10/29/2009

サンセット・ヒルズ (カントリー・クラブ)


友人に、「行ったことないから行ってみようや」と誘われまして、半休とって行って来ました。
ここもプライベイト・クラブです。


Sunset Hills Country Club
http://www.sunsethillsclub.com/


Ted Robinson氏の設計で、フェアウエイやラフはキクユ芝とバミューダ、グリーンはポアナとベントという、典型的なロサンゼルス周辺の古いコースのスタイルです。 (←って、判った風に書いてますが、サンディエガンさんにコメントで教わった受け売り知識です。(^^;)

距離が短くて、ティーからグリーンが見えないホールが多数あり、グリーンは距離の短さに相まって総じてサイズが小さいため、丘陵地に立っている割にはアンジュレーションがきつくないグリーンです。

全長は、パー71ですけど黒ティーからでも6098y。青ティーは無くって、白ティーだと5848yしかありません。
そうですねー、日本の山岳コースのいくつかを思い出すような感じでした。


友人が、「んー、こんなところだと知ってたら、わざわざ来なかったぜ。」とラウンドする前に既に言ってましたが(笑)、まぁそんな感じのコースでした。
ひとつには、グリーンのエアレーションのためのパンチングから3週間ほどしか経っていないみたいで、グリーンによってはまだポコポコでしたし、全体に遅いグリーンになっていた(保護のためでしょう。)のも、そういった印象になったかと思います。

私はとりあえずゴルフしてればどこでも楽しいんですけどね。(笑)

大して飛ばないくせにしかも距離が短いからってパープレイできるってわけでもないレベルなのに言ってしまいますが、こういうコースは昔を懐かしんでパーシモン・ドライバーと古いアイアンセットを持ち込んでプレーを楽しむっていうのが良かったりするんじゃないかなー、って思いましたです。


なにしろこの間リシャフトしたドライバーが打ちたかったこともあり、コースマネジメントもへったくれも無く14ホールでドライバーを打ってしまいましたが(笑)、ドライバーの後ショートアイアンかウエッジってなホールが結構あって、日本の山岳コースのいくつかを思い出した、というような訳なんです。


ではいつものようにいくつかのホールをピックアップして写真をご紹介します。

プライベイト・コースの場合、本当に事前情報が少ないんですよね。上にリンクしましたURLのコースのサイトを見てもコース図とかありませんし。
その上、メンバーさん達はコースをよく覚えているのが前提で、ヤーデージブックも用意されていない場合がほとんどです。


これが1番ホール。 365yのパー4、のっけからスタイミーの左ドッグレッグです。

画像をクリックで拡大します。


当日初めて会った二人のうち一人が、このコースを1度だけ回ったことがあるということで、どの方向に打てばいいか教えてくれているところです。
「あそこの高台の上に家があるだろ?あの白いバルコニーの方向を狙っていけばベストだよ。」

とりあえずティーボックスの右端の方にティーアップして、コースなりにドローボールを打ちました。
スタートホールから苦手なフェードを要求されなくって、助かりました。
残りは約100yぐらいで、これを6歩に付け、パットはショートして外し、無難にパーでスタート。
練習グリーンはエアレーションされていなくて、私にとって普通のスピードのグリーンだったんですよね。
これは無いわ。(x_x;

見てすぐに練習グリーンより遅そうだ、とは思ったんですが。



2番ホール、405yのパー4もごらんのとおりのスタイミーの左ドッグレッグです。

画像をクリックで拡大します。


リシャフトしたドライバー、今日コースで初めて打ったけど気に入っちゃったなー。とか思いながら打ったら不注意千万。(笑)
左の坂越えは向こうがどうなってるか全くわかんないですし危ないので、見えている範囲で一番遠いところ(ちょうど左のブッシュの右端ぐらいの方向ですね)に打っていこうと思ったんですが、これがスライスして右の隣のコースとの間の木の辺りに行ってしまいました。

今写真で見直しても、ティーイング・グラウンド自体がかなり右を向いていることに気が付きます。
スパットを決めて構えたつもりだったのですが、右を向いてしかも肩が開いていたのでしょう。
打とうと思ってもなかなか打てないスライスなのに。(笑)

ここは2打では届かなくなってしまいましたから、木の下を低く出してレイアップ、残り70yを5歩につけましたがパットは入らずボギーにしましした。



次は4番、344yパー4の写真です。

画像をクリックで拡大します。


3番は544yのパー5で、なんとこの4番までティーからはグリーンが見えません。
でも、ここは見えないですけど稜線の向こうは、なんか緩やかに左に下っていて・・・、みたいな感じが前の組の人や見える木の様子で、なんとなくうっすら分かりますよね。(^^)

・・・と、思いきや!(x_x)

ドライバーを上手く打ったんですが、稜線の先が思ったよりグッと下がっていて、グリーンまで120yぐらいの位置からは、フェアウエーが切れていてラフになってました。
わずか70y程度ですがえらい左足下がりのラフから打つ羽目に。(笑)
キクユ芝ですからね、ボールは半分浮いてましたが、根がきつい。

バンスの大きい55度のウエッジで打ちましたが、最後ちょびっと砲台みたいになっているグリーンにショートしました。
転がしで寄せて、2歩を何とかねじ込むことが出来て、やっとこさのパーでした。



そしてこのホールは結構いい景色で、なかなかのドキドキものだったのですが、13番の谷越え、357yのパー4です。

画像をクリックで拡大します。


バックティーからですと、谷が写真に写らないので、左前方に出て行って写真を撮りました。

グリーンはですね、後で分かったんですがティーイング・グラウンドの右サイドにあるこんもりした写真に半分写っている木の左端のあたりの方向に真っ直ぐ行ったところ、遠くに写っている4、5本の木の右後ろぐらいにあります。

飛ばす人だと、ショートカットで打ち下ろし、グリーンまで届くんじゃないでしょうかね?
でも、バックティーからですと間違いなくスライスで狙わなくてはなりません。
しかも向こうの4、5本の木に当てないように。木の手前側はすぐのところから谷です。
んー、飛ぶ人でも狙えないか。(^^;

向こう側に、斜めにフェアウエーがあって、しかも灰色に見えるカート道路が左手前から右奥に斜めに走っていますよね?
フェアウエー左サイドの木までは280yぐらいあるらしいのですが、すごい打ち降しです。
カート道路の右側を狙うのはいかんせん厳しそうなので、ちょうど前の組のカートが写っている辺りを狙いました。

例によって私、こういう険しく見えるホールでは運良く上手く行くんですが(笑)、行ってみて驚きました。
グリーンへは、直角に右にって言うかむしろ少し戻るような感じで、せいぜい80yしかありませんでした。カート道路の右側なんか狙って冒険する価値ゼロです。(笑)
ティーから見てグリーンの手前側に大きな深いバンカーがありまして、写真のカートぐらいのフェアウエー左サイドからだとグリーンの右サイドになるこのバンカーを越えるショットにならなくて済みます。

このラッキーを活かし(笑)、3歩に付けましたが、このバーディーパットはひと転がり足らずにショートしました。

残念。

10/28/2009

どうする? グリップ。


私は、LamkinのPerma Wrap というグリップのスタンダード・サイズを気に入って使っているのですが、いつも行くゴルフショップでの扱いが無くなってしまいました。





これは困りました。

なんでそんなに人気無いんでしょう?
ほとんど真っ黒で柄が入ってないところも気に入ってるんだけどなぁ・・・。(T_T)

よく行くお店の方でも、うちに近い方の支店には置いていなくて、本店の方まで(さほど遠くは無いんですが)買いに行って、自ら買い置きをしていました。 同じ系列のお店ですから、持ち込んでも迷惑がられませんし。
まぁ、オーダーしておけばメーカーから取り寄せておいてはくれるのですが、1-2週間かかりますからね。

なんかこう、ふっと気に入ってクラブ買ったときに、グリップをさっと変えときたいとかあるじゃないですか。 ないですか?(笑)
だから店頭でサクッと買えるグリップに転向しようかな、ってことも考えてます。


現在手元には在庫3本。
とりあえず10本ぐらいオーダーしとうこうかなー、って思っていますが、この際流行ってる種類に乗り換えてもいいかな、って気持ちも。


どなたかお奨めがありましたら、是非教えてください。m(__)m


傾向としましては、ゴルフ・プライドのごくスタンダードなツアー・ベルベットは嫌いではありません。
ちょっと滑り止めの穴が多くて、素手の手のひらにイガイガ感はありますが。

winnグリップは、あのソフト感がちょっと合いません。 もうちょっとsolidな感じの方がいいです。
話のレベルが違いますが、ベン・ホーガンがpuffyって表現していたふわふわ感が出ちゃって、ピシッとしない感じ?
とはいっても、コード入りのグリップは硬すぎて、ラウンドではたぶん問題なく打てますが練習のときに手が痛くなっちゃいがちなのでパスしてます。(^^;

一番見た目で近いのはゴルフ・プライドのツアー・ラップなんですが、あれはペタペタ感が強すぎてごみもくっつきやすいし感触もいまいっちょなんですよね。手に取って比べてみると分かっていただけると思うのですが。


昔懐かしい超スタンダード・グリップ、ゴルフプライドのスイングライトはけっこう好きなんですが、そういえばこれこそ店頭で見ませんねー、近頃。
ゴルフプライドのHPにも載ってないしなぁ。(x_x;


いろいろ能書きを書きましたが、私の好みを把握していただくのは無理かも知れませんし、虫が良すぎというものです。

これは気に入って使ってるけど自分にはすごくいいよ。 っていうグリップをもしお教えくださったらありがたいです。

大いに参考にさせていただきまして、感触とか結果が良かったら徐々に全部に適応しておこうかな、と。(^^;

グリップ単体を握ってみても、いまいちピンとこないんですよね。(^^;

10/25/2009

Stop Drugs


うちの息子(もうすぐ6歳)が、地元のkindergartenの宿題の一環で、麻薬撲滅運動のポスター作りをしました。


今回は、『Speak out! Speak truth!』 というのがテーマで、絵を描いてポスターを作ります。


で、フレーズを考えようか、ってことで親の方が無い知恵絞る。(笑)


日本には、「覚せい剤やめますか?それとも人間やめますか?」っていう、なかなかよく出来たコピーがありますね。
これを英語にしようか?
なんて、安直にスタート。

Quit smoking drugs, otherwise you are quitting human beings.

長いし。
「人類を辞めています」とか、英語では聞かない英文に。
こりゃだめだ。

「ing」をテキトーにちりばめてリズム作ったつもりはあるんですが、いまいっちょ。


「Do-or-die」っていう、英語の慣用表現があります。
高校野球の試合みたいに、負けたらそこで終わり(だから必死に頑張る)、みたいなシチュエーションをあらわす表現です。

これをもじって、「Do-and-die」とかどうだろ?
「やってそして死ぬ」・・・。

んー、いまいっちょ、日本語の直訳英語から脱出できてない・・・。


自然な英語の表現で「麻薬やめないと死んじゃうよ」って意味を出そうとするなら・・・
「Drugs or Life?」て感じでしょうか。
でも語呂もいい訳じゃないし、6歳前の子にLifeとか書かれてもなぁ。


などなど、試行錯誤しましたがギブアップ。(笑)
素直にネット検索してみました。(^^;



典型的な、麻薬撲滅のフレーズの数々です。

「Just say "no."」 (とにかくノーと言おう。)
「Count on me to be drug-free.」 (私に任せてね、ドラッグ・フリー)
「Winners don't use drugs.」 (勝者はドラッグを使わない)
「Drug-free and Proud!」 (ドラッグ・フリー、そして誇れ!)

この辺はストレートな表現ですね。


「Smokers are Jokers.」 (スモーカーはジョーカーだ)
「Crack is Whack.」 (コカインは(お尻)ぺんぺん!)
「Dope is a Joke.」 (麻薬はジョークだ)
「Drug abusers are Losers.」 (ドラッグを乱用する人は負け犬だ)
「Hugs, not Drugs.」 (抱擁を。ドラッグではなく)
「Tobacco is Wacko.」 (タバコはへんちくりん)

この辺は、Dr. Seussよろしく韻を踏んでいまして、語呂が良いです。

日本で言う駄洒落にも近いですが、ビートルズやクラプトンなど歌詞のほとんどはこうした韻を踏むフレーズで構成されているものが多いですね。
音のリズムが良くなります。
(その分、使う単語は限られてきますので、日本語訳はちょっと変ですけどね。)


「Quit to Win.」 (やめて勝とう)
「Smoke Kills & Love Heals」 (吸うのは殺すが、愛は癒す)
「Take the Plunge and Save your Lungs.」 (きっぱりやめてあなたの肺を救おう)
「Free Hugs for Clean Lungs.」 (きれいな肺に自由な抱擁を)
「No Butts - Just Quit It!」 (葉巻はだめ。 やめなさい!)
「Smokers Stink!」 (スモーカー、臭い!)

この辺はタバコとか大麻を標的にした評語ですかね。



検索した中で、これはよく出来てるなー。って思ったのがありました。

Only users lose drugs.」 (ドラッグを無くしちゃうのはユーザーだけ)

・・・直訳では、意味が分かりません。

これは、「user」と「loser」、「lose」と「use」の発音が非常に近いことを利用してあるのです。


パッと読むと「そりゃ、持ってなくちゃ無くせないもんね」 ってくらいなものでよく意味が分かりませんが、

「Only Losers use drugs.」 (ドラッグを使うのは負け犬だけ)

と入れ替えて読み直すと、麻薬撲滅のスローガンになっています。
読み手に、「ん?」と思わせて、読み直させる。
考えさせる。

そして、文としてはダブル・ミーニングで2つの意味を持たす、というなかなか洒落た手法です。



・・・は、いいんですけどね、まだ幼稚園生のうちから麻薬撲滅のポスター作りが学校での活動になる米国の人達って。(笑)

いやはや、って感じがします。



うちの息子はそういえばまだ5歳前の去年も同じようなポスター作ってましたねー。

それで彼は考えたのでしょう。

風邪を引いて小児科に連れて行かれるときに、注射器の絵の上に丸で囲んで駐車禁止の標識みたいな斜め線を入れたポスター( ↑ こんなやつ)を自分で作り、先生に見せて「注射しないで下さい。」を訴えました。(笑)
4歳のときです。


小児科の先生は、「あれには参ったよ。 今でもとっといてあるんだから。(^^)」と言って、1年以上経ったつい先日、見せてくれました。(笑)


10/23/2009

ドライバーのリシャフト (←またですか! (^^;)


「キャロウエイ X460 Tour ドライバー w/アルディラ・シャフト」
という記事の、フォローアップです。


簡単にまとめますと、前回の記事では、

X-460 Tour 8.5度 アルディラNV65S 46インチ
X-460 Tour 9.5度 アルディラNV75R 45インチ

の2本を入手して、打ち比べることになっていました。

コースで打ったのは、先日の「ラウンド記録(ロスト・キャニオンズの2)」
で8.5度NV65Sの方を使ってみたのみで、あとはドライビング・レンジで打っての感想です。

78gと重めのNV75Rシャフトにして、重いが硬くない、しっかりしたシャフトにしたらどうなのだろう?っていう考えがあったので試してみたわけですが、結論から言いますと、想像と少し違っていました。

スイング・スピードを抑える感じで、力まずしっかりと打ったときにはとてもいい感じで撓りも感じながら振れていいボールが出てくれるのですが、「むんっ!」って力が入ってヘッドスピードが上がってしまったようなスイングになったときに右にフェードアウトしていってしまうので、これは安心して使えないな、と思いました。
今までのドライバーでなら、図らずも距離出ちゃったなぁーっていう打球になってくれるような当たりをしたときに右に出るのは、私的にはNGなんです。(^^;


8.5度のヘッドでNV65Sの方は、46インチで私としてはちょっと長尺に挑戦、って感じになります。

こちらは、よく飛んでくれますし長さを感じないくらい振りやすいのですが、若干左右への散り幅が広がってしまうように思います。
8.5度のロフトはけっこう好きな高さでスピンが少なく出て行ってくれるみたいな雰囲気がして、悪くありませんが、ふと気を抜いて打ったときの左右への散り方が不安要素になってきてしまいます。
もう少し使い込んでみようかな、とは思ったりしていますが。



まぁ、そんなこんなで、打ちなれたFT-3のヘッドにアルディラNV65Sの46インチを試してみたくなってきますよね?

・・・ってか、試してみたくなりました。

あれ、待てよ?

FT-3にアルディラNV65Sって、以前FT-3の中古の在庫がまだ品揃え多かった頃にけっこう見かけた組み合わせじゃないのさ!
・・・なんて思ったんですが、今となっては後の祭り。 近頃はいつも行くお店ですとFT-3の9.5度を見付けるだけでも至難の業になっています。

まぁ、FT-3の9.5度を持ってる人はみんな気に入っちゃって中古市場に出て来難いのだ、と都合よく解釈して、ここはひとつ。

仕方がありませんので、eBayで探して買うことにしました。
手持ちにFT-3のヘッドのクラブは2つ持っているのですけれど、1本はエースですし、もう1本はJavln FXを挿れたドライバーですので、これもまだリシャフトしたくないので。(笑)



これは、なかなかいい感じのプロトタイプヘッドのFT-3です。(^^)
ドローバイアスの表示がちょっと違うんですよね。
これをポチって、リシャフトしました。

売りに出ていたときは、グラファロイのPro Launch (blue) S65が挿さって居たのですが、到着後即リシャフトです。

Pro Launch (blue)もけっこう好きな部類のシャフトなのですが(笑)、初心貫徹、初心貫徹。(笑)

FT-3ドライバーヘッドの弱点は、抜いたシャフトを有効利用できないところですね。
熱でヘッドのグラスファイバー&樹脂部分がやられてしまいますので、シャフトをばさっと切ってドリルで彫って除去しなくてはならないのですよね。



46インチ仕上げです。 んー、いいですわー。(笑)

今のところ、レンジで打っただけですが、長さはX460 Tour同様、さほど気になりません。

弧が長いからヘッドスピードが上がるというよりは、長いなら長いなりに振れてくれるのでタイミングが気持ちよく入ってくれる、っていう感じです。
やはり慣れたヘッドに慣れたシャフトですので、ミスはしたとしても思わぬ打球が出る確率はぐっと下がって安定してくれます。


フィーリングがとても良かったので、ついでに青のディアマナ・シャフトを短くしすぎていたエースドライバーの方も1インチ伸ばしてもらいました。 45インチ1/2です。
Javln FXが45インチですから、1/2インチ刻みで3本持ってることになりました。


コースで試すときが楽しみです。(^^)


10/18/2009

マッチプレーではルールが違う?!(裁定集から-5)


デジタルパットを最初に私に教えてくださった方でお友達登録いただいていますgolfreak銀さんが、ディフェンディング・チャンピオンとしてクラブ選手権の決勝を戦って居られました。

これがマッチプレー形式でしたので、そういえば最近ルールに関する記事書いてなかったな?とか思い出しましたので、いくつもあるマッチプレーとストロークプレーで処置が異なる事例のうちのいくつかをご紹介しようと思います。




A. まずは、先だってのラウンドでちょうど私がやらかしてしまった事例です。

グリーンフォークをポケットから出そうとしたときに、ティーがフォークに挟まっていてボールをポケットから掻き出してしまったのですが、落下してシューズに当たり転がって同伴プレイヤーのボールにぶつかってしまったんです。


18/7.5 相手(または同伴競技者)が偶然に落とした球が、プレーヤーの球を動かす

質問: プレーヤーAがパッティンググリーン上の球を拾い上げたあと、偶々その球を落としたところ、Aの球は止まっているプレーヤーBの球に当たってその球を動かしてしまった。この場合、どのように裁定すべきか。

回答: 拾い上げたあとまだインプレーに戻していない球は携帯品である……定義16「携帯品」の注1参照。
マッチプレーでは、プレーヤーAは1打の罰を受け、プレーヤーBは自分の球をリプレースしなければならない……規則18-3b。
ストロークプレーでは、誰にも罰はなく、競技者Bは自分の球をリプレースしなければならない……規則18-4。



コンペは、ストロークプレーでしたから助かりましたが、マッチプレーだったら1打罰を受けていたんですね。(x_x;

プレイヤーBはリプレース、っていうのはまぁ当然だと思いますけど、これ、ボールじゃなくてもグリーンフォークとかを落として動かしてしまってもマッチプレーだと罰受けちゃうんですね。携帯品ですから。
(ちなみに、相手のマークを誤って動かしてしまった場合は、罰なしでリプレースだと思われます。(未確認))



B. 次の事例はですね、私自身は体験したことが無いのですが、「ちょっと競技で旗持ってもらうのためらっちゃうなー。」と思わされてしまう事例です。

17-3/2 相手(または同伴競技者)が旗竿を抜かなかったため、旗竿に球が当たる

質問: プレーヤーAが旗竿への付き添いを相手(または同伴競技者)のプレーヤーBに依頼したところ、BはAの求めに応じてくれた。ところがAが強くパットしたところ、Bが旗竿を抜かなかったため球は旗竿に当たった。この場合、どのように裁定すべきか。

回答: プレーヤーAに罰を受けさせようとしてプレーヤーBが旗竿を抜かなかった場合、規則1-2の重大な違反により、マッチプレー、ストロークプレーとも、Bは競技に失格する。なお、ストロークプレーでは、公正の理念(規則1-4)に従ってAは罰なしに打ち直さなければならない。


Bが旗竿を抜かなかったのはAの球が旗竿の向こう側に大きくオーバーするのを防ぐためであって、Aに罰を受けさせようということではなかった場合で、Aの球がホールに達する前にBが旗竿を抜かなかったときは、マッチプレーではBは規則1-2によりそのホールの負けとなる。
なお、Aの球が旗竿に当たった(規則17-3aの違反)という事実も、それ以前にBがそのホールの負けとなっているので上記裁定を変えさせることにはならない。
他方、ストロークプレーでは、Bは規則1-2により2打の罰を受け、Aもまた規則17-3aにより同様の罰(2打の罰)を受ける。
Bが旗竿を抜かなかったのは、例えば旗竿が円筒の中のソケットにくっついていて抜けなかった場合や、Bの注意が他に向けられていてAがパットするのを見ていなかった場合のように悪意がなかったときは、規則17-3により、Aはマッチプレーではそのホールの負け、ストロークプレーでは2打の罰を受ける。なお、Bに罰はない。


この事例は、ジャッジするのが難しいと同時に、ややファジーなルールですねー。
プレイヤーBの意思がどうだったか、に拠って、裁定が変わってくるようです。

プレイヤーBへの措置は、a.競技失格から、b.そのホールの負けまたは2打罰、もしくはc.無罰、っていう3通りに裁定されています。

一方、プレイヤーAの方(パットした方です。)は、a.最良でも無罰でリプレースして打ち直し、b.そのホールの勝ちまたは2打罰、もしくはc.そのホールの負けかまたは2打罰、という3通りで、ピンに当たるというなかなかラインに乗ったいいパットを打ったにしては、ほぼろくなことにならない裁定です。

ほとんどの場合、まぁ、3つ目のケースで起きるんじゃないか?とは思いますが。



C. 3つ目の事例です。これも私は未体験です。
19-3/1 アウトオブバウンズに立っていた相手に偶々球が当たり、アウトオブバウンズに停止

質問: マッチプレーで、アウトオブバウンズに立っていた相手に偶々プレーヤーの球が当たってアウトオブバウンズで止まった。この場合、どのように裁定すべきか。

回答: 誰にも罰はなく、プレーヤーはそのストロークをやり直すことができる……規則19-3。



これ、ストロークプレーでは同伴競技者は自分にとっては局外者ですから、OBになるんでしょうね。
・・・っていうか、マッチプレーだと罰なしにストロークのやり直しだって言うことに驚きましたです。



***

シリーズの過去ログ
バンブル・ビー(裁定集から-1)
ルース・インペディメント(裁定集から-2)
ボールはあるがままにプレーすればいいってもんじゃないんだよ?!(裁定集から-3)
池の方に打ったとき(裁定集から-3の2)
誤球のプレーをやってしまった思い出
誤球のプレー、最近のニアミス編 (裁定集から-4)



10/16/2009

ホーガンとジンジャーエール


私は実は全くもっての下戸でして、アルコール飲料は一切飲めません。

飲めば強くなると信じ込まされて大学生時代に散々飲んでみましたが、どうやら全く免疫ができませんでした。吐きすぎて血を吐いたことも2度ほどありますが、駄目でしたねー。



まぁ、そんなことはどうでもよいのですが(^^;、仕方が無いのでよくジンジャーエールを飲んでました。
コーラとかオレンジジュースだと目立っちゃうので、ジンジャーエールにストローを挿さないでもらっておいとくと多少は目立たないので。 まぁ、生姜風味自体が元来好きなので、味も好きなのですが。

ちょっと生姜おろし入れて食べる素麺なんかも堪りませんねー。(^^)

そうそう、ロサンゼルスで手に入らない日本食材のひとつに、葉生姜ってのがありません。谷中生姜っても言われるやつですよね。 お味噌付けて生でかじって食べます。 私はこれに目が無くて大好物なんですが、・・・そういえば10年近く食べてないかも。(x_x)



それはさておき、

Five Lessons The Modern Fundamentals of Golf (5つのレッスン 最新のゴルフの基本)」 こと、邦題 「ベン・ホーガンの『モダンゴルフ』 」の最初の方、グリップの解説が書いてある辺りに、ジンジャーエールが出てきます。

33ページです。 ちょっと訳してみます。


The golf grip is bound to function most effectively when the hands and fingers feel thin. Some days they do, some days they don’t. Interestingly enough, drinking some ginger ale, because of its effect on the kidneys, seems to prevent the hands from feeling too fat and puffy.

is bound to ~   (《必然》 きっと~する)
thin    (薄い、厚みの無い)
puffy   (ふくれた、腫れた、丸々した)

ゴルフのグリップは、手や指がすっきり締まって感じるときに一番効果的に機能してくれます。 締まって感じる日もあれば、感じない日もあります。 非常に面白いことに、ジンジャーエールを飲むと腎臓への効果によって、手が厚ぼったいような感覚を防ぐことができるようです。


If the weather is cold, of course, it always affects your feel. To make sure my hands were warm enough at Carnoustie, I carried a hand warmer in each pocket.

hand warmer   (手を温めるもの)
[・・・ですが、この後の文章で内容が詳しく説明されていまして、いわゆる懐かしい白金カイロのことだと判ります。]

天候がが寒いときは、もちろん(手の)フィーリングに影響してきます。 カーヌスティーで確実に手を充分に暖かくしておくため、両方のポケットにカイロを携帯していました。

で、このすぐ後、「暖かいボールはご存知のように冷たいボールよりも飛びますからね。」なんてことも書かれています。
(現在のルールでは、カイロなどを使ってボールを故意に暖めることは禁止されていますが。 自然にポケットに入っていて体温で温もるぐらいはOKですけどね。)


・・・seems to prevent the hands from feeling too fat and puffy. の部分を、日本語版では、「手のむくみを防ぐ効果があるようだ」、って訳してあるのでしょうか? (日本語版は読んで無くって存じ上げないのですが。)


私はあんまり感じたこと無いのですが、米国のゴルファーにはよく「手がpuffyに感じることがある」って言う人、確かにいますね。

puffyには、「はぁはぁ息切れする」って意味もありまして(機関車が坂を登るときとかも、huff, puff, huff, puffって表現されます)、私は最初の頃、手がパフパフするって何だよ?変なこと言うなぁ、って思ったりしていたんですが。(^^;

なんかですね、手のひらの部分がごっつくて厚く、指もごん太い感じの手をした人に多いんですが、グリップがふわふわしちゃう感じになるらしいです。特にラウンドの後半あたり。
私はなったことがありませんのでよく判らないのですが。

コード入りグリップなんていうのも、元はもしかしたらこのあたりの事象への対策で登場したのかも知れませんね。

人によっては、手が大きくて、てっきりグリップのゴムが見えなくなるぐらいに短く持ってるのかと思ったらグリップエンドから握ってた、なんてケースもありますからね。(笑)


まぁ、そのpuffyな状態を改善するのにジンジャーエールが良い、とベン・ホーガンがアドバイスしてくれている訳です。



イギリスやアメリカでは、昔から民間療法的な用途でも、ジンジャーエールは飲まれてきたようです。

胃がムカムカするときや、乗り物酔いの防止とか和らげる効果、それから咳を沈めたり、喉が腫れているときにも良いとされているみたいです。
不思議なことに関節痛も和らぐよ、とか言われたりもしています。




Five Lessons The Modern Fundamentals of Golf (ホーガンのモダンゴルフ)」では、右足は垂直に、左足はつま先を左に90度の1/4、つまり約22度開くようにしなさい、と、非常に細かく指導されていますよね。

右足のつま先も開いたりしたら、右打ちなのか左打ちなのかよく判んないでしょう?どっちに打つのかぱっと見て判んないのが居ますね。とか書かれていて、内容の厳格ぶりに、ちょっとびびりつつ(不謹慎かもしれませんが)笑ってしまいます。


10/12/2009

アメリカンリーグ・ディビジョンシリーズ(ALDS)制覇!


悲願の打倒ボストン
ついにやった! (祝)


(以下、書き足し。)
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いやー、長かった。

2009年のポストシーズンのシリーズが始まりました。
まずはワイルドカードでプレイオフに進出してきた天敵ボストン・レッドソックスとのディビション・シリーズを戦い 3連勝して、ヤンキーズとのリーグチャンピオンシップへと勝ち進みました。



こちらの写真はゲッティ・イメージ社が撮ったものです。(スポーツ関係の写真は最近ここが独占状態ですね。)
Flickrにアップされているスライドショーをリンクしておきます。


2002年にワールドチャンピオンになって以降、リーグ優勝は重ねるものの非常に残念なポストシーズンが続いていましたので、久しぶりに興奮しています。

・2004年は対レッドソックスに3連敗、
・2005年はヤンキーズとのディビジョン・シリーズに3勝2敗で勝利したあとリーグ・チャンピオンシップでホワイトソックス相手にホームで3連敗し1勝4敗で敗退、
・2007年は対レッドソックスに3連敗、
・2008年は対レッドソックスに、シーズン中は8勝1敗と大きく勝ち越しながらポストシーズンではホームで2連敗し、1勝3敗で敗退、

ということで、ポストシーズンにホームでのゲームに勝利するということ自体が4年ぶりでした。


ポストシーズンで対ボストンにシリーズを勝利したのは初めてでして、1ゲーム単位で言っても、対ボストンにホームでのゲームを勝利するということに関しては、86年のリーグチャンピオンシップで勝ったゲーム以来、実に23年ぶりのことでした。
しかもこのときのシリーズは、3勝1敗と王手をかけながら、3勝4敗で敗れ去っています。


そういう意味では、本当に鬼門のレッドソックス戦でしたが、悲願の打倒レッドソックスを果たせたわけでして、・・・本当に長かった。


毎回、毎回、気合入れてポストシーズンのゲームを応援に行っては、肩を落として帰るという経験ばかりが続いていましたので、ゲームに勝って興奮して家路についたのは久しぶりです。


第1戦ゲーム前のセレモニーとNational Anthem斉唱





この旗は、本当に大きいです。


第2戦、この日先発のジャレッド・ウィーバーがアップをしているところ。



背中の23番はピッチング・コーチのマイク・ブッチャーです。 以前スコット・スピージオが付けていた番号ですね。

ゲームが終わった直後に私の席から撮った写真。



プレイヤーの方は、まだあとのゲームがありますから比較的落ち着いていますが、観客は総立ちです。


金曜日から、NYヤンキーズとのアメリカン・リーグ・チャンピオンシップが始まります。
こちらは逆に、エンジェルズが2005年と2002年にディビジョン・シリーズでヤンキーズを破っていますので、レッドソックス戦とは逆の立場になります。


今年のチームは頼もしいですぞ。(^^)


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アメリカンリーグ西地区ディビジョン優勝のときの記事。


10/11/2009

昔、ローラ・ボー ・・・


まぁ、ご本人たちはそうは思ってないかも知れませんが、またまた、あまりに‘ホット’なゴルファーをご紹介しておきます。 (^^) ♡

もちろん、既にご存知の方も多いかも知れません。
先だってご紹介しました、Wilhelmina 7 の彼女たちの方が、ゴルフの実力的にはちょっとだけ上です。(の筈だと思います。)

では、能書きはさておき、写真の方を。(^^;

ちなみに写真は全部、元のサイトにリンクさせていますので、写真をクリックするとオリジナルの大きさの写真の元ページに飛べます。



マリア・ベルチェノワ

(ロシアの23歳。 ・・・とは思えないほど大人の雰囲気。)

公式ウエブサイト
http://www.maria-verchenova.com/













あー、鼻血出るとこだった。(笑)

彼女は、LPGAではなくって、ヨーロッピアン・ツアーでプレーしています。




エリカ・ブラスバーグ

(アリゾナの25歳。オレンジカウンティー出身のカリフォルニア・ガールです。)

公式ウエブサイト
http://www.ericablasberg.com/







彼女は、プーマのゴルフウエアの世界シンボルとして選ばれていますので、日本でもショップなどで彼女の写真を見るかも知れませんね。


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で、やっぱりローラ・ボーでしょう。(^^)

グリーンの妖精。







アーノルド・パーマーが、「この子、日本で俺より有名なんだよ。」って言ったとかって話もあったりしますね。(笑)


なんでも、「ザ・レジェンズ・ツアー」って名前のLPGAのシニア・ツアーがあるらしいのですが、そこでプレーしているんだそうです。



ザ・レジェンズ・ツアーのサイトにある、
ローラ・ボーのプロフィールページ

今、56歳になりますでしょうかね?


LPGAでは2位が10回もあったのに、ついに勝てませんでしたけど、今度のツアーでは一度くらい勝たせてあげたいですね。



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このシリーズの過去ログ:

チェイニー・ウッズ
アンナ・ローソン
Wilhelmina 7



10/08/2009

スティンプメーターについて


グリーンの速さを測るスティンプメーター。


GDOのブログをなさっている方はほとんどの方がご存知だと思いますが、

仕組みは、角溝のある棒にボールを乗せて一定の斜度でグリーン上のなるべく平らなところに転がし、ボールがグリーン上で転がった距離を測定するという、非常に直接的な実際のゴルフボールを使った方法です。
4方向で測定した平均値を取ります。


↑スティンプメーターを使っているところ。

およそ測定器というよりは、現実に基づく実験・経験則値って感じですね。



地面との角度が20度ぐらいになると転がりだすようになっているボールを乗せて置く切り欠き部分はこうなってます。

(楽天のスティンプメーターを売ってるところから写真を拝借しました。)


7フィートぐらいが標準、9フィートぐらいはやや速め、5フィートは遅めとされていまして、プロのトーナメントになると10フィートとか12フィート、なかにはもっと速い14フィート、なんていうケースもあるようです。


デジタルパットを実践する身としましては、
このスティンプメーターの数字によってグリーンのスピードを表すという概念は、まさにベースになる基本のデータということになりそうです。

自分が基準にしているスピードが9フィートで、例えばその日のグリーンが8.1フィートなら10%程度遅いと考えて10歩の距離を11歩で打つ、という風に換算して応用できそうです。


・・・しかし現実は?



***

まず私は、スティンプメーターで何フィートが自分の基準の距離なのか実はよく判っておりません。(x_x;

基準は、Rio Hondoという近所のゴルフ場のグリーンが一年を通して一番多くセッティングしているスピードでして、先日お邪魔した季美の森ゴルフ倶楽部も同じくらいのスピードだった、ということは判っていますが、米国の私の周辺のゴルフ場ではスティンプメーターの表示がなされているコースがほとんど“無い”のです。

所属のスパーインテンダントさんやプロに聞きますと、「大体9-9.5フィートじゃない?」って答えをもらえることはありますが、測っても居ない様子でした。


ちょっと検索してみて、こんなことが書かれているのを見つけました。

道具と技術の木曜日: スティンプ・メーターの疑惑

要約しますと、『スティンプメーターの数値が表示されているコースは多いけれども、実際に信頼の置ける数字が書かれているケースは多くは無いようだ。』ということになりましょうか。



それと、私のもうひとつの疑問。

私が体験したことの無いような相当速いグリーン、例えば12フィートのグリーンでも、たかだか3.6mちょっとの距離で表現される訳です。
9フィートのグリーンなら、2.7mぐらい転がる。 これって、私にとっては約4歩弱の距離で、デジタルパットの内-内の距離にも満たない短い距離です。

果たしてこれを14歩とか21歩の距離に比例で換算してよいものかどうか?
長い距離を打つパットの最初の方はボールの初速も速いですし、芝の上を通過していく転がり方も、カップ周辺でのゆっくりなスピードでの転がり方とはまるで違ったもののはず。
芝目の影響も、カップ周辺でのボールがゆっくりなときの方が大きいでしょう。

実際、私の体内基準では内-内が7歩ぐらいのグリーンが基準で、これが例えば内-内で5歩の遅めのグリーンに来たとしまして、そこで14歩の距離が残っていたら、14 x 7/5 = 19.6歩の距離感で打てばよいのかといいますと、そんなには違わない、というのが私の感想です。

打ち出しの最初の部分は、グリーンの速さに左右される割合が少ないからなんじゃないかと思っています。



***

ちょっと、ググってみました。(^^;

JSGCA (日本ゴルフコース設計者協会)GCAジャーナルのバックナンバーの中に、こんな記事がありました。 95年に書かれたものです。

スパイクとグリーン
http://www.jsgca.com/06_gcajournal/gcanl03-p09.html

率直に言って、わが国の大半のコースが、スピードのあるグリーンではないのが現状である。相当、ゴルフに通じている人々でさえ、グリーンの刈り高だけを論ずるだけで、スティンプ・メーターの数字は知らないケースが多い。同じ刈り高でも、グリーン面がファームであるかどうか、肥料の分量、水分、ローラーのかけ具合、埋土の頻度等によってスピードは異って来る。

んー、95年でこんなことかかれてますから、スティンプメーターの概念が日本のゴルフ場でも流行り始めたのって、比較的最近なんですね。
(ちなみに同じ日本ゴルフコース設計者協会GCAジャーナルに、日本で1936年当時に既にスティンプメーターそのものともいえるボールを転がしてグリーンの速さを測る測定器を実際に作って書物に書いていた方の文献がある、と書いてありましたけど。)

この頃から、高麗グリーンからベントグリーンへの移行指向が高まってきて、スパイクレス・シューズにも注目されるようになって行ったみたいです。
そういえばそんな記憶ありますね。



コース設計家の小室嘉彦さんは、GCAジャーナルに次のような寄稿をなさってます。

閑話休題: スティンプメーター
http://www.jsgca.com/06_gcajournal/gca04-p13.html%20%3E%3Cspan%20style=

・・・スティンプメーターを使いグリーンの速さを知ること自体は決して悪いことではないが。その事に気を取られる余り、関係者があたかも、そのコース全部のグリーンについて均一のグリーンを作り出そうとするかに見受けられることがある。

スコットランドのリンクスに於いては無論のこと、インランドのコースに於いてさえ状況によって途轍もなく速いグリーンや、反対に遅いものがある。これが自然というものだ。


練習グリーンと、ホール毎のグリーンのスピードが違うと、ゲームになんないような気がするんですが、私は間違っているようですね。


私の好きな、富士クラシックの非常に優秀なスーパーインテンダントの石本さんのブログにも、こういう風にかかれていました。

グリーンスピード
http://fuji.classic.ne.jp/blog/2009/05/post_197.html

・・・富士クラシックは平らな部分がないので計測できないのです。自分の今までの経験でのパターで転がした場合で言うと9.5フィート????かな???
一応私の基準では、ちょっと弱いかなと思ったストロークで意外に延びてカップに届くくらいを目指しています。見た目で重たそうだが案外転がるくらい。

---(中略)---

富士クラシックのグリーンは素直な転がりを追求しています。

「芝目があったって良いじゃない。凸凹な転がりはしないのだから。順目の下りは13フィート以上転がりますよ。」
私はそんなキーパーです。




このリンク記事の写真 ↑ 、ほんとに14フィートぐらい転がってないすか?
ピンの長さとかボールのサイズとかから想像しますに。(^_-)

さすが富士クラシック、すげーなぁ。
順目の軽い下りなんですね、きっと。あんまり下っているようにも見えませんけど、芝の色も白っぽく写ってますし。


「芝目が順目のしかも下りでこのぐらいの傾斜だと、14歩の距離は10歩じゃなくて6歩の強さで打たなくては駄目」、みたいな読みは、デジタルパットの先の楽しみ、応用の部類に入って来ます。
この辺りが、まだ私は経験不足な面が出てしまうんですよね。

そういった読みが合っているか合っていないかは別にしまして、まずは(実際の距離にかかわらず)自分の中の基準の6歩の距離を、一定の加速度を持って自信を持ってストロークすることができる、ということはデジタルパットの強みだと思います。


ゴルフ歴は24年以上になりますが、経験不足と言いきってしまいます。
デジタルパット歴はまだ1年半ぐらいの新米ですので!!(^^;


10/06/2009

ロスト・キャニオンズ の2


ここは以前ラウンドして、コース紹介をしているコースです。

ロスト・キャニオンズ(ゴルフクラブ)スカイ・コース(以前の記事)


フレッド・カプルスの監修でピート・ダイが設計した難易度の高いコースです。


Lost Canyons Golf Club
http://www.lostcanyons.com


前回も36ホールあるうちのSkyコースをラウンドしましたが、日本から来た方とご一緒するということもあって今回もSkyコースです。

Shadowコースの方は、少しトリッキーな作りらしいのですよね。まだラウンドしたこと無くて、聞きかじり情報ですが。
グリーンフィーもShadowコースの方が少し安くて、いろいろディスカウント・ディールも出していたりしていつでもいけるかな感もありまして、どうしても後回しになってしまっています。(^^;


今回は、前回ラウンドしたシルバー・ティーのひとつ後ろのゴールド・ティーからのラウンドをと思っていたのですが、ちょうどほとんどのゴールドティーのティーイング・グラウンドが養生中で、全部シルバー・ティーのティーイング・グラウンドからのラウンドになりました。

木があまり生えていないロケーションで空中ハザードが無いのは私には朗報ですが、その分、風が吹き始めると距離感が難しくなって来ますね。
前回は弱風でしたが、今回はまぁまぁ強めの風(時にパターの集中力をそがれるくらい)が特に後半に吹いてきて、前回最初に写真をご紹介した17番パー3はドキドキものでした。

どのホールも、30y-56yの大きくてうねったグリーンを持っておりますので、「本日のピンポジション」は6つのエリアに区切ってあって表示されています。



写真は、前回ご紹介していなかったホールを中心にいくつかご紹介してみますね。


まずは3番ホール340yのパー4。

画像をクリックで拡大します。


トータル距離は長いホールではありませんが、フェアウエーに届くには、キャリーで220yが必要でした。
風は左から右でややアゲインスト。
かなりの打ち下ろしとはいえ、ティーショットにプレッシャーがかかりますね。

丁寧に打ってうまくフェアウエー右寄りの狙った方向に行ってくれましたが、いざカートで行ってみたらフェアウエーに入って20yぐらいのところでした。
飛ばない人は、右下のちょうどカートが写っている8番ホールのラフに打っていくことも考えなくちゃなりませんかね?



続きまして、Magnificent 7とホール名が付いている170yのパー3、7番ホールです。

画像をクリックで拡大します。


正面に写っています山がこの辺りで一番高くなっていまして、その山に向かって打ち上げている壮大な景色のホールです。
右手前や左奥にあるバンカー群に入れると厄介なのですが、・・・入れてしまいました。(笑)

コース全体がこの山の方向から下っていると考えて、各グリーンのグリーン上で感じる傾斜に加味して考慮をしてラインを読むと、案外いい読みになってくれます。
それを考慮しませんと、うねったポテト・チップグリーンとも相まって、「あれ?登ってると思ったのに、あんなに行っちゃった?」「どう見てもフックラインなのに右に坂登ってったよ?!」なんて錯覚をしてしまいます。(日本からみえた方々、とても上手な方なのですが苦戦していらっしゃいました。)

かくいう私もひとつ、フックラインの返しのパットがなぜかまたフックラインで、完全に読み違えて3パットしてしまいました。(10番ホールです。)



次の写真は12番ホールのうまく打てれば2つで届く可能性のある535yパー5ですが、その次の13番パー3や、左に見える14番ホール、さらには正面の小山を回りこむようにして最初の写真でご紹介した3番ホール(右後ろ)や、次の4番ホール(左後ろ)まで見渡せる、非常に見晴らしの良い素晴らしいロケーションです。

画像をクリックで拡大します。


ティーショットは左右にブッシュがあってけっこうプレッシャーはかかりますが、気持ちのいいティーショットです。
ティーショットがいい当たりでフェアウエーに打てれば2オンも可能ですが、グリーンへのアプローチは右のブッシュ越えになりますし左も川のあるブッシュになっていますから、私は無理をせずにグリーン右手前の花道のエリアにレイアップしました。

そこからのチップショットは、硬いグリーンでおもったよりつつーっと行ってしまい、10歩(約7m)を残し、惜しくもボール1個外れてバーディーはなりませんでしたが、満足のパーです。



そしてやっぱり17番150yパー3の写真はもう一度載せましょう。

画像をクリックで拡大します。


この日のピンの位置は、なんとグリーン一番奥の左の端っこです。
グリーンの後ろもすぐ崖になっています。

そんなとこ、狙えるわけ無いじゃん!ってピン位置ですし、このグリーンは斜めに細長くて53yもありますので、グリーンセンターから比べますと距離も20yプラスの170yぐらいですね。
そして、縦の幅は狭いんです。15yぐらいしかない。

風もやや強くなってきましたので、ユーティリティーでノックダウン気味にもう目をつぶって打つ気持ちでグリーンセンターに向かって打ちました。
低いフック気味の弾道で、右から行ったボールはグリーンセンターに落ち、ピンに向かって転がっていきました。

ずいぶん上手いこと打てたのですが、最後ぎりぎりでグリーン内に止まりきれず、グリーンをコロッとこぼしたのは見えたのですが、まさか後ろには長い芝など全然無くて、そのまま谷底に行く仕様になっているとは覚えていませんでした。(x_x;

ラテラルの赤杭が打ってありますので、ピンに近づかないところ(・・・は無いから、横に移動したんですが)にドロップ(・・・てか、正式にはドロップですがボール3個をむざむざ谷底に転がり落とすことになってしまいますので、途中の手順を省略して崖ぎりぎりにプレースしました。)、ボギーにしました。

なかなかいいショットだったんだけどなー。



前回トリプルボギー、今回ダブルボギーと私が苦戦している18番420yパー4のティーはこんな感じです。

画像をクリックで拡大します。


写真ですと判りにくいのですが正面にV字型に見えているフェアウエーに向かって打ち下ろします。
その先は、直角に左に曲がるようにして左手の丘の裏側へ打っていく訳です。

フェアウエーは右には縦長の長いバンカー群があったりしますし、風も吹いて落しどころが難しく見えるのですが、左側はやや広くなっています。
でも、その広くなっている左側へ行ってしまうと、2打めが完全にスタイミーになり、もうひとつの丘越えでグリーンに打っていかなければなりません。

うまくこの写真の正面辺りの位置に、距離の出るドライバーが打てれば、転がり落ちて行ってくれてたかだか110-120yぐらいのセカンドショットになるのでブッシュに囲まれたグリーンにもアプローチしやすいのですが、かなり今日一に近いティーショットが必要です。

私のようにティーショットを左に持っていってしまいますと、160yぐらいのブラインド・ショットを左の丘の斜面越えで打たねばならず、グリーン右手前へのレイアップも考えなくてはいけない状況になってしまうんです。

私は、もしバーディーなら・・・って皮算用も(笑)、最後のホールだ、しっていう気持ちもあって、果敢に見えないピンを狙っていきました。
結果、風を読み違えたか打ち下ろし度合いを読み違えたか、グリーン後ろのバンカー横の芝の長いラフに行きました。
そこからのサード・ショットもグリーンをミスで、万事休す。


でもまぁ、このところ不調だったことを考えれば、なかなかいいラウンドができました。

夏ほど暑くはありませんでしたし、気心も知れているしマナーも良い、ゴルフが上手な方たちと楽しくプレーができて、気持ちのよいラウンドでした。(^^)


10/01/2009

アメリカンリーグ西地区ディビジョン優勝


私が愛してやまないエンジェルズが、メジャーリーグのアメリカンリーグ西地区優勝を成し遂げました。
ここ6年間で5回目の優勝ですが、今年の場合は格別な思いがあります。




上の写真はセンターフィールドにある、今年4月8日に6イニング無失点の好投を魅せた晩に免許停止中に飲酒運転をしていたドライバーに突っ込まれるという衝突事故に遭って亡くなってしまったニック・エイデンハート投手のパネルの前にプレイヤーみんなが集まって撮られた写真です。

ゲーム後に、プレイヤーたちが恒例のロッカールームでのシャンパン・ファイトの最中にグラウンドに出てきて、ニックのパネルに駆け寄りました。

シャンパン・ファイト中にも、誰かしらがニックの34番のジャージを掲げ、一緒にシャンパンやビールを浴びていました。


22歳のルーキーながら開幕ローテーションに加わり、開幕3戦目での登板という重要な役割を立派にこなし、やっとメジャー・プレイヤーとしてのスタート地点に立ったばかりの誇らしい日に起きた悲劇でした。


プレイヤー達はどこと無く心ここにあらず、野球に専念できていない、と言った様子が続いてしまい、ローテーションの柱の一角を事故で失ってしまったことに加え、主軸のプレイヤー達の故障も相次ぎ、チームは片足を引きずるような状態でのゲームが続き、マイナーのAAAのプレイヤーを総動員するような格好でシーズンは進みました。

先発投手陣が踏ん張っていた時期には打線が低迷しリリーフ陣がゲームを落とす。リリーフ陣が頑張っていた時期には先発陣が早い回にゲームを壊してしまう、といった調子で、今年のペナントはかなり危ぶまれました。
(6月11日の時点でまだ29勝29敗と5割ラインをうろついていて、1位のテキサス・レンジャーズに5.5ゲーム差を付けられていました。)


そういう意味では、今年のシーズン優勝はちょっと今までとは別格なのです。


ディビジョン優勝の決定するゲームは、これから始まるポストシーズンのシリーズに向けて重要視しない向きもありますが、やはり長いシーズンのリーグ戦に優勝するということは、短いシリーズを勝ち抜くというのとはまた違った意味があるわけでして、私もファンとして球場へ足を運んで応援して来ました。

日本のように、胴上げがある訳ではないのがちと残念ですが、地元で勝って優勝を決める、ということは日本のリーグ優勝同様にとても意義があるイベントです。



最後のアウトを獲った瞬間。
観客も総立ちですね。

胴上げ(はしませんが)投手は、シングルAの頃から応援していて私がもっとも贔屓にしているアービン・サンタナ投手です。 いつもこの人の54番のジャージを着て応援に行きます。

アービンも今季はひじの故障もあってものすごく苦しんだシーズンでしたが、最後はなんとメジャーでは珍しくなってしまった完投勝利で、それも完封で飾ってくれました。
先発投手が胴上げ投手になるっていうのは、近頃ではあまり見られなくなってしまいましたね。


ニックのジャージです。
親友だった、ジャレッド・ウィーバー投手が掲げています。



エンジェルズの放送は、ヤクルト・スワローズで活躍しミミズ男の異名も持っていたレックス・ハドラーが解説です。
彼の場合は解説というよりも、大応援団、みたいな感じですが。(笑)



来週からポストシーズンのシリーズが始まりますが、ホーム・ゲームは全部応援に行くつもりです。

今年はプレイヤー全員が、ニックと共に戦う気持ちを心に秘めています。






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追記です。

パター・グリップの記事に有益情報を追加しました。


masan72pt。さん、ありがとうございました。m(__)m