12/30/2012

レトロ・ラウンド (with decades ago set)


一つ前の記事の続きです。

さっそくULTRAMIDを携えてまして、今年の年納めのラウンドをしてきました。(^^)


iPhoneのHDRを利用して写真を撮りましたので、ヘッドの色目がちょっとベージュっぽくなってしまいましたが、もうちょっと白寄りの色です。

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題して、「decades ago セット」です。(笑)

ドライバーは91年にジョン・デイリーが使ったウルトラミッド。

パターは92年頃にフレディ・カプルスが使っていたティアドロップのTD21。
(このパターは、フェースに縦方向にバルジが付いていて、ある程度ダウンブローやアッパーブローなどどんなロフトでヒットしても安定して転がるというシロモノですが、この技術も(ウルトラミッドのケブラーヘッドのように) なぜか短命に終わりました。)

アイアンセットは2002年デビューの690.MBです。 まぁブレードタイプであれば良いかな?と。
PWは同じタイトのボーケイです。

ユーティリティーは、やはり2002年のレスキュー・ミッド。
 (ここは ミッド つながりにしてみました。(笑))


20年前と10年前のクラブ達のセットですね。


ボールも実は昔懐かしい糸巻きを2つほど用意したのですが(カバーがすでに黄ばんでいますけどね。)、ウルトラミッドは今のボールも難なく打てますので、今のボールで行きました。



コースはいつもバック9を練習しているマイルスクエアです。


早朝は実のところ霜が張る寒さでした。 さすがの南カリフォルニアでもこういう日はあります。

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最初の4ホールはもこもこに着込んだ状態でプレー、前半から後半に入る辺りまでは1枚ジャケットを脱いで長袖、残り9時半以降は日差しがパワーを増してきて半袖でラウンドできる良い天気になりました。(^^)


最終の18番ホールでは、ホカホカしてましたね。 最初の6ホールぐらいは、スキーのミトンを手にはめていたのに。

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写っているのは、(時々ご一緒する方でして) この日ご一緒しましたロンさんです。

この人は「俺には fur (毛皮の毛)があるからね。」とか言って、霜が張ってるまだ日の出前の寒い中、すでに半袖でしたからすごいです。 マジですごいです。(笑)



スコアの方は、集計にも入れないつもりでラウンドしましたので簡単に。

1 4 △ 0 2
2 4 - 0 2
3 4 △ 1 2
4 3  / 2
5 5  0 3
6 3  / 2
7 4  0 2
8 4 △ 1 2
9 5  0 1

10 4  0 2
11 4 △ 2 2
12 3  / 1
13 4  0 3
14 5  2 2
15 4  0 2
16 3  / 2
17 5  0 2
18 4  1 2

4218)・4418= 8636


最初のうち 寒かったこともあり 距離が出ませんから、白ティーからラウンドしました。


スコアが今いっちょなのは、ドライバーのせいではありません。
パット数も多いですし、グリーン周りのミスが多かったです。 クラブ総取っ替えしたのが敗因でしたね。

パターとウエッジくらいはいつものクラブにしとけばよかったかもです。(^^;


肝心のドライバーは、パー5の2打目も含めまして (無理やり(笑)) 19回打ちました。
3番でちょっと天ぷら気味に打ってしまって飛ばなかったのと、8番で意識してドローを打ちに行ってトゥで打ってしまって左にミスしたのと、11番14番でフェアウエーバンカーに入れてしまったミスと、18番でやはりトゥ寄りで打つフックが出て左のラフに行ってしまったの以外は、ある程度の幅で非常に気持よく飛んでくれました。 1番からど真ん中にドローボールでしたからね。

特に17番のティーショットは、今使っているキャラウエイのFT-3と同じくらい飛んだんじゃないでしょうか。


懸念していましたシャフトですが、適当に私に会う程度に重さがありましたので振り易かったです。

硬さ的には、もうちょっと硬かった方が良かったようには思いますものの、なかなかしっかりしていて これならリシャフトしないで使えそうです。(^^)

打感もすごくいいですね。
パーシモンと変わらないです。


これはちょっと癖になりますから、新年開けてもちょいちょい使って楽しんでいこうと思ったりしています。(^^)

(私の場合、今のドライバーを打ち方に合わせて重心距離が(今となっては)極端に短い28-29mm (←パーシモンと同じくらい) のFT-3を使っていますから、特に打ち方を変えないで使えますのでスイングを崩すこともほぼないでしょう。)


パッティング、いつもと違うパターでも もうちょっと頑張らないとなー。(^^;




12/29/2012

ウルトラミッド (cobra ULTRAMID) ドライバー


いやー、なんか嬉しいですわー。


昔使っていたパーシモン・ドライバーを持ちだしてのラウンドは、たまーにやったりしているのですよね。

一番最近では、記事にもしておりますこちらでのラウンドです。



非常に楽しいゴルフにはなるのですが、・・・ところがですね、私はどうしても芯を外して打ってしまいますので、大切な思い出のクラブであるホンマのエクストラ90トゥの辺りとかいろいろ傷んでいってしまうんですよねー。



そんな折、お友達のcharさんが素晴らしいアイディアを実行なさいまして。(^^)

charさんのブログ 

 ->     気絶するほど悩ましい・・・ゴルフ



こちらの記事です。
   ↓
最新兵器:cobra ULTRA MID



さっそくあやかって真似させていただきました。(^^)
(charさん、ありがとうございます。m(__)m)



cobraのULTRAMIDというドライバーは、あのジョン・デイリーがメジャーのPGAチャンピオンシップ (全米プロ) で優勝した時に使っていて、一躍有名になりました。

あの時のデイリーはPGAツアーのルーキーで、ニック・プライスの奥さんが出産間近ということでプライスが欠場した穴埋めの枠で出場、そのままニック・プライスのキャディーさんを使わせてもらえるという幸運もあったりしまして、誰も予想しなかった優勝でした。

その時のデイリーの、桁外れのぶっ飛びドライバー・ショットにもみんな度肝を抜かれました。


当時はパーシモンからメタルドライバーへと徐々に移行が進行していた時期で、そんな過渡期にケブラー樹脂で出来た白いヘッドの登場は、正直ちょっと奇抜なクラブに思えたものでした。
(白いヘッドっていうのが違和感ありまくりでしたからねー。 塗装も、フェースへのプレートも無しでした。 樹脂ヘッドを強調したかったのでしょうか。)

割れを生じるという案件が何件も発生して、このクラブは廃れてしまいました。
(と言われてますが、実はパーシモン・ドライバー自体が数年で廃れてしまいましたから、そちらの要因の方が大きかったんじゃないかと想像いたします。)

私の場合は、ケブラーのヘッドが割れるようなパワーはありませんから大丈夫でしょう。


滅多にしないeBayでの買い物をいたしまして、ワクワクして到着を待っておりましたが、ついに届きました。(^^)

なかなか状態も良くて、シャフトにもヘッドにも傷などあまりありません。

オリジナルのコブラのグリップが付いておりましたが、こちらはさすがにカチカチに硬くなっておりましたので、使うことが目的の私はさっそくグリップを交換いたしました。

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ヘッドに合わせまして、白いグリップなぞ使ってみました。(笑)
愛用のラムキン・ラップのクラシック・シリーズの白です。


ソールには、パーシモン同様のメタルプレートが嵌められています。

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なんとも言えない良いフォルムをしていますねー。(^^)



構えた時のヘッドは一番上の写真では遠すぎて見えにくいのでアップでも撮ってみました。

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すっきりとストレートなフェースで構えやすいです。(^^)
(私はパワーヒッターではないし左へのフックは怖くないのですが、どうもスイングがオールドスクールなためかどうか、フックフェースのドライバーはどうしても構えにくいのです。)

これはもう、使ってラウンドしてみるのが楽しみで仕方ありません。(^^;


charさんはシャフトがレギュラーで柔らかくてスイングで合わせるのに大変だったっておっしゃっていましたが、私のクラブはどうなのでしょうか?

cobraのAutoclave Series 30、T30 HM firm と言う、stiffness-firmの黒いカーボンシャフトが挿さっていましたので、とりあえずそのまま打ってみるつもりです。

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私の場合は、シャフトに合わせて振るような技は実力的に持ち合わせておりませんので(^^;、もし合わなかったらDGのS300にリシャフトしようかと思案しております。

その場合には・・・、糸巻きのネックの処理とかのパーシモン・ドライバーのリシャフトをやってくれるショップが近隣に見つかるかどうか、っていうのが問題になって来ますね。



とりあえずコースで打ってみまして、またご報告ししようかと思います。(^^)

うふふ、楽しみ楽しみ。


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追記:

さっそくラウンドしました!  →  レトロ・ラウンド



12/27/2012

キャニオン・クレスト (カントリー・クラブ)


毎年ほぼ恒例のクリスマス・ラウンドです。


友人が懸賞に当たりましてリバーサイドにあるプライベートコースをプレーする機会を作ってくれました。(^^)

普段はメンバー同伴でないと予約が取れませんから、貴重なラウンドです。


Canyon Creek Country Club 


1968年設立の比較的古いコースです。

メンバーシップのプライベート・コースとは言え、あまり手入れが良いとは感じられないコースがありましたが、ここも少しコースが荒れ気味でした。

古いコースでしたがキクユ芝ではありませんでした。 種類はちょっと不明でしてところどころ斑になっていました。

立地的にはかなりhilly (丘陵地) な感じで、グリーンは硬いけどスピードは標準くらいかやや遅めでした。



ではいくつか写真をご紹介しますね。 今回は青ティーからのラウンドです。


まずは4番ホール、ここのパー3の青ティーの中ではいちん短い185yです。

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池越えのスリリングなデザインですね。

風が少し強めのアゲンストでしたので、軽い打ち降ろし分と鑑みて、約195-200yぐらいで打つつもりで5Wを選択しました。

ピンはグリーン右端に立っていましたが、私のドロー系のボールは風にも押されまして、グリーン左端にオン。

22歩(約15m半)の登って下る難しいラグ・パットを強いられました。 思ったより曲がりませんでした。

距離感は上手く合わせられたのですが、A側に80cmも離れて残してしまい、横のラインの易しくないセカンドパットを合わせすぎてB側に外して3パットしてしまいました。 いかんせん乗せたところが遠すぎましたね。

ここのグリーンはどれもそれほどアンジュレーションはキツくないように見えましたが、曲がらなかったりよく曲がったり、読みが難しかったです。
スピードは私の標準スピードに近かったので、安心感はありました。



こちらの9番ホールはレイアウトが面白いホールでした。
365yのパー4ですが、ドライバーで行くか刻むか選択を迫られます。

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写真にありますように、クリークが右から左に斜めに横切っているんですよね。
しかも向こう岸が微妙に高くなっています。

青ティーからクリークを越すには、近い右の方でキャリーで185yぐらい、左の方になりますとキャリーで220yぐらい必要になります。

私のドライバーは弾道が低いですから、ちょっとギリギリで失敗しそうな気配が大でした。
しかも私のボールはドロー系、左から右へクリークが遠くなっている逆のケースなら思い切って打っても行けるかも知れませんが、このケースは駄目です。

結局クリークの手前、左の方のフェアウエーへ180-200yで刻むティーショットを選択しました。

この場合、2打目が170-190yと長く残ってしまいますね。
しかも左にある小さい木を上から越すか右から回して交わすショットになります。

もし白ティーからでしたら、私の飛距離でも向こう岸を狙ってティーショット出来たかも知れません。


セカンドショットをグリーン右に外しまして、ほんの16歩(約11m) ほどの距離だったのですが、間にマウンドがあってグリーンは少ししか使えず難しいチップショットになりまして、寄せきれずパットも入らずボギーにしました。 (^^;



次の写真は、14番ホール371yのパー4です。

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フェアウエーが左に大きく傾いている左ドッグレッグ(と言うより全体に曲がったバナナ状)のホールです。

ドローボールで打っていくには最適という感じですね。

こういうホールに限って、いつもの様にドローがかからず真っすぐ行ってしまうのはマーフィーの法則でしょうか。(x_x)

右サイドの木に当たり右サイドの浅いラフに止まりまして、グリーン方向へは木の枝の下をぬって打っていけましたが、235yも残っていました。


3Wで低いボールを打ったところ、思いの外どんどん転がってグリーン手前の横に細いバンカーに届いてしまいました。

バンカーショットは寄り切らず5歩(約3m半)に。 パットも入らずボギーでした。



最後にご紹介いたしますのは、17番ホール 367yの強烈な打ち降ろしのホールです。

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ホールはやや左にカーブしていますので、左サイドの白っぽい小さい二本木の右上を越える感じのティーショットを打ちました。

このティーショットはよく飛びまして、残りは55yしかありませんでした。

しかしこのチャンスを生かしきれず、セカンドショットはグリーンをわずかに右手前に外してしまって5歩(約3m半)のパットを沈めてパーセーブがやっとでした。(x_x)

セカンドには90-100y弱が残る予定だったんですけどねー。(^^;



そんなこんだで、この日はショットが非常に良く打てていましたので、気持ちよくラウンド出来ました。
しかし、短くないパーパットはけっこう入ってくれたのにバーディーパットはかすりもしない日でした。

最近そういう日が多いかも?!



12/26/2012

ラウンド記録(オーク・クエリーの3)


ここは何度か記事にしておりますので「その他のラウンド」カテゴリーです。



私、このコース大好きなんですよねー。

タイトル画像の写真はこのコースの6番ホールで撮ってもらったものなんです。(^^)
あの私が乗っている岩は、今は無くなってしまいまして小さなサイズの岩に置き換わっています。

景観が素晴らしいですし、コースデザインもいわゆるintimidating (畏怖の念を抱かせる)なホールも多かったりしますが、決してトリッキーではなく、楽しくラウンドできるコースです。


Oak Querry Golf Club


Jensen Querryという大理石を切り出す鉱山だった跡地に造られていまして、傾斜からのショットがスコアの鍵になります。

グリーンは適度に止まりますが、ラフからのショットは粘くて難しいですね。



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こちらの写真は、4番ホールから6番ホールを見下ろすようなアングルで撮ったものです。
ゴルフ場に見えないですね。(笑)

左の渓谷の中に大きな池があって、(この位置からは隠れてますが)14番グリーンが浮くように配置されています。



ラウンド記録です。


青ティーのコースレート/スロープは71.9/133、パーは36・36=72です。

1 4  0   (18) 
2 5  0 5AL-②
3 3  /  5A  (28)
4 4  0    (24)
5 3  /  D9AL-②
6 4  2 D18A-①  (70y)
7 4  0  3-  (D15)  Sx
8 5  0    (D30)
9 4  0  ④  (40)

10 3  /  D3B  (U30)
11 4  0 UD14S-D3B-  (24)  (3パット)
12 5  0 D14S
13 4  0 UD23L-U②
14 3   D9B
15 4  0 ①  (9)
16 5  0 D4BL-① 
17 4  0 5A  (90y Sx)
18 4  0 12A

41(14)・40(18)= 81(32)


調子は悪くありませんでしたが、パットがもうひとつ入ってくれませんでした。

距離感は私の標準スピードに近かったので、安心感持ってストローク出来ました。


11番ホールは、登ってから最後の方で下りになる難しいパットで、登り切った辺りに残してしまい下りの難しい3歩を残してしまって3パットでした。

元々難しいホールなんですが、砂の入っていないのが分かっていて入れたくないバンカーに入れてしまったのも敗因でした。


6番ホールはティーショットを入れてはいけないフェウエーバンカーの縁のラフにミスしました。
このラフからはレイアップせざるを得ず、でした。



いくつか良いショットもありまして、この日のベストショットは例の14番ホールでのティーショットでした。

青ティーからは197yのホールですが、この日はピンも奥でティーも後ろの方、風もややアゲンストで220yぐらい打つつもりで行きました。

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もちろん3Wでフルショットです。
こういうのが上手く打てると気持ち良いですねー。

かなり低く出たんですが、カップの1yほど右にドスンとバウンドしてグリーン奥いっぱいまで転がりましたもののグリーン上で留まってくれました。(^^)



このコースの象徴になっている大きな岩、以前ラウンドしたときはもっと白かったと思うのですが、段々灰色がかって来ている様子です。

画像をクリックで拡大します。


こちらの写真は12番パー5の2打目地点付近で撮ったものですが、コースのいたるところでこの大きな岩が背景に入ります。(^^)


本当にダイナミックな感じがして、とても好きなコースです。(^^)




12/04/2012

Mashed Potatoes!!


なんでしょうねー。 (笑)


画像をクリックで画像元サイトにリンクしてます。



December 2012 The World Challenge
Graeme McDowell


http://youtu.be/wnY7wd6cKXc



October 2012 PGA Championship
Tiger Woods


http://youtu.be/fmc7h2LPqbI



June 2012 US Open
Jum Furyk


www.youtube.com/watch?v=aQEuOmbKOSc



February 2012 at&t ProAm
Tiger Woods


http://www.youtube.com/watch?v=4iYE-ihzqrw



Jan 2011 Australian Open
Tiger Woods


http://www.youtube.com/watch?v=VJZw3dUZyVU



October 2010 Ryder Cup
Bubba Watson, Dustin Johnson, Ricky Fowler, Tiger Woods


http://youtu.be/scFqpEW2p4c



August 2010 PGA Championship
Tiger Woods


http://youtu.be/oUXUFKK_xfI



11/30/2012

風がある日のゴルフ


先月、ラスベガスからの帰り途に憧れだったPrimm Valleyでゴルフをしたのですが、これが40mphはあろうかという強風でまるでゴルフになりませんでした。

それでも、スコアはつけませんでしたがせっかくですのでとりあえずプレーはしました。
まぐれバーディーが2個ほどあったり、8が2個もあったり、ダボ連発のゴルフでしたけど、それなりに楽しくはありました。

打ち降ろしの140yをハイブリッドの2番で打ったりとか、普段にない非日常的な感覚での楽しさではありますが、そんな中でカップにたまたま寄ってくれてもまぐれでしかありませんしね。 せっかくのトム・ファジオの素晴らしいコース設計は楽しむ実力がありませんでした。(^^;

~~~


そこまででは無理にしろ、「風がかなり強い」とか「中程度の風」とかっていう条件下で、上手に楽しくラウンド出来るようになりたいなぁ、という欲求は常にあります。

バック9ですが、あらためてそこそこ風が吹いている中で練習ラウンドしまして、遠い昔にホームコースの先輩に教えてもらったことを思い出しましたのでメモしておこうかと思います。


私の日本に居た頃のホームは、山岳コースでアップダウンも大きく、海に近いために風も強く吹くことが多いコースでした。
その頃の影響でしょうか、私はいまでも常に基本的に低いボールでゴルフをしています。
テクニックで低く打つというほどの腕もなく、単にクラブのセッティングと普段からのスイングによってやや低めのボールが出ているだけなのですけれども。

山のコースでは、ちょっとした尾根の影響とか、ちょっとした谷の影響とか、自分が今立っている場所の周りの木の影響とか、コースで風の通り道になっている場所とかで、風向きは一概には分かりにくいケースも多いのですよね。

パー3のティーには、風が巻いてしまうような地形も少なくないように思います。


風の見極めにはまず、風向きをできるだけ正確に把握すること、風の強さを把握すること、の2点が基本だ、と教わりました。
当たり前に聞こえますが、案外テキトーに流しちゃっているんですよね、難しすぎて。

その上で、自分のショットが受ける影響を出来るだけ正確に予測すること。ってことなのですが、これも難しいんです。

「このホールでこのぐらいの風だとあの辺をこのくらいのクラブで普通に打って狙うといいよ。」って実地で教わったりしたことも何度かありまして、その都度「すげーなぁ。」と思っていました。


教わったことで一番印象に残っていて、その後のゴルフに一番役に立ったのは、スコアカードのコース図の利用です。

無いコースと有るコースがありますが、スコアカードの裏にコースの全体図が入れてあるコースの場合は便利です。

こんな感じ。 (これはサンクレメンテのコースのスコアカードです。)

画像をクリックで拡大します。


図に入れてあります赤線のような感じで矢印と数字で、風の向きと強さを記入しておきます。

ラウンドがスタートする前から書いとくと一番いいんですよね。 クラブハウスの周りのなるべく高い旗とか吹流しとかを見て。

クラブハウスがコースで一番高い位置に建っているコースがすごく多いです。
しかも旗のポールはすごく背が高いので。


コース上で風を見るときにも、芝を拾って上空に投げてみたり、指を湿らせて上に突き出して涼しくなる側を確認するとか、みなさんやると思います。 でもちょっと低いんですね。

なるべく高い木の先の揺れ方を見るとか、グリーン上のピンの旗の揺れ方をみるとかもしますが、イマイチどっちに流れているか左右は分かるけど前後が掴めない時も多かったりします。

もっと上空の雲の流れる方向を見るっていうのは全体像を掴む上ですごく良いのですけど、例えばカリフォルニアですと雲も無い時が多いんですよね。


「上空の基本的な風向き・強さを図に描き込んで意識しておくとすごく良い。」って教わったのですけれど、これは本当でした。

基本的な大きな風を把握しておいて、ラウンド中に (上に書いたような方法で) 感じた風をこれに照合して、随時確認していくのです。
(時間帯で向きや強さが変わって来ているようなら、修正を入れます。 水色の線のような感じで。)


そういう風に、全体の風と照合しながら各ホールの風を確認していきますと、ものすごく確信して風を認識して行けるような気になってくるんです。


加えまして、地形を認識するともっと良いです。

例えばサンクレメンテ・ムニの場合ですと、Googleマップで確認しますとこんな感じになっています。

画像をクリックで拡大します。


スコアカードの図は、東北東を上にして描いてありますね。 東側には山の丘陵地があって、海(太平洋)は西側 (西南西) に広がっています。

日中~午後は、西から海風が上がって来ている時が多いみたいな感じですね。

15番ホールの辺りはコースで一番高くなっていて、木よりも高い位置で風の影響受けやすいのですが、風向きは見えやすいんですね。

しかし13番14番の辺りでは東から北の山の丘陵地の影響もあって風は巻きやすくてホール自体も斜面になってますし方向がジャッジしにくいみたいな感じです。


凪の前後で風向きが変わると思いますけど、ゴルフできる時間帯は大体安定して西から海風でしょうか。

この辺りでサンタ・アナ・ウインドって言われる強風(フェーン現象みたいなのの一環っぽいやつ)が吹くときはゴルフになんないぐらいの風でもうお手上げなのですけれど、でも、普段の海風が多少強めに吹いている程度であれば対処していけるようにしたいものです。(^^)


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以前ご紹介しました、私が使っているゴルフGPSのiPhoneのアプリですが、普段はこんな感じで、木やバンカー、池などのハザードまでの距離や、一番広い落とし所はどこかとか、グリーンまでの距離などを見て使うのですが、

画像をクリックで拡大します。


実はこの画面から人差し指と親指で抓むようにして縮尺を上げていってズームアウトしますと、コースの全体像が見られます。

こんな感じ。

画像をクリックで拡大します。

まだ 6番ホールに緑の虫ピンが立ってますね。

画像をクリックで拡大します。


事前にGoogleマップをコピーして持っていかなくても、その場で確認できちゃうんですよね。
これはけっこう便利だと思ったりしてます。

各ホールが独立して見えるだけのGPSよりも、風や傾斜をコース全体で感じるためのとても良いツールになると思うのです。(^^)


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もうひとつ、風に関しての ものすごく 有用な情報のリンクを載せておきます。


私がいつもお世話になっています、「パット・エイミング教本」の細貝さんから教わった風に関するシミュレーション結果の考察が、目からうろこの内容なのです。


細貝さんのウエブサイト、『パットの「お悩み」解決広場』に詳しく記載されています。

このサイトの、ゴルフよもやま話というコーナーのコラムの一つに、「ゴルフボール弾道シミュレーター」という題名のものがありまして、ここにお宝が書かれています。

(ちょっと見つけにくいかも知れませんので、直リンクを入れちゃいました。 細貝さんすみません。 そういうことでみなさん、見に行かれる場合には、サイトのいろいろなところに書かれております別なお宝にも目を通してみることをオススメします。 )


風は一般的には息継ぎしたりしますので一筋縄で行かないのが難点ですが、もし風が常に一定に吹いてくれたら、という前提で計算された細貝さんのシミュレーターの実験結果を頭に入れておきますと、比較的 風に強いプレイヤーになれること請け合いです。

もちろん計算はプロのショットを基準でのシミュレーションでありますため、スライス回転のボールやフック回転のボールを打てば もっと酷い結果が出てしまうのは、また別のお話です。(^^;

アゲンストでの飛距離の減少は思っていたよりも大きい。それに比べるとフォローで増加する飛距離は意外にもかなり少ない。横風により左右に流される幅はフォローで増加する距離と同程度か、むしろ少ない場合が多い
とか、
無風では106ヤード飛ぶ女子プロのPWが、風速10mの風の中だと、向い風で27ヤード短くなり、真横には13ヤード流されるのが、追い風の場合には、なんとわずか6ヤードしか長くならない!
とか、
意外にも、200ヤード飛ばすFウッドのショットでも100ヤードそこそこのPWのショットでも、ほとんど同じ「流れ幅」となる!
とか、
風によりボールが影響される距離は、飛距離には無関係で、そのプレーヤーの打球の到達高度に比例する

驚愕の (・・・でもどれも納得!の) 計算結果が山ほど記述されています。



是非、リンク先の細貝さんのサイトをご覧になって、ご参考にしていただきたいと思います。

マジですごいです。(^^)





11/28/2012

USGA、アンカーリングの禁止を提案


ついに具体的に動きましたね、USGA。

↓  クリックで、USGA.orgの当該記事にリンクしています。



USGAとR&Aが、今年初め頃から懸案に上がっていた中尺・長尺ロングパターの使用に関してどう扱うかという件で、一応の方向性を決めたようです。


内容としましては、中尺・長尺パター自体の使用ではなく、パッティングの際の「アンカーリングの禁止」と言う提案になった模様です。

具体的な文言としては、ゴルフルール14-1の変更という形です。
(正確には、現行の14-1を14-1aとし、14-1bにアンカーリングの禁止を謳う「追加」になるようです。)

上記のUSGAのサイトのリンク先に書かれていますので、コピーしてみます。

Proposed Changes to Rule 14-1
The proposed change would relabel current Rule 14-1 as Rule 14-1a, and establish Rule 14-1b as described below:

14-1b Anchoring the Club
In making a stroke, the player must not anchor the club, either “directly” or by use of an “anchor point.”
Note 1:  The club is anchored “directly” when the player intentionally holds the club or a gripping hand in contact with any part of his body, except that the player may hold the club or a gripping hand against a hand or forearm.
Note 2:  An “anchor point” exists when the player intentionally holds a forearm in contact with any part of his body to establish a gripping hand as a stable point around which the other hand may swing the club. 



14-1b クラブをアンカーリングする
ストロークを行う時、プレイヤーは直接に、もしくはアンカー・ポイントを使うことによって、クラブをアンカーしてはならない。

注記1: プレイヤーがクラブまたはグリップしている手を故意に体の一部と接触させてホールド(掴む)するとき、クラブは“直接に”アンカーされる。  しかしプレイヤーがクラブやグリップしている手を前腕部に対してホールドしたときはこの限りではない。

注記2: プレイヤーが故意に前腕を体の一部に接触させてグリップする手を固定させるポイントを作り、もう一方の手でクラブをスイングするとき、“アンカーリング・ポイント”が生じる。


一応、なるべく忠実に訳しておきました。
(Anchorの単語はそのままアンカーで訳してます。日本語として分かりにくくてすみません。)


こちらは、今の時点では4年に1度行われているルール改正においての「proposal (提案)」がなされた、という状態です。

最近の改正は今年(2012年)の1月に行われたばかりで、スタンス後に風でボールが動いた際のルールが変更されたことは記憶に新しいですから、次回の改正は2016年の1月になりますので、3年と少し後のその時に改正される方向で調整されていくというとこですね。



私個人的には、新溝ルールの時みたいに「まずPGAツアーのみで禁止」とか、シニアツアーではOKとか、(1ボール条項とかのように) プロとアマチュアのレギュレーションを分けるとか、っていう方向性を予想していたのですが、ゴルフルール改正に盛り込むということは一律全員に適応させるということになりますね。

ちょっと驚きました。

ゴルフ業界の経済的な活性化にもロングパターは一役買っていたことは事実ですし、腰痛を抱えたシニアのプレイヤーに広く受け入れられ、プレーできるゴルフ寿命を伸ばすことにも一役買っていたと認識していましたので。


また一部には、中尺・長尺ロングパターという道具自体を禁止にするとかの噂もありましたが、そうはならなかったようです。

で、道具は禁止じゃないとしたらどうやって使うのだろう?っていう疑問も湧きますが、

米国トップアマのランディ・ハーグ氏のように、長尺パターを使いサイドサドル方式でストロークするにもかかわらず、どこにもアンカーリングしていないパッティング・スタイルのプレイヤーも存在しておりますので、それなりに活用法はあるのかな、と思ったりしました。


今後約3年間でどのように調整されていくのか、注目ですね。


※ 追記: どうもこの発表と並行して、PGA及びヨーロピアンツアーのプロ競技に関しては来年度からすでに禁止にしようという意向になっている様子ですね。


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さらに追記。

USGA.orgのサイトに、分かりやすい図解入りの説明も出ました。
クリックして、リンク先をご覧になってみて下さい。

画像をクリックで元画像にリンクしてますので拡大で見られます。

*リンク切れしてしまいましたので、別のところのを貼っておきます。


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ついでに日本語のゴルフ用品界のサイトにもさっき(11/30)記事が出ましたので、リンクを貼っておきます。 ご参照下さい。

アンカーリング禁止って何?Q&A



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Golf Channelのサイトですが、プレイヤー数人やPGAの会長、オデッセイやLPGAなどの反応(コメント)が、こちらに載っています。

What They're Saying: Golf's Heavy Hitters React



同じくGolf Channelのサイトに、なんと1924年に遡るロングパターの歴史もトピックされていましたので、リンクしておきます。

How it all began: A history of the long putter



11/05/2012

ラウンド記録(ランチョ・サンホワキンの2)


ここは、4年以上前の独立記念日の午後に、2連荘の2つ目のコースとしてラウンドして以来でした。


ランチョ・サン・ホアキン (ゴルフコース)



つい最近、お友達になっていただいたサムさんとご一緒してのラウンドです。

画像をクリックで拡大します。


こちらがサムさん。RBZがよく飛びます。(^^)

私のとんでもない早朝にお付き合いいただきまして、ありがとうございました!


ムニシパルの、比較的ハザード類も少なくて距離も短めな、易しいコースです。
一つだけ厄介なのは、私がここ苦手にしているゴワゴワして硬いKIKUYU芝のラフとグリーン周りがクラブ・フェースを掴んでしまって思うように抜けない、ってところぐらいでしょうか。

典型的なLA周辺の古いコースで、William Bell氏の設計です。


Rancho Sun Juaquin GC
http://rsj.americangolf.com/


コース全体にフラットなコースです。

当時はブログを始めたばっかりで、記録も写真も少ないですしあまり記憶にも残っていませんでしたけど、午前中 90叩きのラウンドの後に連荘で行ったラウンドで、いきなり調子良くなったラウンドだったようです。


今回は、すごく叩いたんですよ。

ボールも1個で済んじゃいましたし、大きなハザード・トラブルもなくって罰打もなく、バンカーからもHRとかなくて、とてもトラブルのないラウンドだったのですがスコアは多かったんですよね。

画像をクリックで拡大します。



ラウンド記録です。


青ティーのコースレート/スロープは69.7/125、パーは36・36=72です。

1 5  0   (12) (30) 
2 3  /  U3A   (Sx)
3 4  0 U3A   (Sx)
4 4  0 2A  (31)
5 5  0 U18S-1A-  (3パット)
6 4  0 U17A-1B-①  (3パット)
7 4  0 3-  (18)
8 3 +3 /  U13S-2A-1-  (Sx, 4パット)
9 4  0 U5AL-2-  (3パット)

10 4  2 4-  (30)
11 4  1 7S   (24)
12 5  0 ©   (22) 
13 3  /  U15S-2A-  (3パット)
14 4  0 5A  (30)
15 3  /  ②  (26) 
16 4  2 D4A  (78y)
17 4  0 U10A 
18 5  0 ③  (20)

47(22)・41(15)= 88(37)


「こういう日もあるさ。」で済ませても良いのですが (←良いのか?)、せっかくですので考察してみます。


画像をクリックで拡大します。


まず、3パットがいつになく多いですね。そして、シヨートパットを沢山外しています。
でもそれは結果です。

どうして3パットが多かったかといいますと、はっきりはよく判りません。
強いて挙げますと、グリーンが思ったほど曲がらなかったこと、雰囲気で感じるスピードよりも重くて遅い場面が多かったことなど、ぐらいなものです。

アンジュレーションもキツくありませんし、速いグリーンでもなかったのですが、リズムが全く噛み合いませんでした。

ショートパットも、どれも入ってもおかしくないパットがカップに嫌われた感じでどうにも改善のしようが思いつかないと言いますか・・・。


次にやはりパーオン数が少ないです。

この距離のこの易しさのレイアウトのコースであれば、平均の8.15/18よりも多めの9-11ホールでパーオンしたいところですが、5ホールしかパーオンしていません。(うち2パットでパー取ったのが1つだけ。)

この日は、パットだけでなくセカンドショットもことごとくショート目でした。
もちろん打ち損じも多々ありますが、そこはまぁいつも普段から打ち損じを重ねつつも帳尻をあわせてプレーしているので、予定の範囲内です。

ではなにが違ったかといいますと、どうも芝に対応しきれておらずにすべてのショットで芝に負けていたのか、もしくは体のキレ的にこの日は腰が回っておらずに飛距離を落としていたか、その両方かな?と思われます。

ドライバーも酷いOBは免れたものの、心なしかよく飛んだ良いショットがほとんどなく無難な当たりが多かったように思いますので、芝だけのせいではなかろうと感じる次第です。



そして、今回のラウンドで一番に感じる不調だった原因はこちらです。

以前の、「ザ・ゴールデン8」という記事に書きましたいわゆるスコアにとってのクリティカル・ゾーンでの敗北、そしてそれはKIKUYU芝の影響が微妙に出ていた、という考察です。


久々ですので、あらためて図をリンクしてみます。



95%以上カップインする2フィート(約60cm)から、平均で25%がカップインする10フィート(約3m)までの、このゾーンが、
アプローチショット、パッティングを含めて一番に重要な「スコアリングの良し悪し」に大きく影響するゴールデン・ゾーンなのです。

カップから6フィートに寄ったボールは、PGAのプロの平均値でも50%しかカップインしません。
赤線のアベレージのアマチュアでは、なんと25%しかカップインしていません。

そしてこの日の私のチップショットは、酷いミスは(1回ありましたが) 殆ど無く、どれもこれも今いっちょ寄らない、6-12フィート(1.8m-3.6m) ぐらい残るチップショットが多発していました。

(逆に、4フィート(1.2m)以内に寄っていれば、アベレージ・プレイヤーでも60%以上の高い確率でカップイン出来ます。 3フィート(90cm)であれば80%ぐらい入ります。)


上手く寄ったのは12番のチップぐらい、上手くカップインしてくれたのは18番のパットぐらい、ということで、スコアに大きく影響するアップ&ダウン(寄せワン)の成功率がズタボロでした。

しかもチップショットはどれも3歩、3歩、2歩、3歩、5歩、4歩、0歩、5歩、4歩、2歩、3歩と、カップイン率の低いゾーンに集中していました。

これを外し続けたためにパーではなくボギー街道が続き、ショートパットのリズムが悪くなりファーストパットが長いケースのホールでも2パット目の2歩とか1歩を外しまくる、という感じになっていました。

リズムだけではなく、2パット目のショートパットこそは確実に決めていきたいパットであるにもかかわらず、ラインの読みやすい返しが残るのではなく、ファーストパットをショートしたためにセカンドパットもラインが未知になる、という悪循環も併発していました。

こういったショートパットに自信が持てない日は、特に意識してファーストパットをストロークして、できるだけ“返し”のパットが残るように、そしてなるべく短い距離が残るように攻めるようにしないと、漫然とスコアを増やしてしまうことになるのだなぁ、と痛感しました。


調子が出なくても崩さないゴルフ、というのを今年は頑張っているつもりですので、今回のラウンドは良いきっかけになったかも知れません。
(そうは上手く狸の皮算用が上手く行きますかどうかは、また別の問題ですが。)




10/28/2012

ラウンド記録(ブラックゴールドの4)


ここは何度か記事にしておりますのでその他のラウンド・カテゴリーで。

ブラック・ゴールド(ゴルフクラブ)
ブラック・ゴールド(ゴルフクラブ)の2
ブラック・ゴールド(ゴルフクラブ)の3


難しいんですよねー、このコース。
コース全体に傾斜がキツめなところと、グリーンがカチカチに硬くてチップショットが止まってくれないところが特に。
(ブログ始める前に行って90叩いてますし、バック9の練習に行って50打ったりもしてます。)


Black Gold Golf Club
http://www.blackgoldgolf.com/


Arther Hill氏の設計で、2000年に出来たコースです。

元シェルの原油採掘場所だったアップダウンのきつい立地に造られていまして、傾斜からの打ち方をやらなければならないショットを多数要求されます。

硬いグリーンと相まって、グリーン周りが特に難しいですね。 レイアウト的な狭さというのは感じません。



まずはラウンド記録です。


青ティーのコースレート/スロープは71.6/130、パーは36・36=72です。

1 4  0   (18) 
2 4  0 U2S
3 4  0 27B-U4A-  (3パット)
4 5  2 DS  (40) 
5 4  2 U9BS  (80y)
6 5  0 U7AL-①  (24)
7 3  /  6A
8 3  /  U9S  (20)
9 4  0 U34B-

10 3  /  S①
11 4  0 DS7A  (DD24)
12 4  0 U19AL
13 5  3 6B  (WH, Sx)
14 4  0 ④  (22)
15 4  0 ①  (16)  (Sx)
16 3  /  S12A  (Sx)
17 4  0 4A  (20)
18 5  0 8A

40(18)・41(15)= 81(33)


このコースのスコアとしては悪くないです。
過去の記事の方がスコアは良かったりしますが、ちょっとこのラウンドはパットが入っておりませんことと、バンカーで全く上手く行っていないことを鑑みますと、ショット自体はこちらの方が良かったかなと思います。
(白ティーからで、しかも雨の後でグリーンがよく止まった日は例外です。)


13番はカート道のすぐ左のブッシュで、そう悪いティーショットではなかったのですがアンプレでした。

出だしの2番ホールでバーディーパットが入らなかったのが痛かったです。その後のリズム的にも。

3番の3パットは、距離感的には上手く打ったのですが、例のこのコースのディズニー・ファクターを計算に入れ切れませんで、するする~っとピンハイながら4歩も離れてしまいました。(^^;


9番ホールは、セカンドのライの状態が悪く、しかもピン方向にはあごの高いバンカーが口を開けていましたので、グリーン左サイドに判って打っていったのですが、それでも34歩(約100フィートちょっと)のパットは長かったです。
これを2パットで行けたことがすごく嬉しかったですね。(^^)


10番ホールは 例の5番Wでフルスイング、たまたまカップの右約40cmに付けました。
距離もよく分かっていないクラブですから完全にまぐれですけど、2Uで打つと止まってくれないグリーンですから、5Wで高く上がることの恩恵は感じることが出来ました。

15-17番の3連続ボギーは、どれも悪い組み立ての攻めではなかったのですが、グリーンを外すと厳しい罰が来るこのコースの洗礼を食らった感じでしょうか。


18番ホールも、良いのを二つ打ちましてパー5の3打目が約35yまで来ていたんですよね。
池越えを、あまり池にかからない良い位置に運んでいて、チップショットも止まらない分を上手く計算できて思ったように打てたのですが、マウンドの傾斜のでの曲がりが思った大きさで行ってくれませんで、ディズニー方向に流れ8歩も残ってしまいました。

この辺はもうちょっと近くに付けたかったですけど、ここのグリーン周りは難しいです。



いくつか写真も貼っておきますね。


こちらは8番ホールの長いパー3をグリーン方向から撮った写真です。

画像をクリックで拡大します。


この日は黒ティーの位置に青ティーが来ていましたので、約225yありました。

遠くに見えているのがティーで、一番上から打ちました。

3Wで打ってなかなかに良いボールを打てたのですが、少しアゲンストの風だったこともありましてか、グリーン手前のわずかに届かないラフでした。カップまでは20歩ほどでしたが、このチップショットは芝に食われて大ショート。 ボギーにしました。



こちらは10番ホールのパー3を11番に向かって登る途中のカート道から撮りました。

画像をクリックで拡大します。


こちらもこの日は一番後ろの黒ティーからで195yありました。

池の向こうに写っていますのが、18番のグリーンです。

この写真の真っ直ぐ後方ぐらいにディズニーがあるんですが、見えやしません。(笑)



それから最後に17番ホールのセカンド地点。

画像をクリックで拡大します。


この日はティーショットがよく飛びまして、今まででは一番残り距離が短かったのですが、
歩いて登ったらゼイゼイ言うような急な斜度の上りで、グリーン前には小さいけど深いバンカー。

私の残りは120yでしたが、3クラブは大きいのを持って・・・ 7番アイアンで打ちました。

まぁまぁのショットを打ったんですが、つま先上がりの左足上がりですこーし安全サイドの右に外れまして、これもカップからは20歩ぐらいのチップショットを残したんですが、寄せきれずに4歩を残してパーが取れませんでした。

これで風吹いてますと、距離のジャッジがものすごく難しいです。

「この壁は、ペブルビーチの6番ホールの2打目みたいだよなー。」なんて、一緒に行った友人たちと回想しながらラウンドするのがまた楽し、って感じで、気の置けない友人達とのゴルフっていいですね。(^^)




10/26/2012

空からサメが?


このニュース、ちょっとローカルで面白かったのでご紹介します。

Live Shark Rains Down on California Golf Course, Worst Golf Hazard Ever



私のうちからそう遠くない、サン・ホワン・キャピストラーノにあります、サン・ホワン・ヒルズっていうゴルフコースでの出来事です。


記事をクリックして読んで頂きますと、今週の月曜日の午後の4時頃に、12番のティーに生きた体長60cmぐらいのサメが居るのを、マーシャルの人が見つけたそうでして。

プレイヤーじゃなかったんですね。

クリックで元記事にリンクしています。


ゴルフカートに積んでクラブハウスに戻り、バケツに水入れて塩を少し入れそこにこのサメを入れて置いて、あとで海に放しに行ったそうなんですが。

これはここらへんではLeopard Shark (レパード・シャーク) と呼ばれるサメなんですが、
日本だとなんだろう? トラザメですかね? ネコザメですかね?

私の日本のホームコースの近く、伊豆の海にもこんな感じの似たのが居ましたっけねー。



このコース、私も2度ほどご紹介しております。

サン・ホワン・ヒルズ (ゴルフ・クラブ)
ラウンド記録 (サン・ホワン・ヒルズの2)


すごく海に近くて、真夏でも涼しくプレーできるコースです。

適度にアップダウンもあって、なかなかに楽しいコースなんですよね。


で、なんでこんなことが起きたのか? という理由は定かではないのですが、クラブハウスの人の予想が記事に書いてありまして、

サメの胴体に少し傷があるので、こいつを捕まえた鳥が運ぶ途中で重くなって落としたんじゃないか?ということでした。


海が近いですし、そういう可能性は高そうです。
竜巻で巻き上げられるってのよりは信ぴょう性ありそうです。

結構な時間、水なしで大丈夫なんですね。 びっくりしました。



しかしあれですね、ティーショットを打とうと構えている時に、これが上から落ちてきたらぶったまげますね。(笑)

ものすごく運が良かったのかなんなのか、このサメ君は無事に海に戻してもらえた様子です。(^^)




10/18/2012

Great Big Bertha II 5W (DG S300)


私、(何度も書いておりますが) 実は長年フェアウエー・ウッドがとても苦手で、歴代のクラブはどれも1番2番アイアンを揃えるくらいのアイアン・マンでした。
(アイアン・マンっていうと聞こえが悪くありませんが、ウッド苦手マンでした。)

ところがですね、いわゆるハイブリッドと呼ばれるクラブの、テーラーメイドのレスキューの2番を使うようになったのがきっかけで、ハイブリッドの4番が今やバッグで主力のクラブになり、その延長でトライした3番ウッドがすごく好きになりました。

その3番ウッドの記事は、こちらにあります。

 「Great Big Bertha II 3+W (Aldila NV 75X)


ロフトが13度、長さは43 1/2インチ(測り方によっては44インチかも知れません。)、シャフトは78gの硬さX、かなり小ぶりのデープフェースのヘッド、ということで難しそうなクラブに聞こえますのですが、これを導入してからゲームの幅がすごく広がりました。(^^)


私はロング・ヒッターでもハード・ヒッターでもありませんで、ヘッド・スピードはあんまり測りませんのでアバウトですが、今年あたりでは90マイル(mph)前後しか出ていません。 40m/sぐらいの換算でしょうか。

でもこのクラブはとても相性が良いです。(^^)


求めている結果があまちょろけであんまり高い精度を求めておらず、まぁまぁの結果で満足するから不満が出ないと言う面もあろうと思います。

大体210-230yぐらいを打つ時に使いますので、例えば多少トップ気味とかダフリ気味で180-190yとかでもまぁOKな感じの状況でのショットが多いですし、基本的にそれほど高く上がらないクラブですから左右への怪我があまり大きくありません。
私のスイングのせいで、ミスは左へのミスが多いんですけれどもね。

とても良いショットが打てた時の爽快感は他のクラブには代えがたいものがあります。
ドライバーでグリーンを狙うことは殆どありませんですし。


ここ最近でも、ここの10番ホールとか、ここの13番ホールとか、僕たちには良い思い出が沢山あります。(瀑)



3W があまりに好き過ぎて、5Wを試したくなっていました。
つい先月の記事にも書いてましたよね。)

いつも行くゴルフ屋さんの大セールがある時に、普段倉庫にある新旧クラブが大量に表に出てきます。
先週末にその大セールがありまして、$19.99でしかもさらに20%引きという価格で入手できてしまいました。

画像をクリックで元サイトにリンクしてます。


買ったのは真ん中の5番ウッドだけです。


スペックはこちらです。
http://www.callawaygolf.com/global/en-us/golf-equipment/classic-golf-equipment/great-big-bertha-ii-fairway-woods.html

ロフト角が18度、ライ角が57度らしいですね。
42インチでバランスはD2ってなってますけどリシャフトしちゃいますので、D8ぐらいになるかも知れません。


このクラブにはオリジナルのGBB SYSTEM 60というシャフトの硬さStiff (FIRM FLEX)のものが挿さっていましたので、とりあえずバック9の練習ラウンドで2回ほど打ってみたのですが、2発とも低いスライスが出て私には到底使えませんでした。

画像をクリックで拡大します。


それでまぁ、すぐにリシャフトをお願いしました。

ゴルフショップのクラフトマンさんに、「どのシャフトにするの?」って聞かれて、
「Aldila NVの85Xか、もしくはダイナミック・ゴールドのS300のウッド用を、42インチ(半)合わせでお願いします。」って言ったら、

「マジで?!」と聞き返されてしまいました。

無理もないですね。 悪気ではないと思いますし、私の体格のスペックには聞こえませんもの。

どちらにするか迷いましたが、DGのS300の方にしました。
以前 3Wで実験して、こちらのスチールの方が上がりやすかったことを覚えていたからです。

私はあまり上がるボールを好んでいないのですが、5Wは多少上がった方が特色が出るな、と思いまして。

ちなみにリシャフト代は$15でした。 (割引してくれたのかな?)


そんなこんだで私のバッグに少なくともしばらくの間は常駐するようになったのがこちらの5Wです。(^^)

画像をクリックで拡大します。

画像をクリックで拡大します。


むふふふー。 良いクラブですねー。(^^)
全然フックフェースじゃないので構えやすいですね。


まだドライビング・レンジで30球ぐらいしか打っていませんが、芝に多少沈んだライでも打ち込んで行けるみたいですし、ちゃんと打てば思っていたくらいの高さの弾道で190-210yぐらい飛んでくれているような感じです。(この辺、距離はまだアバウトです。)


距離的に、ユーティリティーの2番と少々被りますし、バッグの中身もとりあえず15本になっちゃうんですけど、

どういうライでどっちのクラブが有利か、どういう状況でどういうミスが出やすくてどっちが安全か、そのあたりを見極めつつ、しばらくコースで使って行ってみたいな、と思いました。



10/05/2012

セカンド・ショットの考察 その2


現状、私はラウンドで平均して約8回GIR(パーオン)でグリーンオンします。

既にティーショットなりに大きなミスがあって、ボギー・オン狙いですけれどもグリーンまで60y以上も残す場合のショットも含めますと、大体ラウンドに9-10回は打つショットのことを考えておりまして(パー3のティーショットも含めますし) 、かならずしもセカンド・ショットだけではないのですが、便宜上タイトルはセカンド・ショットの考察といたしました。

いわゆるグリーンに向かって打つアプローチ・ショット(英語で言うapproachで、主にパー4の2打目のことを指します。) を打つ際のテクニカルな問題を自分なりに考えてみました。



当ブログでは何度かこのことを書いておりますのですが、

・・・私のセカンドショットは高確率でピンよりも左に行きます。

・ D-Plane流に真っ直ぐなボールを打つ
・ 第4象限(IV)を有効利用
・ 練習場とコースでのショットの違い
・ セカンド・ショットのクラブ選択


正確には、必ずしもピンを狙って打つ訳ではありませんので、目標よりも左へ行くと言うべきかも知れませんが、まぁなにしろ高確率で左サイドに行くわけです。

D-Planeの記事では、修正する糸口が見つかるか?と思ったりもしましたが、まだ見つかっていません。


よく一緒にラウンドする友人はそんな私のショットをいつも見ていますから、「もう少し右を狙ったらいいんじゃね?」って思いますよね。

何度かそう聞かれたこともあるんですが、「少しだけ右狙うじゃん? で、大きくミスしちゃうんだよねー。(笑)」って答えてます。 まぁ実際そうなんですよ。(^^;

少しだけ右にずらして狙うはずが、気持ちクローズ気味になってしまうためかどうか、かえってフックが大きくなってもっと左に行ったり、そのまんま真っ直ぐ右に逸れてみたり、滅多に打たないスライスで出て行ったりとか。 収拾付きません。

まぁそれでいつも、(自分なりに) 真っ直ぐ構えて真っ直ぐ打って、結果的に左サイドに結果が集中するまんまでラウンドしています。



そんな折、いつも楽しく記事を拝見させていただいていますチチ・ロボリゲスさんの「メタボリックがとまらない ver.2」というブログに、

まっすぐ構えるという事」という記事が書かれまして、「はた!」と思ったのです。

引用いたします。
20年以上前に受けた数学の授業を思い出そうと、Googleで三角関数を調べた。サイン・コサイン・タンジェントである。
何を調べたかったのかというと、ずれた構えが方向性に与える影響なんですが、調べていたらホェーッという感想を持った。


目標から左右10ヤードまでOKとすると、100ヤードの距離だと6度ずれまでならOK。
これが200ヤードだと、半分の3度ずれまでならOK。
ちなみに6度とは、時計の針で1分である。


時計の針で1分のずれなんて、ほぼ真っ直ぐに近いと思う。
練習場で、ボールが右に出たからと言って左を向いたら、確実に今度は左に行き過ぎる。


ボールの位置で修正した方が良さそうだ。

確かに、グリーン上にボールが残ってくれる程度のズレですと、左に3y-15y以内ぐらいのズレなんですから、これを右へ向けようと思ったら、右に約10yの目標修正が必要で、これは時計の針で1分の角度右へ向かなくちゃいけない訳ですね。

iPhoneの電卓でタンジェント6度ってタイプしてみますと、0.10510424......って出ますから、確かに100yの距離で10.5yのズレですね。


1分(角度で6度)って、小さいですよね。
ロボリゲスさんに良いことを再認識させていただきました。

しかも私のスイングは、(マシンの分析によりますと)インパクト時にフェースが5度とかあるいはもっとオープンで、インサイドアウトにクラブフェースがボールにアタックしてきてやや右から出て左へ曲がる回転のボールを打っていたりします。

ショートアイアンですと、かなりまっすぐの弾道のボールには見えますが、その実は左回転が入って飛んでいる様子です。

構えたクラブフェースの角度で考えたら、私にとってはちょっと誤差範囲かも知れません。


この時計で、目標が12時方向だとしますと、秒針が指している角度にずらす訳ですよね。


さすれば・・・、意識して右に目標を修正してとろうと試みると、必要以上に右を向いてしまい、ともするとスタンスのラインはともかく肩のラインが6度以上に右を向いてしまって、結果的に方のラインがクローズのままスイングするのでフックが強くなるとか、さらにスタンスも右を向きすぎていればそのまま狙ったより右に向かって真っ直ぐ飛び出すとか、そういう現象が起きている訳なのか!

とか思ったんです。



しかしですね、ことはもう少し複雑でした。


セカンドショットではなくてティーショットの画像で恐縮ですが、8月のムーアパークでのラウンドの写真に、時計の文字盤っぽいイメージを描き込んでみました。
(少し見にくいですが、是非別タブで画像を開いて拡大してご覧になってみて下さい。)

画像をクリックで拡大します。


このホールは186yのパー3でしたから、6度右を狙いますとグリーン上では約19.5yも右を狙うことになります。

19.5y? ほぼ20yですねぇ。

黄色の線は6度のイメージで引いてみましたが、グリーンの大きさが60y位だという事実から逆算してみて、これですと実のところ3度ぐらいでしょうかね?

時計の文字盤が地面に寝ますと、角度のイメージが大きく違ってきます。

時計の文字盤で1時の方向(分で言いますと5分、角度で30度です。) は、上の写真のこちらを向いている時計の文字盤で見るとグリーンの右端ぐらいに外れるくらいな角度に感じますが、一方、下の写真の地面に寝ている1時方向を見ますと、グリーン右のカート道のさらに右の方向へ外れていることが想像できます。

それもそのはず、タンジェント30度で計算してみますとピンの位置から約107yも右へズレることになっています。

1時の方向、たったの5分で、そんなに右に行っちゃうんでしょうか?

行っちゃうんでしょうか?・・・って言ったって、物理法則には逆らえません。



なにやら、実際にやらなければならない修正と、構える際の感覚とのズレとか錯覚みたいなものが存在しているような気がします・・・。


このことを踏まえまして、少し右に狙いを修正する、もしくはグリーンの右サイドを狙う、グリーンの左サイドを狙う、と言った(左にずれちゃう私の問題は抜きにしても) 日常的にラウンド中に発生するエイミングの問題として、もう少し違ったアプローチ(取り組み)の仕方を考えてみたいと思います。


そもそもですね、私の場合はエイミングの時に、まずボールの後方に下がってみて狙いをつけて近くの地面にスパットを見つけ、そこに向かってラインをイメージしてスタンスを決めていますが、

その上で、景色ですとかレイアウト、さらにはウォーターハザードや木や風の存在、そしてさらにはライの傾斜や芝目の方向、ティーマーカーの向きやグラウンドの向いてる方向とか、もうそれはいろんなものに影響されてセット・アップしていますので、

時として、セットアップして構えた後に「なんか体が捻くれているようなしっくりしない状態」みたいな感覚に襲われることがありまして、そういう時には必ずと言っていい程ショットがぶん曲がっちゃったりします。

バック・オフして仕切り直せば、って思いますけど、そのまま打っちゃう時が多いんですよね。
ミスショットして曲がってから思い出すといいますか。(^^;


すなわちですね、もし構えるときに目標とするスパットを変えさえすればその向きにちゃんと向けるぐらいであれば、エイミングに苦労はしていない、ってことになりますよね。

あまりにも感覚の狂う要因が多いわけです。

従いまして、以前記事にしました練習場とコースでのショットの違いみたいなことが、私には重要になって来ます。


しばらくは、自分の中で目標にまっすぐ構えて真っ直ぐ振っているつもりのセットアップで高確率で多少左へズレつつのラウンドを続けざるを得ませんが、この辺りのことを念頭に置きつつ試行錯誤していけば、ひょっとすると微調整が出来る一つ上のテクニックを編み出すことが出来るかも知れません。

(続く・・・かも。)



10/01/2012

バッバとポールターはPGAの歴史を変えるのか?


この記事ねー、私も以前から同じことを思っていまして今回のライダーカップで「うん、うん。」って思っていたんですよ。




私は野球とかフットボールが好きですので、観客を喜ばせる、興奮させる、魅せる、スポーツエンターテイメントとしては、こういう方が好きですねー。


米国の観客が騒がしいのは今に始まった話ではなくて、2月にアリゾナ州ののTPCスコッツデールで行われるフェニックス・オープンではゴルフトーナメントの観客がらんちき騒ぎに近いすごい歓声で盛り上がるのは有名ですけど、このライダーカップもいつにも増してすごい歓声でした。


(もちろん、本来の戦いとしても今回のライダーカップは随所にスーパーショットが見られて迫力満点、大満足でした。 でもこの記事ではその点はさて置きまして。)



今回ちょっと違ったのは、バッバが1番ホールのティーショットを打っている “最中にも” 歓声がずっと続いていたところですね。

バッバが観客に要求しましたので、成り立ったわけなんですけれども。


こちらに動画があります。



カメラのシャッターの音で打てないとか、ものすごくか弱いプロスポーツって感じしますよね。
既成概念を外して考えてみますと。

バッバもなんてことなく打ってますし。

歓声が続いている中で打てば、突然のシャッター音に「ビクっ!」とかなることもなくてかえって良いのではないでしょうか。(^^)


これ、私がTV見ていた限りでは、バッバより先にイアン・ポールターがやったんですよね。
土曜日の対戦で。

(追記:コメントをいただいて判明しましたが、どうやらその前の金曜日にバッバが観客に要求したのが最初で、土曜日にポールターが応戦したそうです。「俺にもやってくれよ。」って感じではなくて、「どうだやってみろ。」的なジャスチャーだったのですけど、ポールターはいっつもそんな感じですもんね。(^^))


応援する観客と言うよりも、野次る観客を煽るような感じで 「(騒音を) 続けたらどうだ?」「ほらどうした、音が小さいぞ?」みたいな感じのジャスチャーして、歓声が続いたまま打ったんですよね。

その直後のバッバが、「あれ?俺んときは歓声やってくんないの?」みたいな感じで続きまして。

最終日のスタート時には、バッバが完全に自分のものにしていました。(笑)



私は個人的にこのノリは好きです。(^^)

(私には歓声送ってくれる人居ませんけど、例えば後ろの組みの人がうるさかったりしても全然気にならずにティーショット打てます。 ですからまぁ、ほとんどのプロはもっとずっと大丈夫なんじゃないかと思うんですよね。)


9/29/2012

ニューポートビーチ (カントリークラブ)


こちらは、チャンピオンズ・ツアーの東芝シニア・クラシックが開催されているプレイベートコースです。

今年の東芝クラシックは50mphはあろうかという暴風雨の日があった中、驚異的なことにトップ集団のプロは-6とか-7のアンダー・パーでプレーでラウンドしていましたことが、記憶に新しいです。
グリーンが柔らかくなっていたこともあったのでしょうか。 凄いですねー。

コースがあることは知っておりましたが、なにしろ立地的には超高級住宅街の只中でしかも海沿いのPacific Coast Highway沿いとありまして、メンバーさんは超お金持ちばかりのプレイベートコースでありまして非常に敷居が高く、近くて遠い存在のコースでした。(^^)


Newport Beach Country Club 
http://www.newportbeachcc.com/


1953年の設立で非常に古い歴史あるコースです。

ロサンゼルス周辺の古いコースに典型的な、William Bell氏の設計で、キクユ芝のファエウエーとラフ、ベントとポアナの混合のグリーンです。

後に、Harry Rainville氏とそれから後にTed Robinson氏によって、何度か改修されているそうです。

メンバーの方に聞いたんですが、最近ベン・クレンショーにも改修を頼んだのだそうですが、直すとこないよ!って言って請け負わなかったそうです。


ラフのキクユ芝の強いところに行きますと、グリーンへたった15yのアプローチも振り切って打たねばならず私にとっては驚異的に難しくなりますね。 逆目だったらもうお手上げです。


コース的には、コースのサイトの写真を見ていただいても分かりますが、スロープの数字も大きくありませんし、フェアウエーも広々として、ハザードも目立って多くはなく、セパレーションの木々も密集したところはあまりありませんで、とてもゆったりとした気持ちのよいコースだと思います。

ただし、噛めば噛むほど的なコースなのでしょうか、すぐ隣りのPelican Hill のようなワクワク感のするデザインではありませんでした。

これだけ海に近くて、どのホールからも海が見えないというのもその辺りのことを象徴していると言いましょうか。



それではいくつか写真をご紹介していきますね。

今回は青と白のコンボ・ティーからのラウンドです。


まずはスタートの1番ホール、青からで339yの短いパー4です。

画像をクリックで拡大します。


写っているのが、今回招待して下さったマイクさんです。

後方にホテルが見えます。 海を背にして打っていく方向で、2打目からは左へドッグレッグしています。フェアウエイ・バンカーのやや左へドローで行っていくとちょうどよいですね。

私はティーショット、2打目とも無難に良いショットを打って、ピンハイの9歩(約6m)。グリーン左手前のガードバンカーを避けた感じです。

このパットが入りかけたのですが、少し強すぎてカップから跳ね出てパーの無難なスタートでした。


しかし無難だったのは最初だけ、この後3番4番と連続で池ぽちゃなどもあり、沢山ダブルボギーを打ったのでした。



次の写真は、418yの6番ホール、グリーンから振り返って撮った写真です。

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このホールではドライバーを左に曲げまして、セパレーションの木の後ろから大きなフックでフェアウエーに戻しまして、約65yの3打目勝負でした。

この日は本当にショートパットがことごとく入りませんでしたが、写っているボールの4歩(約3m)のパットは運良く入ってくれまして、1番ホール以来のパーが獲れました。

ホールは広々としていますよね。



こちらの写真は13番ホールのパー3、青ティーからで170yです。

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確かピンが奥目で風がアゲンスト、185yぐらい打つ計算だったと思います。

例の前記事のレスキューの3FWを使ってみましたが、見事にフックしてグリーン左サイドの(写真では木の後ろに写っている) マウンドに造られているバンカーに入りました。

かなり曲げ過ぎです。

バンカーショットはまぁまぁ悪くない感じで出ましたが、寄せきれずにボギー。



そしてこちらは17番ホールの美しいグリーンです。青ティーから185yのパー3。

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ここは、上手く打っても奥のピンにはやや短いかなー、と認識しつつユーティリティーの4番で打ちまして、予定通り? グリーン真ん中やや手前にオン。

池が右サイドでしたのでなんとか池ぽちゃせずにすみました。(^^)

2段グリーンの下から、あわや入りそうになったファーストパットでしたが微妙に外れた後、するすると2歩(約1m半)も離れてしまいます。

この返しのパットを外して3パットのボギーにしてしまいました。



さて、最後にご紹介いたしますのは、18番ホール510yのパー5の3打目地点です。

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本当は3打目地点(かむしろやや後方)なのですが、私はティーショットをまたまたぶん曲げていましたので、こちらが4打目でした。

非常に美しく造ってあるフィニッシング・ホールですね。


ただこの写真も海の方を向いているのですけれども(正面の方と右サイドの方向が海です。)、全く海が見えませんです。 (ゴルフカートで行ったら2-3分で海に出られる位置なのに。)



トーナメント・コースということで、かなり入れ込んで行ったのがスコアには災いしました(?)が、ちょっとそこ居らへんのムニシパル(市営) のコースの管理がちょっとよくされている版、って言う印象を受けたことは正直否めませんでした。


マイクさんがもしまた誘ってくださったらリベンジに行くかも知れませんが、年収が私と30-1000倍は違おうかという方々のプライベートコースですので、居心地良くないのでもう行かないかもです。(^^;