3/31/2011

インダストリー・ヒルズ (ベーブ・ザハリアス) KIAクラシック直後


こちらはまだ3月31日です。

前記事サンドラ・ガルちゃんの優勝に触れましたが、先週末のLPGAトーナメント、KIAクラシックは私のオフィスからもうちからも車で30分以内ぐらいのところにある、Industry Hills Golf Clubで行われました。

ってことで、トーナメント直後のコースに行ってみようじゃないか。って、取引先の方(アンディ)から連絡がありまして、仕事は半休を取って行ってきました。(^^;


ここ、Industry Hills Golf Club at Pacific Palmsは、USオープンのクオリファイアーなどのトーナメントが行われたりしていて、なかなかに良いタフなコースなのですが、LPGAのトーナメントは初じゃないでしょうかね?

KIAクラシックは、昨年まではカールズバッドのラ・コスタ・リゾートで行われていましたが、今年からこちらに移ってきました。


Industry Hills Golf Club at Pacific Palms (Babe Zaharias Course)
http://www.ihgolfclub.com/babe.htm


インダストリー・ヒルズには二つの18ホールがあり、アイゼンハワー・コースの方は、今までに2度ほどご紹介いたしておりまして、今回行ったのは、もうひとつのベイブ・ザハリアス・コースの方です。

私はブログを始めるより前の3年半ほど前に一度行きまして、94とか打って叩きのめされた記憶があるコースです。
ベーブの方は、非常にタイトなデザインなんですよね。 (アイクの方はどちらかというと距離が長くてタフなレイアウトです。)



2時半からのラウンドで、なんとなくうきうきしながら訪問いたしましたが、期待は裏切られませんでした。

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駐車場からコースへのWelcomeゲートがまだ残ったりしてます。(^^)


さらにさらに、18番のフィニッシングホールにはまだスタンドが残っていて、撤去作業を行っていました。

画像をクリックで拡大します。


左の方に、18番グリーンの旗が見えますでしょうかね?

グリーンサイドまで歩いて行って、スタンドがあまりにもグリーンに近く設置されていることに少々驚きました。


KIAクラシックのハイライト映像。↓




さて、ここで気になりますのは、どのホールとどのホールがどの順番でプレーされたか?です。


これはもうラウンドする前のお話なのですが、LPGAのページや、TV放送で見た場面(ただし土日に放送されたのは12番以降だけでした。)などからの情報で、

・ アイクとベーブを9ホールづつ使った。
・ パー73の6,700yでセットされた。
・ フィニッシュはアイクの18番。
・ 15番のグリーンサイドには池。
・ ベーブの1番2番は使いようがない。

などの点を手がかりに、Google Mapで検討してみました。

画像をクリックで拡大します。


面白いですから、是非拡大してご覧になってみてください。

使われたのは、白丸で囲んだ、アイクのバック9と、ベーブの3番-11番ホールであることが容易に想像できます。
コース北側の方は、ケーブルカーのラインも写っていますが、とても急傾斜なところも多く、またインターバルも長い場所があって歩くのが大変なのです。(プレイヤーにも、ファンにも。)

以前の記事でご紹介しましたアイクの2番ホールとか、ベーブの13番ホール池越えのパー3とか、楽しいホールも沢山あるんですけどね。


で、結局、
Ike 10th, と、Babe 10th, 11th, それに、Babe 3rd, 4th, 5th, 6th, 7th, 8th、がフロント9で、
Babe 9th, と、Ike 11th, 12th, 13th, 14th, 15th, 17th, 18th、がバック9としてプレーされたということで間違いなさそうです。


・・・ということは、今日は3番-11番はトーナメントセッティングに近いコース・コンディションでプレーできる?!ってことになりますです。(^^)
(実際にはトーナメント終了から2日経って3日目ですから、グリーンはその分遅くなりますね。 状態を復帰させるために刈り込まないでしょうから。)



それではいつものように、コース写真もいくつかご紹介していきます。


まずは、1番ホール361yのパー4です。

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このティーイング・グラウンドの後ろにはすぐ通路でスペースがありませんから、このホールはトーナメントには使えませんですね。

え? ここからスタート?
っていう感じの崖っぷちにティーがあります。(笑)

谷の向こう側のフェアウエーはターゲットとしては狭く見えますが、右へドッグレッグしながら急坂で下っていきます。

私のボールは真っすぐ行って左サイドのフェアウエー・バンカーに捕まりましたが、これは上手くグリーンのカラーへ打てて2パットのパーでした。



次にお見せしますのは、いよいよトーナメントで使われた9ホールに入ってのベーブ3番ホール(KIAの4番ホール)、383yのパー4です。

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写真は、ティーではなく100yぐらい進んだ地点のカートから撮りました。

右の椰子の木群の下は池になっていて、椰子の木群の右側には5番ホールのグリーンがあります。
このホール自体のグリーンは、椰子の木群を右に回りこんだ裏っ側のところにあります。

このところ池づいてしまっているのかどうか?
ドローで打ったはずのボールは真っ直ぐに池に向かってしまいました。

グリーンは椰子の木群の真裏ですからどうしようもありません。
池の手前にドロップして、60yぐらいのチップアウトでレイアップ。
残りの80yに賭けましたがビタッとは寄らず、ダブルボギー。
(でもこの日崩したのはここだけでした。)


今、写真見てて思い付いた!

プロだったら、池を横切った地点から60-70y下がってドロップして、グリーンまで160yぐらいにしてスライスで 3オン(1ペナ込み) 狙えるじゃん?
(もっとも、私の場合は右が池のグリーンにインテンショナル・スライスで攻める技は持ってませんが。(^^;)



で、その5番ホールのグリーンがこちらです。 401yのパー4。

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椰子の木に囲まれた、非常にきれいなグリーンです。
KIAクラシックでは、ここが6番ホールだったわけですね。

ここはドライバーがものすごくよく飛んで、残りは118yでした。
グリーンは少し2段ぽくなってますね。

2打目、少しThin(薄く)に入りまして、低く出て飛び過ぎてしまってグリーン後ろのバンカーの左に。
後ろも池ですから、危ない危ない。

グリーン面まで傾斜を登って、グリーンはカップまで下っているピッチショット。
寄らないよなー、と思いつつ打ったボールはピンにまともに当たり、命拾い。(^^)



7番ホールは非常に長い241yのパー3です。

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黒ティーからはなんと300yあります。(笑)

KIAクラシックでは 8番ホールになっていたわけですが、LPGAではどのティーからプレーされたのか? ちょっと興味が沸きますね。

白ティーからでも、218yあります。

(追記: あとで調べて分かったのですが、178yでプレーされていますのでティーですね。)

私のティーショットは実測230yぐらいでしたので、3Wで打って行きました。
右側に写っています低い木の上あたりを通過して、言わばフックで出て行ったボールは手前にバウンスしてグリーンに転がり上がり、9歩(約6m半)に付いてくれました。

なんというラッキーなショット。(^^)
ここも段差の小さな2段グリーンの上へのパットになり、カップインのチャンスは低かったのですがほぼ距離はぴったりのちょいショートでパーが取れました。

これは大満足です。(^^)



こちらは、ベーブ8番ホールの見事な3段グリーンです。 413yのパー4。

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拡大して見えますかどうか、ピンの右後方、グリーンの3階部分2歩(約1m半)に付いているのが私のボールです。

ティーショットは悪くなかったんですが、左サイドのファーストカットのラフに捕まって・・・、

さすがのトーナメント・セッティング。 距離は165yほどでしたが、アイアンで打ったショットは芝にクラブを取られて全く飛んでくれず、残った40yぐらいのサードショットが上手くピンハイにくっ付いてくれたのです。(^^)

友人はちゃんと2オンしたものの3段グリーンの2個目の段(木の影が落ちている辺り)にやられて4mも戻ってきて4パット。
私はこの2歩を決めればパーでしたが、やや下りのパットはA側を通過して外れ、ボギーでした。
(ボギーでもOKですね、私にとっては。)


ところでトーナメント・グリーンですが、すでにミニミニ・パンチ(エアレーション)が施されていて、こんな状態でした。

画像をクリックで拡大します。


トーナメントでは、グリーンは速くするためにパンパンにいじめられますから、終わってすぐに小さいエアレーションを入れてあげたんですねー。
でも、パッティングに興ざめするような類のパンチングではありませんで、いい状態でした。



こちらはベーブの10番ホールで409yのパー4。 KIAクラシックでは、2番ホールとしてプレーされたホールです。

画像をクリックで拡大します。


409yですが、登っていて(私の飛距離では)長く感じるパー4です。

なぜかグリーン手前にミッキーマウス型のバンカーがあります。
写真で見えているのはお耳部分ですね。

ファーストカットのラフから165yぐらい、U4(←かなり大きめのクラブ)で「ふんがー!」と打った私の 2打目はボールが上がってくれず、低いボールでミッキーの右耳(向かって左側)をヒットしたんですが、転がり上がってくれました。

グリーンの外から約29歩の距離、グリーンが速いので普通のチップショットに球足を使った感じで寄せましたが、ちょっと足りずに4歩(約3m)残してアップ&ダウンのパー・セーブは決められず。



KIAクラシックに使われたホールのご紹介はもうおしまいですが、さりとて使われなかったこのホールも美しいです。 池越えのパー3、13番179y。

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後方の雪を被った山も綺麗でしょう?

この日はとても暑くってゲーダレードの20オンス・ボトルを3本も消費してしまいましたが、風もそよ風程度でしたので距離のジャッジがばっちり行きました。(^^)

なんとピンのすぐ後ろ2歩(1m半)に付いてバーディー。
気持ちいいですねー。

17番のティーはこのすぐ左隣にあって、そっちも打ち下ろしの池越えで188y。
しかもこの次の16番も179yのパー3です。


ベーブ・コースの出だしはパー4が5つも続いていて、しかもフロント9にはパー3とパー5がひとつづつしか無い変則ラインナップです。 しかもドライバーが非常にコントロールできている状態でプレーしないとものすごく狭く感じるコースなので、ベーブの方はアイクに比べて人気がありません。

アイクよりは距離がない分、女性にはベーブの方が好かれているかも知れませんですけどね。(^^)
私は幸いこのところドライバーがとてもよい状態ですから、久しぶりのベーブ・ザハリアス、楽しくラウンド出来ました。



最後に16番ホールをご紹介します。
418yのパー4です。

画像をクリックで拡大します。


ティーイング・グラウンドの前の赤い花がアクセントになっていて綺麗ですね。

前の組のカートが写っている当たりが狙いどころです。
ドロー系のボールを打ちたい景色ですね。

で、ここでまたドローでもどって来てくれず(←本日2回目)に右サイドのカート道方向に転がり落ちてしまいまして、2打目は50度のウエッジでフェアウエーに戻すチップ・オフ。

約160y残していた3打目もグリーン手前にショートしまして、4打目の寄せも3歩(約2m)にしか寄らず。
しかし、この軽いフック・ラインのパットが上手く入ってくれて、ボギーでしのぎました。(^^)



トーナメント・セッティングの感想としましては、

ラフは確かにキツイものの、PGAのトーナメント・セッティングとはきっと違って、LPGAの場合にはこのくらいの長さ&タフさでセットされるのかなー、という感じでした。

それでもこのタフなコースを-16アンダーとかで回らないと優勝できないんですから、すごいですよね。


グリーンは、トーナメント時のスピードはすでに失っていたと思われましたが、アンジュレーションもありますし、まわりのアベレージのゴルフ場に比べればかなり速いグリーンで楽しかったです。


トーナメントで使われなかったホールのグリーンと明らかに違うのが興味深かったです。
スピードは同じくらいに合わせてあったようですけれども。


本当はね、アイクの方をラウンドもしたかったのですけれど、まぁよく覚えては居ますし、最後の観客スタンドはありますけどTVよく見ていた訳でもありませんでしたので、ベーブの方を回って良かったと思います。

できたら来週あたり(KIAクラシックで使われた)アイクのバック9 だけを早朝にラウンドしてみてもいいですしね。(^^)
(↑ ここはバック9をオファーしていないことが判明。 がーん。)


ジェイ・シンとサンドラが優勝を争った最終18番ホール、二人とも3打目が80y前後だったかと思うのですが、このホール実はものすごく長いんですよね。
黒ティーだと652y、青ティーでも627yあります。

私が青からラウンドしますと、3打目は160y前後残ります。
ティーショットは打ち下ろしですが、今日一のドライバーと今日一の3Wが打てた時でも100yちょい残っていました。

で、データを見てみますと、518yでプレーされていますからこれもティーからですね。
   ↓
http://www.golftoday.co.uk/tours/2011/Kia_Classic/

(このリンク、後から友人が見つけてきました。 LPGAのサイトに載っていなかったんですよね。)



3/28/2011

エンパイア・レイクス(ゴルフコース)の2


ドイツのサンドラ・ガルちゃん、キア・クラッシックでジエイ・シンを18番のバーディーで破って優勝しましたね。

おめでとう!

画像をクリックで記事にリンクしてます。


私の過去記事にありますけど、サンドラちゃんはWilhelmina7っていうゴルフ・プロモーション・グループに所属していたんですが、このグループ自体がもう機能していない模様です。

あと、これで彼女はワールドランキングの44位に踊り出まして、本来ならソルハイムカップのヨーロピアン・チームの8位で選ばれるところなのですが、US LPGAでQスクールを通り、今回もLPGAでの優勝なので、ヨーロピアン・チームには選んでもらう資格がないのだそうです。

まぁ、LPGAの合間に招待受けて、LETでも勝利を上げればその限りでは無くなるそうですが。


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タイガーは、ベイヒルでとても感触が良くなってきたみたいなこと言ってるようですけど、はてさてマスターズで上位争いするのでしょうか?

ちょっと注目です。(^^)


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子供がお友達の誕生日パーティーに行きまして、その隙に(笑) 18ホールのラウンドに行って来ました。(^^)


ここは以前、2008年6月にラウンドしていまして、このブログのすごい最初の方に記事を書いていますので、3年振りになります。

→   エンパイア・レイクス


この時は、写真も撮っておりませんでご紹介したような感じでしたので、その他のラウンド・カテゴリーに回さず、あらためてご紹介してみようかと思います。


Empire Lakes
http://empirelakes.com/


アーノルド・パーマーの設計で、ネイションワイド・ツアーのマーク・クリストファー・チャリティー・クラシックが行われます。
チャンピオン・コースですね。

コース名にもありますように、要所要所で湖が効いたレイアウトになっています。


フェアウエー、グリーン共にバミューダ・グラスで造成されていますが、ラフにはライ・グラスも混ざっていますでしょうか。よく分かりません。

ちょっと粘っこくてしかもしっかりしている感じの芝で、グリーン周りが私にとってはやさしくありません。
グリーンのほんの5-10y外でも、簡単にはアップ&ダウンが決まらない様相です。


それではいつものように、写真をいくつかご紹介していきます。



まずは、2番ホール153yのパー3です。
(1番ホールもいきなり池越えで始まるんですが、本来は9番ホール用の池を利用しているだけで150yぐらいで越えるものでドライバーショットにはほぼ関係ありません。)

画像をクリックで拡大します。


あまり長い距離ではありませんが、気持ちグリーンの方がティーより高い位置にあって池越えですから、2番目のホールとしてはプレッシャーがかかります。
ちょっとドロー目に行けるレイアウトは私には朗報ですね。
でも、この日のピン位置は一番左の奥でさらに距離も長くなりますし、左のバンカー群も効いています。

ここは5番アイアンで安全な右目から上手く打てて6歩(約4m)に付けました。
でも入らず。


1番ホールでは、2打目をグリーンサイドに外して、カップまで18歩(12m半)のチップショットをくっ付け切れずにボギー発進してましたんで、1発沈んで欲しいところでしたが。(^^;



次く3番ホールは、このコースでは一番短いパー4で320y、やはり池越えのユニークなホールです。

画像をクリックで拡大します。


ティーショットで越すのは2番の池と同じ池ですが(ちなみに1番の池はまた別の池です。)、フェアウエーからグリーンへは右側に別の池が配置されていまして、グリーンへのアプローチもその池越えになります。

短いホールだけにティーショットは刻んでいくことになりますが、私(のsubconscious)はティーショットを少し左の安全サイドへ逃げてしまったために、セカンドには165yほども残してしまいました。
しかもラフの中のマウンドにかかってしまっていて左足下がりの難しいライでした。

と言い訳しつつ(笑)、このショットはグリーン手前の土手に当たって戻って池の中へ。
ホールの後半右側全部をカバーする池ですからラテラルに指定されていまして赤杭でしたから、ホールへ近づかないようにドロップしてチップショット。

この20歩ぐらいのチップショットをアップ&ダウンで決めることができてボギーで切り抜けました。


次にお見せしますのは、9番ホール407yのパー4です。
セカンド地点から1番の池を共有していて難しいセカンドになります。

画像をクリックで拡大します。


しかもこの日は青ティーの位置が黒ティーに近い位置になっていて実は約430yもありました。

ドライバーはそこそこの当たりでしたので2打目には195y残っていて、グリーンまで軽ーくですがやや登っています。

これがもし、右側に池でフェードが必要だったら私の場合は間違いなくボギーも覚悟で刻んで3打目勝負すると思いますが、右から左のレイアウトでしたので、思い切ってグリーンを狙って行きました。
(って、パー4なんですけどね。(^^;)
もちろん、右手前から転がり乗せる安全な算段で、ですが。
このセカンドショットは3Wを選択して会心のショットが打てまして、グリーンの右手前の位置に乗りまして、このホールを2パットのパーでホールアウトできました。

このラウンドでのベストショットでした。(^^)



で、後半に移りまして、2ホールでドライバーが少々ブレてトラブります。

12番の長い長いパー4の449yしかも少し登りのホールで、距離を出そうとはしてないんですけど(subconsciousが出そうとしたかどうか)左へドライバーを曲げ、藪の向こうからコースのフェアウエーに戻すはずが右隣の13番ホールまで行ってしまい、そこからの3打目もグリーンサイドのバンカーに捕まってしまって乗らず入らず、本日初のダブルボギーを打ってしまって迎えた13番。


13番は、367yのパー4です。
で、このホールではいつものドロー気味のボールで行こうと打ったティーショットが何故かフェードしてしまい、右に逸れ、12番ホール寄りのこんな場所に来ました。

画像をクリックで拡大します。


で、ここへ来てしまったのですが、目の前の木の左側に小さく写っているピン見えますかねー。

多少まばらですけど長い芝に入っちゃってるボールを、かなりのつま先上がり左足上がりの傾斜から打たねばなりません。
どう見てもこのライからスライスは私には打てませんし、脱出が先決ですからフェアウエーに刻みました。

そこからの3打目がしかしわずかにグリーンを右に外しまして。
4打目の寄せはまぁまぁでしたが4歩(3m弱)残してしまって入らず、連続ダブルボギー。


続く14番のパー3は1オンはしたものの、大きく左に引っ張っていたので距離のあるパットを残して3パット。

ここの3ホールが痛かったですね、どう見ても。



気を取りなおしていきたいところですが、この17番ホールは厳しいです。
パー3ですが、214yあります。

画像をクリックで拡大します。


しかもグリーン右手前には深いバンカー。

普通この距離があると、ハザード少なくしないですか?(笑)
黒ティーからだと225yですからね。 しかも登ってるし。

もうこれは、私には3Wでフルショットの距離です。

こういう時にはリラックスして、バンカーの手前でいいやぐらいの気持ちで打つべきなんですが、どうも私のsubconsciousは言うこと聞いてくれません。(^^;


トゥ寄りで打ってしまって、大きく左に。
写真で一部分が少し写ってますが、左には距離のある場所に大きなバンカーがあるんです。

そのバンカーの向こう側の土手まで行ってしまいました。

ペナルティーにならなかったのが不思議ぐらい曲げました。(x_x)

そこからのアプローチ、頑張ってくっ付けようと思ったんですが、なにしろつま先下がりの左足下がりの傾斜できついラフでしょ?
要するにグリーンを外し、3打目のチップショットもカップまでわずか10歩(約7m)だったのですが、寄せ切れず、またまたまたダブルボギーに。



最後にご紹介しますのは、これまた池が効いている18番ホール490yのパー5です。
写真は私の2打目地点。

画像をクリックで拡大します。


グリーンは、ここから池を右から回りこんで行って、写真では左寄りの方にあります。
拡大するとピンが写っていて見えると思います。

直線で240yぐらいの距離ですが、池越えは私には到底無理。

しかも、池に入れたらドロップした地点からさらに200yとかになっちゃうじゃないですか。それは避けたいので、もちろん右サイドにレイアップです。

U4で右いっぱいのバンカー方向ぐらいからドロー系ですね。
ライの傾斜の関係もありまして。


3打目の約90yをビシッと(←私としてはですが)打って5歩(約3m半)に付け、最後のバーディー・チャンスに望みをつなげたのですが、敢えて強めに打ったパットは山側を通過して2歩もオーバーで万事休す。(笑)

スロープ133が示すとおりなかなかにタフですが、とても楽しいコースです。



3/22/2011

リバーウォーク・ゴルフクラブ (フライアーズ・コース)


スーパー・ムーンが綺麗だった週末、子供たちの大好きなLEGOランドへ前日泊で連れていきました関係で、早朝の9ホールをサンディエゴのリバーウォーク・ゴルフクラブでプレーしてきました。(^^)

あのテッド・ロビンソンとJr.の設計によるコースですから難しいことは予想されましたが、海際の街中にあるコースで一見易しそうな印象でした。

プレーしてみた感想は、「易しそうでいて一筋縄では行かないコース」 でした。


Riverwalk Golf Club
http://www.riverwalkgc.com/home.cfm


このコース、Presidioコース、Missionコース、Frairsコースと、それぞれサンディエゴらしい名前が付いていまして、3つの9ホールのコースに分かれています。
コースレート/スロープは、Presidio/Mission、Mission/Frairs、Frairs/Presidioという風に18ホールに組み合わされて、用意されています。

人気あるコースなんでしょうね。 混み合っていました。
朝の9ホールはFrairsコースで、ってことになっているらしいです。



海に近く、吹くときは強い風が吹きそうな印象でしたが、この日の早朝は若干の風でした。
計算には入れないといけない程度。

総じてフラット目ではあるのですが、グリーンやホール間はかなり土が盛られています。


ちょっと曇天で気温は低めでしたけれど、翌日の雨と暴風を考えれば天国のようなコンディションでした。

この日はそれぞれシングルで来た2名の方と組んでのラウンドになりました。



まずは1番ホール、384yのパー4です。

画像をクリックで拡大します。


広々した感じで気持ちがいいですね。

 練習グリーンのスピードも合っていましたし、距離も長くはありませんからまぁ+4ぐらいで行けるかなー、なんて甘く見ていましたが・・・。


写っているのは、一緒にラウンドした内のお一人、ベンさんです。
この人のドライバーが飛ぶの何の。

ものすごくゆっくりとした静かなテークバックから、トップで一旦静止するようなタイミングの取り方で、そこからのダウンスイングはもの凄い勢いです。
4ホールですごいのを見せていただきましたが、30-50yは置いて行かれましたですかねー。(^^;

ただ、ドカーンとダックフックがでたり、ド天ぷらが2つも出たりして、ドライバーの安定感はもう一つな感じでした。
でも、100y前後からのアプローチなんかは正確ですし、さすがコースの従業員にも知り合いが多くってレギュラーにプレーなさっているらしく、パターもよく決まっていてとても上手いプレイヤーでした。


私は、2打目をグリーンの左手前に外しまして、アップ&ダウンのパーを拾うには絶好のボール位置でしたが、狙ったところに打てたチップショットは思いの外右にキックして流れて行ってしまい、6歩(約4m)も残してのボギースタートでした。


このコース、グリーン周りとグリーンの読みが結構難しいのです。

何ホールか進んだ後で、「なんか、intimidation(威嚇) は感じ無いけど、スコア作るの難しいコースですね。」って話したら、ベンさん嬉しそうに同意していました。
「ここはねー、スロープの数字より難しいんだよ。」って。



そして、こちらがまんまとウォーター・ハザードに捕まってしまった4番ホールのパー3、171yです。

画像をクリックで拡大します。


このホール、写真には写っていませんけど実はグリーンの後ろ側も池になっていて、しかもこの日のピン位置は池に接している左のガードバンカーの上、つまりグリーンの一番左寄りの方です。

ただ、花道が右手前からグリーンへ向かうレイアウトなので、ドローで攻めるにはうってつけですので、自信を持って打って行きました。

グリーンのセンターからやや右寄りに出たボールは、頂点あたりから綺麗にドローがかかり、そのまま左へ落ちていって、なんと左のバンカーのわずかに左まで曲がってぎりぎりで池にポチャリ。(x_x;

軽いhead wind(向かい風)で曲がりが大きくなってしまった感じでした。
悪くないボールだと思ったんですけどねー。

前のホールに続いて、同じ池に2回も入れてしまいました。(^^;

池の手前、約100y地点にドロップして3打目を打ちましたがショートしてしまい、3歩(約2m)のパットも外してトリプルボギーにしてしまいました。



最後にご紹介します写真は、非常に難しい8番ホール、403yのパー4です。

画像をクリックで拡大します。


一緒にラウンドした内の一人、ダニエルさんが急用で6番終えて帰ってしまったんですが、その前の5番ホールの時からベンさんが「ここの8番は難しいんだよ。」って教えてくれていたホールで、非常に楽しみにしていました。

ティーからの写真ですとちょっと判りにくいんですけど、280yぐらい行った先から右にぐいっとドッグレッグしていまして、グリーンは遠い方に平たく写っているバンカーの上に、幅が狭目に横たわるように砲台になっています。

ティーからは右のフェアウエーバンカーが二つ見えますが、この辺りも上り坂になっています。
しかも、グリーンの後ろはかなり急な坂でグリーン後方のカート道&木の方へ下っていまして、少しでもグリーンオーバーしますと、下まで転がり落ちてしまいトラブルになります。

という説明をベンさんから受けていましたので、下のレイアウト写真のように、グリーン左手前の花道の黄色い☓印のところへ狙って行きました。(ピンは右奥寄りだったんですけど。)

画像をクリックで拡大します。


私のティーショットはフェード気味で距離が出ていませんでしたから、2打目には170y程度残っていて風もhead wind (アゲンスト)、グリーンへ打っていくには手前のバンカーも深くえぐれていますし、危険度が高すぎるショットなんです。

思ったとおりに運べて、アップ&ダウンに賭けましたが、カップ奥に残してしまった下りの2歩(約1m半)を外してボギーに。
・・・惜しい。
因みにベンさんは、モンスタードライブで残りは118y。(おいおい、登りで285yかよ?!)
絶好の位置ですが、それでも手前にバンカーがかかりショートしてしまってサンドトラップに。

確かにものすごく難しいホールでした。



写真でも判りますけど、ちょっと肌寒い曇天でしたね。

しかし、よく飛ぶ上手いプレイヤーとラウンドするとすごく楽しいです。

私のショットもすごく良かったので楽しく攻略しながらプレーしたんですけど、グリーンの読みがことごとく外れまして、2発の池ぽちゃも効いてしまって、スコア的には叩いてしまいましたけどね。

でも楽しいです。(^^)



3/20/2011

W I D E Open トーナメント


東日本大震災は非常にショッキングでした。

海のこちらからはわずかながらRed Crossに募金するくらいしか出来ませんが、日本は強く、順調に復興すると思っています。

福島の原子力発電所も最大の山場は越えたようです。



ゴルフ・ブログらしく行きたいと思います。


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あと、ヘンリエッタ・ズエルちゃんが、LETの下部組織の大会で優勝したそうです。
やったね!(^^)

ヘニちゃんの記事 (←クリック)に追記しておきました。



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先週の記事ですけど、なかなかに面白い試みだなって思いましたのでご紹介してみますね。


Players on the W I D E Open: "Absolute fun!"


グリックでゴルフ・ダイジェスト誌の元記事にリンクしてます。


ゴルフ・ダイジェスト誌の記事なんですが、15インチのでっかいホールを作ってトーナメントをやってみた。 ってお話なんですね。

通常のカップの径は4インチ1/4(約10.8cm)なので、径だけで3.5倍ですね。
面積比にすると約12.5倍です。


なんでまた15インチになったのかは記事を読んでみても不明ですが、テーラーメイドのCEO、マーク・キング氏の『ホールがもうちょっと大きかったらゲームがもっと面白くなるだろうに。』という発言にインスパイアされて、ゴルフ・ダイジェスト誌のチーフ・エディター、ジェリー・ターディ氏が「うーん、やってみたい。」ってことで、トーナメントをやってみたって言うことのようです。

行われたのは、ノースカロライナのパイン・ニードルズ・ロッジ&ゴルフクラブで、総勢60名ほどのトーナメントだったそうです。

ここはドナルド・ロス氏設計の由緒あるコースっぽいですが、1920年代の道具を使って行うヒッコリー・オープンなんていう催しも開催されるコースなので、とても理解があるコースなのでしょうね。



記事には、トーナメントの様子が書かれています。

優勝したのはスティーブン・ハーン氏で、スコアは65の-6アンダー・パー。
“Absolute fun! (すげー楽しい!)”っておっしゃったそうです。

35フィート(約10.6m)が2つと、30フィート(約9.1m)と20フィート(約6m)のバーディー・パットが決まったそうです。 さすが15インチ。(笑)

優勝の景品はテーラーメイドから贈呈されました。


一番良かったスコアーは、パイン・ニードルズのプロショップで勤務しているHDCPがプラス+1のタイソン・ペダッチオさんの58でしたが、トーナメント順位からは除外だったそうです。

この日決まった一番長いパットは60フィート(約18.2m)で、このパットに対してもテーラーメイドから景品が送られたそうです。


この記事をお書きになったゴルフ・ダイジェストのピーター・フィンチ記者は、普段のスコアより8打程度良い77でホールアウトしたそうです。
みなさん、概ねそのくらいスコアが良かったようだ、と書かれています。

ラウンド時間はさすがに早くて大体3時間15分ぐらいで18ホールを終えるようですね。
ホールが大きいのでピンを抜かずにパットした組も多かったようです。


記事に写っている、カップを切る道具がすごいですね。 ↓

グリックでゴルフ・ダイジェスト誌の元記事にリンクしてます。


なんだこの怪物。(笑)

最小パット数はナタニエル・ジェームズさんの15パットだった、って書いてありますが、3つチップインして後は全部1パットってことでしょうかね?
最多チップインが、ボブ・ローガンさんの4つだって書いてありますから。

ジェームズさん、ことごとく20-30フィート内外にオンしたんでしょうか?
15インチのカップとは言え、全部1パットは偉いですね。



変わり種ゴルフ・イベントに参加してみたい派の私としては、参加してみたい気持ちはありますが、・・・パッティング好きの私としては、ちょっと微妙です。

同じく変わり種ゴルフ・イベント好きのhallyさんはいかがですかね?

(ちなみに私の友人たちは、それほどやりたいとは思わない人の方が多いみたいでした。)


かねてから、カップの大きさを8インチぐらいにしたら、もうちょっと(いわゆる)ショット・メーカーのプレイヤーに対してreward(ご褒美)っていいますか、いいショットを打つことがスコアに反映しやすいんじゃないかと思ったりはしていましたが、15インチはちょっと大き過ぎるような感じがしますね。

8インチですと、ちょうどカップのぐるりをボール10個で取り囲んだぐらいの大きさになります。

セルジオ・ガルシアなんか、べらぼうに強くなっちゃうんじゃないかと思いますよね。
(か、どうか、確信はありません。)


まぁ、どっちにしても今のゴルフとは別物になってしまうわけですが。


1回ぐらいやってみたいですね。



3/17/2011

日本政府の情報は正確なのか?


正直、ゴルフブログに今回の事件のことを書くというのは私にははばかられ、他の方のように有用な情報を発信できるわけでもなく、更新するならゴルフの明るい話題にしようと考えておりましたが・・・、


福島原発に対するあまりにも信頼性の薄い政府の発表・報告、東京電力の無責任且つ無力に加え楽観姿勢の無対応振りに、非常に強い危惧を感じまして気が変わりました。

米国の報道からみる温度差の違いをお伝えしてみようと思います。


煽ることが目的ではありません。
適切な判断で必要な行動を起こすための、ひとつの見方としていただければ、と考えています。


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代表例として、現在のMSNのトップ記事です。


Japan's increasingly frantic efforts at nuke plant
U.S. officials propose a 50-mile evacuation zone for American troops and citizens





なにも記事を探して持って来たわけではなく、最初に大勢の人が普通にアクセスするはずのポータルサイトのトップ記事です。


タイトルに使われています、franticと言う単語は、(取り乱した、慌てふためいた)という意味の単語で、作戦があまり効果的ではないことを端的に表現しています。

副題には、米国軍人と日本滞在中の米国一般人に対して 50マイル(約80km)以上離れて非難するように勧告している、と書かれています。
少なくとも、水戸か宇都宮ぐらいまで離れないと危ない、と言う意味です。

日本政府の言う20km、30kmとはかけ離れた数字です。


ヘリコプターに拠る放水のビデオで見て取れるとおり、下方で散らばって風でも飛ばされミスト状になってしまい、効果的に建家にかかっていないようです。

特殊放水車(本来は強い水の放水で暴動を蹴散らす為のもの)での放水作戦も使用済燃料の保管プールにはまるで届かず、お話にならないレベルに終わっているようです。


周辺地域を米軍が放射線量測定したデータからの推測では、4号炉の使用済燃料の保管プールには水は入っておらず、放射線物質を含む使用済燃料が露出しているようだ、とされています。
(東電は、水はまだ入っているとの見解だそうですが。)




ビデオの中で解説している日系人物理学者のミチオ・カクさんの言う情報がどのくらい正しいのかは私は専門家ではありませんから分かりません。

しかし、少なくとも説得力のある解説だということは分かります。


普段、800人以上の従業員が働いているこの原子力発電所で、1台の炉がメルトダウンを起こしても対処しきれるかどうか分からないのに、4台が非常に危険な状態に陥っている中を東電が残したわずか50名の社員で対応しきれるわけがない、とコメントされています。


新たな電源を東北電力から引き、原子炉本来の冷却システムを稼動させるという対策も行われているが、損傷の度合い、そしてシステムを電源につなぐ過酷な作業を被曝しながらの15分交代の作業で正常に修理そして機能させることは、long shot(勝ち目のほとんど無い博打)だとも指摘しています。

むしろ、3号炉は稼働中であったため(1号炉2号炉も)、炉内の燃料棒を冷やす事が必要なはずで、だからこそ必死にポンプで水を入れようとしています。

空から落とした水が炉内に入る可能性はほとんど無いばかりか、仮に水が炉内に入るのだとすればそれはすでに炉の圧力容器に亀裂または穴が開いているということな訳です。
(4号、5号、6号は、地震時停止中だったそうで、問題は上階部分にある使用済燃料の保管プールだそうですから上からの水も有効足り得るとは理解できます。)

むしろ、ヘリコプターが危険を省みずもっと近づいて投下し、効果的に水を投入できたとしても、保管プールに水漏れがない方がおかしいぐらいの建家の損傷の仕方のように私にも思えます。
水が燃料棒を覆うぐらいに溜まるのだろうか?

ミチオ・カクさんの提言は、航空自衛隊、陸上自衛隊を動員して、1-6号機全体に対して大量の「砂、(放射能物質の反応を抑制する働きのある)ホウ酸、そしてコンクリート」を投入し、エリア全体を固めて封鎖してしまう、という方法です。

この作戦に、どの程度の実現性があるかどうかの検討も必要でしょう。

しかし、事態の逼迫さ加減からすれば、現在の日本で行なっている対応はほとんど役に立っていないことは明らかです。
何しろ原子炉は地震直後に緊急停止を始めてからもう丸1週間も悪化し続けるばかりで、一向に停止していないのです。



一般の日本滞在中の米国人に対して日本から撤退するように呼びかける一方、

米軍は、無人偵察機グローバルホークを福島原発の上空に飛ばして、赤外線に拠る撮影などデータ収集に協力したり、米軍所有の消防車を数台提供したり、出来る限りの協力をしてくれて居ます。


放射性物質が大量に放出される事態になれば、80kmはおろか、風向きによっては東京に振りかかるような状況もありえない話では全くありません。


この関連のニュースに関しては、英語での情報にもアンテナを張り、なるべく正確な情報を集めるようにしたいと思います。


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追記:(3・17・11 16:05)


こちらのガジェット通信の記事に、

「退避すべきかとどまるべきか」放射線被ばくを深く心配されている方々へ(2011年3月17日午後時点の情報を踏まえて)


原子力工学の研究者である北村晴彦東北大学名誉教授の説明で、100kmも離れておればそれほど心配はないのでパニックせずに落ち着いて行動してください、と言う趣旨のお話が書かれています。

同時に、このお話の中にも30kmで十分であるとは書かれておりませんですね。


落ち着いてジャッジなさって下さい。



3/11/2011

タイガーのスイング変遷


むむー。
昔の同僚の一人が、インドのチェンナイに赴任になりました。

うちの会社にもインドに支店はあるけど、会うチャンスあるかなー?


この4月赴任で、彼、6月に待ちに待った第1子誕生予定。(結婚して17年目ぐらい?)

単身赴任になるそうです・・・。 (私にこの状況は到底信じられません。)


しかも、タミル・ナードゥ州には禁酒法が施行されているんだそうです。



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ゴルフ・ダイジェスト誌がまとめた、タイガーのスイング変遷のビデオです。

まずは百聞は一見にしかず、ということで。
敢えてコマ割りで動かして、Pauseボタンで止めながら見られるように作ったらしいです。



The Evolution Of Tiger's Swing 」と題された記事にこのビデオは載っています。


まぁあの、いつものようにスイング理論ワカランちゃんなZくんですので、記事にあります色々な方々(タイガーの歴代コーチと、ジャック・ニクラス)の解説を和訳してみますね。


***


• Rudy Duran (started working with Woods when Tiger was 4): "Tiger's swing was a tool, like a chisel for a sculptor. But first he had the vision, and the tool carried that out. He didn't think about where his elbow was pointing when he used the chisel. He thought about the image he was seeing."

ルディー・デュラン (タイガーが4歳の時にウッズと取り組み始めた人): 「タイガーのスイングは、ただのツール(道具)なんだよ、例えば彫刻家にとってのノミみたいに。 だけど最初にタイガーにはビジョンがあって、でツールがついてきた感じ。 タイガーはノミを使うときに肘がどこ向いているかなんて考えていないよ。 見えているイメージについて考えてたんだ。」


• John Anselmo (began working with Woods when Tiger was 10): "I think the teachers after me have done a good job, but I don't think he needed much changing, to be honest. Sure, there was a looseness to his swing, but that was just because he hadn't filled out. I liked that freedom, that full release of his body. That was beautiful. He should hold onto that."

ジョン・アンゼルモ (タイガーが10歳の時にウッズと取り組み始めた人): 「僕の後に教えた先生たちが良い仕事したんだと思うけどね、正直タイガーは全然(スイングを)変える必要なかったんじゃないかと思うよ。 そりゃあね、タイガーのスイングにも緩んでる部分はあったけどね、ただ単にぎちぎちに詰めなかったってだけで。 その辺の自由さっていうか、体を解き放つような部分が僕は好きだったけどね。それは素晴らしかったよ。 そのまま行ったら良かったのに。」


• Butch Harmon (began working with Woods when Tiger was 17): "I thought he hit the ball plenty far enough, and that his strength was that he was one of the longest and most accurate drivers. When he drove the ball in the fairway, he was nearly unbeatable. That's what I kept trying to drive into him. But it didn't take. It's something about the ego of these long hitters. So we parted ways."

ブッチ・ハーモン (タイガーが17歳の時にウッズと取り組み始めた人): 「タイガーはもの凄い距離で飛ばしていたと思うし、最も飛んで最も正確なドライバーを打つ一人だったって言うのが彼の強みだったと思うよ。 タイガーがフェアウエーに打ったときは無敵だったでしょ。それこそ僕が教え込もうとしていたことだった。でも受け取ってもらえなくて。 ロングヒッター達のエゴかなんかの部分なんだろうね。 それで我々は別れることになったんだよ。」


• Hank Haney (officially began to work with Woods in 2004): "I think it's fair to say that Butch had a better body to work with than I did. With me, he started looking more like a linebacker than a golfer. ... Tiger Woods does what he wants to do. The other thing, in the last three years, he hasn't worked as hard. Without a doubt there has been a slip in his work ethic."

ハンク・ヘイニー (正式には2004年にウッズと取り組み始めた人): 「ブッチのときはタイガーはもっといい(ゴルファーらしい)体を持ってた、って言っても差し支え無いと思う。 僕と始めたときはゴルファーって言うより(フットボールの)ラインバッカーみたいに見えるようになってったもんね。 ・・・タイガー・ウッズって人は自分のやりたいことをやるから。 もうひとつ言えるのは、最後の3年間、あんまり一所懸命練習してなかったね。 間違いなく練習熱心さが欠けていったってのはあったよ。」


• Sean Foley (began working with Woods in 2010): "What Tiger was doing wasn't efficient. He was losing tons of speed and power, some of the things that used to most separate him. And then he was getting more crooked. He couldn't hit the fairway because his alignments were not correct. Simple as that."

ショーン・フォーリー (2010年にウッズと取り組み始めた人): 「タイガーがやってたことは、効果的じゃなかったんだ。 タイガーを他のプレイヤーと隔てていたはずのもののひとつ、パワーとスビードがガタ落ちしてた。それで、余計におかしくなっていってた。 アラインメントが合ってなかったからフェアウエーをヒットできなくなってたんだよ。 簡単なことさ。」


• Jack Nicklaus: "When Tiger started out, there was nothing mechanical about him. Now he plays by mechanics, but I've noticed that when he starts making mistakes, he instinctively reverts back to feel. When he really has to win something, the touch and feel that he reverts to produces some unbelievable results. There are no mechanics at all when he's really under the gun. That's how he should play all the time."

ジャック・ニクラス : 「タイガーがデビューした頃はメカニカルなことは何もなかったんだ。 いまはメカニックスでプレーしてるけど、僕が気が付いたのはね、ミスをしたときにタイガーは本能的にフィーリングに戻ろうとしているね。 タイガーがなにかを勝ち取らなくちゃならないとき、彼が立ち返るタッチとフィーリングこそが信じられないほどすごい結果を生むんだよ。 本当に重要な場面ではメカニックスなんか全然無いんだ。 タイガーは常にそうやってプレーすべきなんだよ。」



・・・なんだろう?

なんか、フォーリー以外みんな同じようなこと言ってませんかね?
(あ、いや、ハンク・ヘイニーが言ってるのは文句ばっかりですが。(笑))



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一方、

ショーン・フォーリーがGolf.comでおこなったインタビュー (←今書店に出ているGolf Magazine誌にも同じ内容が載ってます。)に対して、ハンク・ヘイニーがツイッターで喧嘩売ったりしていて、

・・・かなり子供じみたことになってますね。↓

Hank Haney, Sean Foley Smackdown Hits Twitter
(↑ これ、すごい可笑しいですよ。)



まぁ事実ハンク・ヘイニーはタイガーで名前売れた面は否めませんし、ヘイニー・プロジェクトでチャールズ・バークリー、ロニー・ロマノ、ラッシュ・リンボーと3人、自信たっぷりにコーチしたけど誰も上手くなってませんし、ヘイニーの一人負けって感じしますね、・・・私から見ますと。



3/08/2011

椰子の木の上のボール


土曜日は、うちのお嬢さんの誕生日でした。
Doll houseにてgirls onlyのtea partyをしたんですよね。

ちっちゃい女の子たちが、みんな好きなドレスを選んで着て、hair-do と make-up と、nail をしてもらって、ファッションショーをして、それからtea partyをするんです。


男の子とは全然違いますね。(^^)


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先週のホンダ・クラシックで、非常に興味深いブログ記事がありました。


The Peculiar Case of Jerry Kelly and the Palm Tree
http://www.weiunderpar.com/post/the-peculiar-case-of-jerry-kelly-and-the-palm-tree


画像をクリックで記事にリンクしてます。


最終的に首位と2打差の-7で3位に入ったジェリー・ケリーに起きた珍しいルールの事例です。

PGAナショナルで行われたホンダクラシックの3日目、6番ホールで事件は起きました。


セカンドショットをミスってフックしてしまったところ、ボールが椰子の木の枯葉の部分に突き刺さってしまったんですね。

「あれ、引っかかんないといいなぁ。」って言っていたら、案の定落ちてこない。

ギャラリーが大勢見ていましたから、9分9厘椰子の木の上にあることは確実ですが、ルール上は“プレイヤー本人が”自分のボールであると確認できなければロストボール扱いになってしまいます。


双眼鏡を使ってみても見えなかったのですが、その場に居合わせたパームビーチ・ポスト紙のカメラマンAllen Eyestoneさんが高性能カメラを使って木の上のボールの写真を撮り、カメラの画面上で大きく拡大してみせたところ、ジェリー・ケリー本人が自分のスリクソンのボールに施した緑色の線の一部を確認できた、というのです。

写真は、カメラの液晶画面を見ているところですね。
(写真に写っている木は椰子の木ではありませんねぇ。)


ルール・オフィシャルのDillard Pruitt氏に、「ボールの確認、これでいいかな?」と、別なボールの緑のマーキングを見せつつカメラの画面を指さして聞いたところ、Pruitt氏は「十分な確認かどうか分からない・・・。」と答えます。

ジェリーがさらに、「これ、緑色に見えるでしょ?」と問うと、Pruitt氏は一旦「ああ、見えるね。」と答えますが、ヘッド・オフィシャルのSlugger White氏に意見を求めます。


この間、見ていたギャラリーからは、「確認してあげなよ、彼のボールなんだから!」とか、「おいおい、マジかよ?!」とか、やいのやいの野次が飛んだようです。
観客からすれば、俺ら見てたんだから。証人居るじゃん?!って気持ちでしょうねー。


White氏は、「よく見えない。」と言いつつ、さらにカード型の虫眼鏡を取り出して、カメラの液晶を拡大してみようとします。

画像をクリックで記事にリンクしてます。


White氏は、騒ぐ観客を黙るように一喝。

ジェリー・ケリーも観客に静かにオフィシャルに仕事をさせるように促しつつ、「見えるでしょ。緑色の線。」と繰り返します。

もう一度、若い方のPruitt氏に確認をすると、非常に弱々しい声で、「はい、見えます。」と答えたところで、ボールの確認が出来たという裁定を下しました。

結局木の下にドロップして、寄せて1パットのボギーでホールアウト。


と、書かれています。

(なんかね、ほとんど観客の勢いに流された感ありありですね。(笑))


これは非常に珍しいケースじゃないでしょうか。 木の上のボールは振り落として落ちてきたボールが確認できた以外で確認されたケースは殆ど無いと思われます。


私が思いますには、この例はルールそのものがちょっと不備だと思いますね。
ウォーターハザードの場合と厳格さに差がありすぎるといいますか。

個人的には、プロのトーナメントで、大勢の人が木の上に止まって落ちてこないのを確認していたら、“みなし”で処理しても問題なさそうに思います。


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木の上のボールで私が思い出すのはニック・ファルドですね。

92年のUSオープン、ペブルビーチの14番パー5での、木登りです。
引っかかったと思われるオークの木の上に登ってボール探した(けど見つからなかった)んですよね。




99年のプレイヤーズ・チャンピオンシップではTPCソーグラスの6番ホールでボールが椰子の木の上に引っかかったのですが、同伴していたコーリー・ペイビンが間違いなく木の上に引っかかったと証言し、木の下にドロップしてプレーを継続してしまいプレーを訂正しなかったために失格になったこともありました。



ハイテクが生んだ、新しいゴルフのルーリングの事例になりましたね。


3/06/2011

ジャーニー at パチャンガ・リゾート (ゴルフコース)


昨年11月のベア・クリーク以来のSCGAのメンバー・アウティングのひとつとして、ジャーニー・アト・パチャンガへ行って来ました。

元々以前からインディアン種族のひとつルイゼーニョ族が持っているカジノだったのですが、ゴルフ場に関しては2008年8月の開場でして、まだ2年半しか経っていないためGoogle Mapの航空写真にも載っていません。
(事前にコースの脳内シミュレーション・ラウンドしようかと思ったら、駄目でした。(x_x))

新しいコースって訳ですね。


設計は、Arthur Hills/Steve Forrest & Associatesだそうです。

とても美しく、チャレンジングなコースでした。


こんなモニュメントもコース内に造られたりしています。

画像をクリックで拡大します。


Journey at Pechanga resort
http://www.journeyatpechanga.com/Default.aspx


これがクラブハウスからコースへ向かう橋です。

画像をクリックで拡大します。


オイルを含ませた、線路の枕木のような匂いのする木材で作られていました。

下の川の水はちょうど干上がってますね。

コース全体は、かなりのアップダウンがある立地に造成されていまして非常に見晴らしの良いホールがいくつもあります。
木は多くはありませんがけっこう配置されています。


グリーンは、contour(アンジュレーション)がものすごく大きく作られているところがいくつもありまして、ローラーコースターのようでした。

スピード自体は速くはなかったんですよね。
私の基準スピードくらいでしたけれども、下りはところによってものすごく速くなっているように感じました。

コンパクションが硬いので、グリーン周りのチップショットは加減して計算して打たないと、サーッと行ってしまうタイプのグリーンです。
あれでグリーン自体が速かったら桁違いに難しいだろうなぁ。



それでは、いくつかコース紹介の写真を。

この日はトーナメントでしたから白ティー(71.0/132)からラウンドしたのですが、写真はできるだけ一つ後ろの黒ティー(72.7/138)から撮っています。


我々のショットガンは15番ホールの154y(181y)パー3からのスタートでしたが、これはスタートホールとしては優しいホールではありません。
右側は地続きですが、グリーン自体はティーから池越えになっていて右から左へ遠くなっています。

我々4人のうち2人、そしてグリーンを空けて打ってもらった後ろの組はなんと4人全員が池に打ち込みました。 (笑)
ショットガン・スタートだとこういうのはたまにありますねー。


で、続く16番367y(393y)のパー4がまた同じ池を戻るレイアウトでこうなっていました。

画像をクリックで拡大します。


2ホール続けてこう来ると、スタートから全開で行かないと厳しいですね。(笑)

自分の飛距離に合わせて、正面に見えている3つのバンカーのうちどの方向を狙うか選択して打って行き、セカンド・ショットはさらに左方向に向かいます。
グリーンの手前には、さらに池がぐっと入り込んでいて2打目も池越えになりますから、なるべく短い距離を残したいところですが、とはいえ左へ行けば行くほど遠い訳でして、ティーショットは狙いどころが微妙です。

私は飛距離的に真ん中のバンカーの左端ぐらいを狙いましたが、絶対にフックはしたくない状況。
フックしないようにという気持ちだけ強く持って打ったボールは、一番右のバンカーに向かってしまいましたが、ヤーデージブックを見ますとこの一番右の小さく深いバンカーはフェアウエーのやや中程寄りに作ってあるんですよね。 左二つはフェアウエー右サイドです。

白ティーからですと、キャリーで195yでれば越える計算で、かろうじて越えてくれました。(^^)

距離を長くしてしまったので5番アイアンでセカンドを打つハメになりましたが、なんとかパーで切り抜けました。



早くもやってきた美しいフィニッシング・ホールの18番。 366y(394y)のパー4です。
遥か下方の小さく見える右から左へ斜めに向かっているフェアウエーの後ろに、最初の写真の橋とクラブハウス、さらに後方にカジノ・ホテルがそびえています。

画像をクリックで拡大します。


ここも距離的にはバンカーが目標で、余程飛ぶ人でなければバンカーには届かず入らないと思います。
落差が大きいので、1回目のラウンドではその辺りの読みが難しいですけどね。
この日は風が弱くて助かりました。



で、ですね。 ここのグリーンがすごかったんですよ。

私は2打目に少し距離を残していて(と思って)、左へ今度はかなり登っているので大きめには打ったんですが、これが2クラブぐらい大きかったかも。ってことで、えらい目に遭いました。(笑)

画像をクリックで拡大します。


是非、拡大してみて下さい。
私のボールの位置とカップとの間には、ピンの高さほどもあろうかという深い溝が横たわっています。

ほんの少しグリーンのカラーの外でしたから、友人は「フロップショットを打て。」って進めてきましたが、溝からカップまでもそんなにグリーン無いじゃん? 硬いし止まんないべ? と思い、

そうそう、細貝さんの本に習えば、位置のエネルギーでいいんだから溝の下り登り無視して距離だけパターで打てば距離合うんじゃね? しめしめ。
なーんて思ってパターで行きました。

世の中、そう上手く物事運びませんね。(^^;
深い芝でパターを取られてしまい、芯を外してパットして、まんまと溝の底に。(x_x)

・・・かえって計算難しくなっちゃうっての。

まぁ高低差5フィートぐらい、つまり+20歩ぐらいと読んで、15歩(10m半)の距離を35歩の強さで打ちました。
かろうじて2パットですんで、ボギーに。

いやー、私のプレー史上でも1番2番を争うくらいの高低差のパットだったんじゃないかと思います。(^^)



18番と似ていますが、もうひとつ見晴らしが良い豪快な打ち下ろしのホールが6番ホール、441y(458y)のパー4です。
しかも行った先が馬の背で、18番以上に緊張せざるを得ません。

画像をクリックで拡大します。


フェアウエー左にならぶ5つのバンカーより右は広くなっていて距離もないのですが、2打目が長くなりますね。 登って下り。

私は右から2個目のバンカー越えを狙ったのですが、何故かちょっとフェード気味に行って、一番右のバンカーのちょい右ぐらいにランディング。
まぁでもホッとしました。

2打目は登って下って狭まっていく難しい185yが残りましたが、ショットの調子は良かったのでU4で思い切って打って行きまして、グリーン・オンできました。

ここは嬉しかったです。



次にご紹介しますのは、9番ホールのパー5、527y(538y)です。

画像をクリックで拡大します。


フェアウエーのこちら側、右側の茶色っぽい部分は全部OBに指定されていました。

左から右に斜めに配置されているフェアウエーに対して、OB越えで打っていく感じですね。

フェアウエー・センターにある木が目標になりますが、木の真後ろには行きたくありませんね。
右か左がいいです。

私のボールは木の後ろ右寄りに行きまして、2打目はU4のフックショットで刻みました。

あいにく傾斜地のライからだった3打目をショートしてしまってバンカーに入れ、ボギーにしてしまいましたが、ティーショットと2打目はよかったと思います。



最後にご紹介いたしますのは13番、530y(552y)の2度クリーク越えをするパー5です。

画像をクリックで拡大します。


2打目地点と3打目地点の間くらいの右手に小山がありまして、その近くにもインディアンの小屋が作られています。

コースレイアウトにはさほど関係なさそうですが、私の友人の一人が写真の向こう側の方の小屋に打ち込みました。(笑)


遊び心も入っていて、高低差もありますし、グリーンのcontour(アンジュレーション)も大きく、イメージとしては遊園地的なスリル感のある、楽しいコースでした。


普通に予約していきますとかなり値段設定が高いのですが、こんどラウンドする機会があったら、黒ティーからラウンドしてみようと思います。 (青ティーがないんです。)




ちょっとオマケ的に。

トゥで打ってしまいダックフックしてトラブった11番ホールパー5の2打目です。

画像をクリックで拡大します。


ここからはとにかく低くパンチアウト出来ればよしとしてU2をかぶせ気味にハーフ・ショットしました。
幸いパー5ですから、まぁ100yでも前に行けば良いか、というショットです。上手く行ったら150-60yぐらいで。

3打目には165y程度残ってしまい、でもフェアウエーからでしたから5番Iでいい感じに打ったんですが、ぎりぎり左のガードバンカーにキックして転がり込んでしまいました。
ちょっと悔しかったなぁ。



3/03/2011

ブリガムヤング大(BYU)の事件



明日は久しぶりにSCGAのオープン・トーナメントに出ます。 (^^)
Journey at Pechanga resort。
たぶんショットガン・スタートじゃないかと思います。

初めてのコースでして、コース図がありませんので攻略を検討できないからその場でぶっつけ本番ですし難しそうなコースなのですが、ショットの調子は良いので86を切るぐらいのスコアでいきたいなぁとか思っています。
(新しいんですかね? Googleマップにもコースが写ってないんですよ。)

レポートは来週アップします。


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3月に入りまして、この時期は全米がNCAA Hoops(大学バスケット)の決勝(で、表現あってますかね?)に沸く、いわゆるマーチ・マッドネス(3月の狂乱)と呼ばれる時期なんですが、その一番大事な時期の月曜日にこの事件は起きました。


BYU: Brandon Davies dismissed from team
http://www.sltrib.com/sltrib/cougars/51342026-88/davies-byu-team-code.html.csp


クリックで、記事にリンクしてます。


有力校の一つで、ちょうどその月曜日には全米のランキングで3位にランクアップしたところだったブリガムヤング大(BYU)・クーガーズのセンター、ブランドン・デービーズくんが出場停止処分になってしまいました。
今シーズンのマーチ・マドネスのゲーム全部に出場できません。


処分の理由が、「ガールフレンドとセックスしたため」なんです。

立教大学のレイプ事件じゃありませんよ?
ガールフレンドなんだから。



ユタ州の大学で、Church of Jesus Christ of Latter-day Saints (いわゆるモルモン教です)が建てた大学ですから、厳しい honor code(・・・校則じゃないけど、戒則って表現しますかね? 「道義心規定」みたいな感じ。ドレス・コードのコードです。)を持っていまして、これに違反してしまった、という訳です。

BYU’s Brandon Davies apologizes to teammates
http://www.sltrib.com/sltrib/cougars/51348870-88/davies-byu-team-wednesday.html.csp?page=1


クリックで、記事にリンクしてます。


premarital (婚前の) って単語が使われてますから、真面目な相手なのでしょう。

モルモン教ですから、アルコールやドラッグはおろかお茶もコーヒーも駄目。

やけに乱れている感のある米国の学生の性生活の中にあって、こういう学校もあるんですね。


ここの出身には、ゴルフ界だとマスターズ・チャンピオンのレフティー、マーク・ウィアーが居ます。


特にモルモン教徒でなくても入学できるそうですけどね、honor codeは守らねばなりません。

日本人でも、日本ゴルフツアー機構副会長の諸星裕さんとか、水泳の長崎宏子とか通ったみたいですね。wikipediaに書いてあります。


他には、野球のジャック・モリスやウォーリー・ジョイナー、フットボールのスティーブ・ヤングなんかも挙がっていますが、驚いたことに元49ersの名クォーターバック、スティーブ・ヤングはブリガム・ヤングさんの末裔だったんですね。

で、wikipediaでは挙がって居ないんですが、あのWWE(旧WWF)の悪のオーナー、ビンス・マクマホンもBYUに通っていたそうです。
有名な奥さんは卒業した東カロライナ大学で後輩だったらしいですけど、

BYUに居たときはガールフレンド居なかったんだろうか? 信じられません。(笑)



この大学のアスリートの80%はすでに結婚している、なんて話も伝わってきまして、すっかり話題になってます。


BYUは以前にも、NCAAのフットボール・チームにおいて同じ理由でランニング・バックをシーズン出場停止処分にしてますから、前代未聞ってことではないんですけどね。


3/01/2011

カート爆発


今年のマッチプレー、見応えありましたねー。

観ていて一番楽しかったのは、バッバ・ワトソンとJ.B.・ホームズの1戦でしょうか?
10ホール終わって5ダウンからのカンバックで逆転もすごかったですが、とにかく二人の飛距離を見てるだけでもワクワクでしたね。


決勝も見応えありました。

ルーク・ドナルドがそれまでの対戦全部大差気味に勝ち抜いてきて、勝負が17番18番になったら(決勝ではそうなったんですけど)プレーしてないだけに不利になんないか? なんて気にして見ていたんですけど、物ともしませんでしたね。

以前、G-Macの強さの秘密って記事の時に、ルーク・ドナルドのスタッツを細かく見てみたんですが、この人はパワーのさほど必要ないコースに於いては無類の強さが出ますね。
なにせ、スクランブルのデータ、パットのデータはダントツですし。

今年は米国に家も構えて本格的にUSPGAに注力するそうなんで、こういう活躍を見る機会がバンバン増えそうです。

パットの名手が大活躍するのを観るのは、パッティング好きの私としては大歓迎です。(^^)


ちなみに、世界ランキングはマッチプレーの後、こうなりました。↓
オフィシャル・ワールドランキング・サイトの2月28日付のキャプチャーです。)

クリックで、100位まで見られます。


G-Macが金曜日にタイガーを抜いて3位になったんですが、そのG-Macをルーク・ドナルドが抜いて3位になりました。

ということで、

1位 マーティン・カイマー
2位 リー・ウエストウッド
3位 ルーク・ドナルド
4位 G-Mac
5位 タイガー

って感じで上位4人がヨーロパ勢ですね。

7位のポール・ケイシーと8位のローリー・マクロイ、13位のイアン・ポールター(昨年のマッチプレー覇者)と、層もなかなかに厚いです。


USドル弱いもんなー。(・・・って、関係ないか。(笑))


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さて、ワニの話題に続いてまたまた戦慄のお話を。




これ、すごいでしょ?

アーカンソーのRivercliff Golf Course in Bull Shoalsってコースでの出来事なんですけど、

Jimmy Sandersさんがプレーしていたら7番ホールで電動カートが動かなくなって、調べようとしたら発火して燃え上がったらしいんですね。
ジミーさん、自分のクラブを救助しようとして腕に軽く火傷を負ったらしいです。

目撃者の証言では、その後カートは大きな爆音を立てて爆発炎上したそうです。

フェアウエーの芝(枯れていたんでしょうね)に燃え移り、半エーカー(100坪ちょっとぐらい)燃えて、木や隣接する家の方に火が行ったけど、消防車が来て1時間かかって鎮火した。って書いてあります。



でね、私思い出したんですが、

昨年末にヒドゥン・バレーをプレーした記事に、あのとき17番でカートが止まっちゃったって書きましたけど、実はその瞬間、「パーン!」って乾いた大きな音がしたんですよ。
電動カートですよ?

アクセル踏んだ直後だったかなぁ。
焦げ臭かったし。


あれ、いまにして思うとひとごとでは無かったんですね、きっと。

私もジミーさん同様、危ないところだったのかも。