね。
このホールでとてもいいティー・ショットが打てて、記念になりました。



次の写真は12番のパー5、501yです。

しかしティーショットは、フェアウエイが途中230yから265yの辺りまで切れて無くなっていますので、ドライバーを使えません。
しかもそこからがまた、左へ曲がって、(写真で見るよりもっと)もんのすごい登りです。

このホール、電動カートがあやうく登りきれませんでしたから。
(以前このコースはプロパンガスで走るカートを使っていたそうです。)

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この写真は友人の3打め地点。私のボールはフェアウエイ左寄りの木の左向こうのラフにあります。

グリーン面どころかピンの頭の旗さえも見えません。
しかも強烈な左足上がりのライ。
私は3打めの70yぐらいをまんまとショートしてしまいまして、4打めも寄せきれず7歩(約5m)を残してしまってボギーに。



15番は、左ドッグレッグ、366yのパー4です。

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ものすごく景色がいいですね。
真ん中後方に写っている建物が、クラブハウスです。

写真を見ていただきましても、一体どこを狙って打って行って、どこで左にドッグレッグするんだろうか?って感じしますよね?ホント初めてだとよく判んないです。(^^;
景色はいいんですけど。


この日、16番のグリーン付近で、電動カートが充電不足で止まってしまいました。
電話でレスキューを呼んでからパッティングをしました。(笑)


5/01/2009

Navy ゴルフコース (デストロイヤー・コース)


ここは実は、私の家から最寄のコースだったりします。

去年まで、一般にも部分公開されていることを知らなくて、ずっとプレーしたことがありませんでした。(詳しく判りませんが、軍専用施設だったのが3年くらい前に一般人にも利用できるように部分開放されたらしいです。)

プレーできることをゴルフ屋のグレンさんに聞いて知ってからも、早朝の
Back 9プレーが用意されていませんでしたし(まさにOUT/INで、10番がクラブハウスからすごい遠くにある為)、土曜日にトーナメントの予定が埋まっていることも多くて、なかなかプレーしに行けませんでした。

もっと早く行っとけばよかった。(^^;


The Navy Golf Course (Destroyer course)
http://www.navygc.com/


地図で見ていただきますと、住宅街の中に忽然と滑走路を含めた広大な軍の敷地がある感じです。
少し北に写っている緑の楕円形のトラックは、ロスアラミトス競馬場です。

海に近い立地で、海風も結構強く吹き抜けます。
ゴルフ場と滑走路のある敷地の南側のそれより大きい敷地(地図で水色)も、Navyの海兵隊の武器庫関連の敷地になっています。


コースは立地条件からも全体にフラットです。
フェアウエーとラフは、キクユ芝とバミューダ芝の混合だそうです。
グリーンはベントとポアの混合。

フラットなレイアウトですが、グリーン周りはどのホールも造成が盛り上げてあって、アンジュレーションの強い、とても楽しめるけれども攻略するのは難しい設定になっています。
特に後半には池がふんだんに配してありますし、16-18番は滑走路に面していて風を遮るものがありませんから、フラットながらなかなか難しいコースになっています。

パー72の「デストロイヤー・コース」(戦艦にちなんだ名前ですね)と、パー31で9ホールだけのミニコース、「クルーザー・コース」があります。


では写真をご紹介して行きましょう。


まずは練習グリーンの写真。

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なんか、雰囲気出ていますでしょう?

ここには、時々パッティング練習に来ます。写真の右側はレンジになっています。(私はまだここで打ったことがありません。)



2番ホールは短いパー4です。

長いホールも沢山ありますが、短い設定のホールもちらほら。
椰子の木がなんかいい感じでしょ?

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右側前方に木で壁がブロックしていまして、グリーンはその右後方です。
左の開口部分に向かって打って行きますが、大分狭くなっています。

私のドライバーは風にも押されて少しフックして行って、まんまと左の木の方へ掛かってしまいました。
椰子の木ってのはですね、こう見えても、全然風を遮ってくれません。(笑)


2打めは低くーく、枝の下を(ピンは中央奥目ですが)やむをえずグリーン手前の花道がわに打っていってぎりぎりカラーに。

キツイ登りの17歩(約12m)に距離が合わせ切れず足りなくて3歩(約2m)もショート。3パットしてしまいました。
悪くないドラーバー・ショットだったんですけどねー。

短いホールは得てして侮れませんね。



これは、5番ホールのフェアウエイ右にある池です。

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次の写真はユニークですよ。
9番のパー3です。
(パー3はここが最初で、前半9ホールはパー3がひとつしか無くってパー37になっています。)

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軍艦の模型が池に浮かんでいますね。(^^)

なんかいい感じでしょ?


(私には、サンディエゴに以前Navyに勤務していたヘリコプター技師の友人が居りまして、いくつか彼に連れて行ってもらって軍所有のコースでプレーしたことがあるのですが、その経験からしますに、)軍の所有するコースだからといっても、こうしたモニュメントがあしらってある例は珍しいと思います。

通常は、ゴルフ場が大抵軍の施設に隣接していて、モニュメントを置かなくても、本物が周りにごろごろしているからじゃなかろうか?って思ったりしますが、ラウンドしていてこういうのが出てきますと、ちょっと楽しいですね。

この日はご覧の通り、大きなグリーンの一番左手前の方にピンが立っていてティーイング・グラウンドからではアングルがよくなかったので、8番の方へ戻って行ってこのアングルから写真を撮りました。

時間的に少し逆光気味で、写真の木からこちら側が暗くなってしまうので露出を開けたために、後ろの空の方は白く飛んでしまっています。
空と池が青く写るように撮るとピンとグリーンが真っ暗に写るし、あんな距離まで届くフラッシュとかありませんし、私は写真に詳しくないので、このくらいが限界です。(^^;
(どうやったら上手く撮れるんだろう?)

この日は180yぐらいだったかな?
上手いこと左手前にグリーンを外しましたので、寄せてパーが取れました。



最後の写真は、滑走路沿いになる440yの長いパー4、16番のグリーンから振り向いた風景です。

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右側に写っているのが、滑走路の方ですね。
これだけフラットですと、(打ち下ろしていない分)自分の飛距離が大したこと無いのを思い知らされます。

このホールに限っては、グリーンも平坦です。


で、案の定リキんでしまって、なんだか知らないけど珍しくスライスしまして、2打めは3打め勝負ってことで残り90yぐらいのところに刻むはめに。

3打めは上手く打って、本人は「ベタピンに付けたか?」なんて思ったんですが、風で押されて奥に12歩(8m半)も行ってしまいました。