7/31/2009

ホール・イン・ワン -2


先週のRBC カナディアン・オープン、ご覧になりましたでしょうか?
ジモティーのネイサン・グリーンが、終盤のイーグルで追い付いてきた南アのラティーフ・グーセンをプレーオフで破って優勝しましたね。

GDOのPGAツアー・ハイライトの映像(リンク)



それはともかく、ものすごく珍しいホール・イン・ワンが達成されました。

なにはともあれ、百聞は一見にしかず、ということで。↓



2日目のラウンドの15番ホールで、リーフ・オルソンが達成しました。

ビリヤードになぞらえて「ザ・バンク・ショット」って呼ばれてて、先週末はこの話で持ち切りでした。
(あんまり誰が勝ったとか、そういう話題にはなんなかったですね、米国では。(^^;)

BMWの新車がもらえたんですね!


ちなみに、先にオンしていてぶっ飛ばされたのは、同伴していたクリス・ブランクスというプレイヤーのボールです。
ルール的には、元あったと思われる場所に最も近いところにリプレースして打つんですが、外してパーになったようですね。

運も一緒に蹴飛ばされちゃったのかどうか(笑)、ブランクスは予選落ちしてしまいました。



(スコアが悪かったのは1日目なんですけどね。)


7/29/2009

マック・オグレイディ


この人の名前は日本でも、聞いたことがある方もいらっしゃるかも知れませんし、聞いたことがない方も多いかと思います。
稀代のボールストライカーと呼ばれている人です。

独特のスイング理論を持ったかつてのPGAのツアープロで、86年、87年には、ツアーでの優勝もひとつずつ、通算2勝をt達成しています。

’86年のキャノン・サミー・デイビスJr.(現ハートフォード・オープン)と、’87年のMONYトーナメント・オブ・チャンピオンズ(現メルセデス・ベンツ・チャンピオンシップ)です。



wikipediaのページを参考リンクとして貼っておきますが、相当な変わり者だったようです。



Mac O’Grady
http://en.wikipedia.org/wiki/Mac_O'Grady


72年に21歳でプロ転向した後、クォリファイに17回も挑戦してようやくツアー・カードを手にしたと書いてあります。

非常に上手いプレイヤーで、理論派、トレビノのフォームでフェードを打ったり、当時強烈に強かったジョニー・ミラーのスイングや、ジャック・二クラスのスイングを再現できてしかもゲームで使うようなゴルファーだったそうなんですが、メンタルに感情をコントロールし切れない面がたたって、16回も失敗してしまったようですね。



ツアープロを引退した後に、豊富なスイング理論知識を活かしレッスン・プロとしても、とても有名な存在になりました。


このゴルフ・ダイジェストのスタック&ティルトのスイング理論について書かれている記事中で、ブッチ・ハーモンもマック・オグレイディが教えていたモラッド打法というスイング理論がベースになっていると証言しています。
  ↓
スタック&ティルト打法


日本語でもこんなことを書いている方が居らっしゃいました。
スイング論(99)~ メジャーの打法


ゴルフ・スイングには60,000点以上の変数がある、という彼の理論ですが、有名なところでは、スランプから立ち直ろうとしていたセべ・バレステロスがオグレイディの理論に心酔し、教えを請いました。二人の友人関係は非常に強いものになったそうです。
他にも、ビジェイ・シン、スティーブ・エルキントン、チップ・ベックといったところが、オグレイディのコーチを受けているそうです。

もっとも、例えばセベとは大きな穴を掘って胸まで埋まり、悪いものを埋め去る儀式をやったり、「ボールは生きている。それぞれボールごとに性格も違うし、意識もあるし、魂も宿っているんだ。」と言ってみたり、かなりオカルトチックな面も持ち合わせていたようですが。


自分が思ったままを口にするのも有名で、当時のコミッショナーとずいぶんやりあった逸話がいくつも残っています。



元々の本名は、フィル・マッグレノだったのを、フィリップ・マクリーランド・オグレイディと正式に改名し、後にマック・オグレイディと改名したのだそうです。

本人の説明では、自分には多分に多重人格的なところがあり、その人格に合わせて変えたのだ、ということなのだそうです。

オグレイディはいわゆる両手利きで、主に右でプロとしてプレーして居ましたが、左打ちでもスクラッチ・プレイヤーの腕前だったということで、ある時にUSGAに対して、右打ちのマック・オグレイディ I の他に、左打ちのマック・オグレイディ II をアマチュア・ゴルファーとして登録するように要請したのだそうです。

ツアーに出場している最中にはよく、右打ちでプレーしていてグリーン上でパットするときには左打ち、ということをやっていたらしいです。
本人いわく、左で打つと、カッとしやすい人格が穏やかになって冷静にプレーできるらしい。

これからマック・オグレイディ II として全部左でプレーするからクオリファイに再挑戦させて欲しい、ということだったらしいのですが、いまだに正式には返答をもらっていない、と主張しています。


そんなオグレイディが、58歳になった今年、レギュラーツアー復帰に向けて動き出した、という記事が今年になって書かれていました。
まずはシニアツアーに出ている友人のバッグを担いでキャディーとして姿を現したらしいです。

「O’Grady carries the bag but dreams of swinging the clubs」



マック・オグレイディのスイング写真

別ウインドウが開いてからさらに写真をクリックしてください。



7/28/2009

バーチ・ヒルズ(ゴルフコース)


「ゴルファーの悪夢」を回避するマネージメントという記事の、検証実験ラウンドをしました。
(個人的には、ちょっと必見かも知れないな、と手応えを感じました。(^^))


このゴルフ場はちょっとユニークです。
いわゆるパー3ばかりのショートコースみたいな感じのゴルフ場なのですが、パー59で、トータルが3,466yあります。

↓に貼ったスコアカード(サイトへのリンク付き)を見ていただくと判るのですが、125y、121y、147y、・・・・175y、337y、183y、・・・・184y、239y、147yといった感じでして、普通のコースの長短パー3が並べてあって、なかに短めのパー4が5つある、といった風情なのです。

日本でもそうだと思いますが、大抵のパー3のショートコースは、50y、80y、90yといったところがずらーっと並んでいるケースが多いですよね?

しかも、ここはちゃんと全部で18ホールあります。


Birch Hills Golf Course
http://www.birchhillsgolf.com/


ちょっと珍しくないですか?(^^)

コースレート/スロープは56.1/87、パーは29・30=59になっています。


土曜日で時間の制約がありましたので、6時間半コースになってしまう普通の値頃なコースでは途中で帰らなくてはなりませんでしたので、歩きでラウンドしにくい(最後帰るときに遠くなっちゃう)ってことで、ここをラウンドすることにしました。

最近、特に短めのパー3で、(短くてそれほど難しくない筈なのに)どうも変な風にミスショットするケースがあって練習しなくては、と思っていたところでしたし。
200y前後のパー3は、わりと上手く攻略できていました。(もちろん望んでいるところが高くないということもありますが。)

そういう訳で絶好の練習です。
スコアカード


いくつか撮った写真もご紹介します。

 1番のグリーン。バンカー越えです。



 5番ホール。数少ないパー4のひとつ。



6番の広いグリーン。



その他のホールも、コースのサイトに写真があります。
      ↓
フロント9の写真 (クリック)
バック9の写真 (クリック)

なかなか練習に良さそうでしょ?
それなりに池も配置されていますし、高低差もあります。


今回は、パー3のティーショットの練習と、もうひとつ、「ゴルファーの悪夢」を回避するマネージメントという記事で考えました攻略法の有効性を実体験してみようという意図を持ってラウンドに望みました。


具体的には、GIR(パーオン)を外したときに、チップショットをどこへ残すか。できればカップの右下へ残したい。
パーオンした場合でも、ロングパットをどこから打ってどこへ残すとどうなるか、という実験です。

さて、どうなりましたでしょうか。(笑)


***

今回は、パー3ばかりと言うことで、DAP(Driving Accracy Points)スコアの記述は無しです。
その代わり、最初にグリーンオンしたボールのポジションを、カップの切ってある位置を中心に座標軸の原点に見立てて、

第1象限(I
第2象限(II
第3象限(III
第4象限(IV

として記入しています。

数学の授業を覚えていらっしゃいますでしょうか?
位置的には、以下の要領です。↓





青ティーのコースレート/スロープは56.1/87、パーは29・30=59です。

1 3 △ I 2B
2 3 △ I D5AL
3 3 - III U11B-①
4 4 △ IV U10S
5 4 - II 3A
6 3 - II D11S-①
7 3 - III D14S-②
8 3 - IV U②
9 3 - I D14AL-①

10 3 △ II 14A-①
11 4 - III 3S
12 3 - I D17B-①
13 3 ◯ IV
14 4 △ IV U13S
15 3 △ II D15S-1BL-①
16 3 - IV
17 4 - IV 11A
18 3 - IV

32(17)・32(16)= 64(33)


アップ&ダウン(寄せワン)が一番の課題の私としては、5オーバーの64はなかなか良い方のスコアかと思うんですが、コースレート/スロープでディファレンシャルを計算しますと、10.3となりますから、それほど良いスコアではないようです。(x_x;

毎ホールのティーショットがフェアウエーキープしたラウンド、という風に見ますと、・・・まぁそうかな、とも思います。

最初2ホールの連続ボギーなんか、125y、121yをグリーン外してボギーにしていますからね。(x_x)

パー4の4番ホールでのボギーは、フェアウエイバンカーに捕まり、あごに近くてレイアップせざるを得ませんでした。約50yのサードショットが寄せきれず。

見事にこの辺が、私の弱点になりますね。


パーオンが10ホールで20パット(3パットと1パットがひとつずつ)、
外した8ホール中、3ホールがアップ&ダウン(寄せワン)のパーです。



さて、結果的な分析になりますが、8番、13番、16番、18番のワンパット(いずれも2-3歩の距離)は、くしくも全部第4象限(IV )からのカップインになっていましたね。基本的には登りのフックラインです。

んー、確かに第4象限(IV )に残すという作戦は一つのカギになりそうです。


一方、2-3歩の距離(1m半-2m)なのにパットを外している1番、5番、11番、そして5歩(3m半)の2番ホールですが、それぞれ、IIIIIII となっています。

1番、2番のパーパットは下りのフック。
5番と11番のバーディートライは、下りのスライスと登りのスライス・ラインでした。

それに加えまして、このセオリーを頭に叩き込んでいれば防げたかもなぁと思うのが、15番での3パットです。
第2象限(II )から、下りのスライスのファーストパット15歩の距離(10m半)をショートして外したため、、残りは約1歩(80cmぐらいでした)の距離でしたが、下りのスライス・ラインを残していて、見事に外しました。
まさに人類にはカップイン出来ないライン!(大げさ)

基本的には、第2象限(II )からのファーストパットをALに外すと、返しが第4象限(IV )からのショートパットになりますから、2パットで行くには(よほど傾斜が急でない限り)悪くないルートになろうかと思います。
第2象限(II )からは、絶対にショートしては駄目なんですね。

実際、6番、10番もこの第2象限(II )からのケースでしたが、6番はショートしたもののオンラインでスライスしたため真っ直ぐの下りが残り、10番は山側に距離がぴったりで外しましたので、1歩のフックライン(ただし横の厳しいライン)が残りました。


これは、非常によい実験・勉強になりました。

あくまでも、あまりアンジュレーションの強くない、ほぼどれも受けグリーンの、比較的易しいコースでの検証でしたが、これを基本に応用しない手はないなぁ、と感じた次第です。(^^;


どうですかね?


***

追加記事アップしました。

第4象限(IV)を有効利用



7/26/2009

英語シリーズ第7回(大叩き)


先日、今まで一度もコースでラウンドしたことの無い会社の同僚を、早朝のバック9に連れて行きました。
平日の早朝ラウンドなら、不況の影響もかなりありますし、全然混んでいませんので、ということで、2サムです。

程度としては、レンジでの練習が都合5-6回、パー3ばかりで9ホールのミニ・コースに1回、その後約3ヶ月ブランク、・・・で、行くことになって1回レンジで練習、っていう状況です。

ちなみに、私はスイングを教えたりはしておりません。
そういう実力じゃないですし。 グリップは、最初にグリップ形状になった練習器具を貸してあげました。

でもまぁ、とにかく空いてるときを見計らって、とにかくコースに出てみた方が楽しいだろうと思いましたので、じゃぁ一緒に行ってみる?ってことになったんです。

朝の5時半に、1人で来た人と3人になったのですが、「こちらは超初心者(super biginner)なので。」ということで、先に行っていただきました。
16番でもう1人、シングルで来た人が追いついて来ましたので、パスして先に行ってもらいました。

30分は余分にかかってしまいましたが、誰にも迷惑かかっていませんし、本人も楽しめたようでしたので、ホッとしました。


エチケットとか安全確保的なことは少しレクチャーしまして、あと、ボールマークの仕方とか。
あとはもう、思うようにやってもらいました。
打数もこの日は全く数える必要なし、ってことで。

でも、全ホールとにかくホールアウトはしましたですよ。(^^)

いくつかいいショットもありましたし、連続して空振りとかチョロとか、フラストレーションを感じたりもしたようで、「また来よう。ちょっと練習しますわ。」なんて言ってましたから、良かったな、と思ってます。


かくいう私も、先日の、インダストリー・ヒルズ(アイゼンハワー・コース)では、+4とか+5とかのホールがありましたのは、ご報告しました通りです。


先週の全英オープンでも、ロス・フィッシャーが4番ホールで+4とか、アンソニー・キムが2番ホールで+5とかのスコアがありました。


こういうスコアは、英語でどう言うのでしょうか?


そういうわけで、半年以上忘れてしまっていた(^^;、英語シリーズ第7弾です。(^^)

---

(英語シリーズの過去ログ・リンク)
第1回: Good Drive!!
第2回: いやん、バンカー!
第3回: パットのOKを英語で
第4回: ゴルフ・ジョーク2本
第5回: ダフる
第6回: フック、ドロー、フェード、スライス
(番外): タイガーのインタビュー(at&tでの優勝スピーチ)
※なお、私の学んだ英語は基本的に、西海岸のロサンゼルス中心の南カリフォルニア地域の米語が中心です。


「大叩きしたホール」のことは、「disastrous hole」とか、「blow the hole up」とか、いろいろな言い方があります。

実際のスコア申告は、数字で言いますから、特に難しいことはありませんね。

ただし、日本では「6オン3パット(の9打)」なんて言い方をしますが、こういう言い方はしません。 「9-3(nine, three)」って言い方をします。


で、是非覚えてみていただきたいのが、次の言い方です。

+2, Double bogey (ダブル・ボギー)
+3, Triple bogey (トリプル・ボギー)

まではよく使いますよね。
以下、

+4, Quadruple bogey (クワドループル・ボギー)
+5, Quintuple bogey (クインチュープル・ボギー)
+6, Sextuple bogey (セクスチュープル・ボギー)
+7, Septuple bogey (セプチュープル・ボギー)
+8, Octuple bogey (オクチュープル・ボギー)
+9, Nonuple bogey (ノニュープル・ボギー)
+10, Decuple bogey (デキュープル・ボギー)

となります。(笑)


ついでに良い方のスコアの表現(私にはほぼ無関係ですが(^^;)で、-3のスコアを「albatross(アルバトロス)」というのはご存知だと思いますが、これは英国での表現でして、実は米国ではほとんど使われません。
「double eagle(ダブル・イーグル)」っていう言い方をします。
ご存知の方も多いですよね。

「double eagle(ダブル・イーグル)」って、素直に聞くと、イーグル二つ分で「-4」かと思っちゃいますね。(笑)

パー5を1発で入れると、「-4」ですよね。
なんて言うんだろう?

「triple eagle(トリプル・イーグル)」かなぁ。(←これは未確認です。いま勝手に作って書きました。(x_x;)

※(追記): 調べてみましたが、米国ではtriple eagle(トリプル・イーグル)と言うようです。
他には、コンドルって言うそうですね。
達成例も載っていました。 → コンドル@wikipedia



Anthony scored a disastrous quintuple bogey on the hole number 2.
(アンソニーは、2番ホールで壊滅的な+5を叩いた。)

という風に使えます。


これで、もういくら叩いても安心ですね。 (^_-)
(・・・って、違うか!(笑))



---

(英語シリーズの過去ログ・リンク)
第1回: Good Drive!!
第2回: いやん、バンカー!
第3回: パットのOKを英語で
第4回: ゴルフ・ジョーク2本
第5回: ダフる
第6回: フック、ドロー、フェード、スライス
(番外): タイガーのインタビュー(at&tでの優勝スピーチ)


※なお、私の学んだ英語は基本的に、西海岸のロサンゼルス中心の南カリフォルニア地域の米語が中心です。


7/24/2009

「ゴルファーの悪夢」を回避するマネージメント


前記事「下りのスライスラインはゴルファーの悪夢」の続きです。


再び、Tiger's 5 Secret Keys to Score Low「良いスコアを出すためのタイガー5つの秘密」というゴルフマガジンの記事から取り上げてみます。

2008年のベイヒル・クラシックでタイガーと最終日を同組でラウンドし2位に入ったPGAツアープロのバート・ブライアントに拠りますと、タイガーはグリーンへのアプローチをピンの位置によって10以上の球筋を打ち分け、スピンをコントロールして寄せていくのだそうです。

多くのプロはPGAのツアープロでも2,3種類しか使い分けていないのだそうです。


大まかに分けて5種類、図解されています。↓



まぁ、そんなこと言ったって、私には無理な訳でして。(x_x;



で、どんなことを考えたかといいますと、2-3歩(約1m半-2m)のフックライン、出来れば登りのパットを多く残すには、どういったアプローチの仕方をしたらよいのか?ということなんです。

前記事に書きましたとおり、3フィート(91.5cm)の代わりに、そこまでレベルが達していない私用に 2-3歩(約1m半-2m)に置き換えて考えて居ります。
6フィート前後ぐらいですね。


1. まずは一般的な手前が花道になっている受けグリーンの真ん中にカップが切ってあった場合。




非常に単純化した図ですが、基本的には、受けグリーンでは右打ちの場合、グリーンの左側に乗せるとスライスラインが残ります。
青線のようなラインのパットが残れば、スライスラインではありますが登りのパッティングが残りますのでまだ良いのですが、左の奥に付けてしまうと、赤線のような下りのスライス、つまり人類にはカップイン出来ないライン(笑) が残ってしまいます。

イメージ的には、私は基本フック系のボールを打っておりますので、このような図になって来ちゃう訳ですね。

なるほど、受けグリーンにはフェード系のボールでカップの右側に、しかも距離も控えめでアプローチしていった方が、フックラインのしかも多くは登りのパットが残って、ベターな攻め方な訳ですね・・・。


だがちょっと待って欲しい!(笑)


図では、50y~150yぐらいのアプローチをイメージしているのですが、この距離からでは、私の実力ではそうそう2-3歩(約1m半-2m)の距離に付けられるわけではありません。

基本的にはとにかくグリーンに乗せて2パットで行きたい、という状況だということです。


しからば、ですよ?

青線の(スライスラインの)パットをAL(Above & Long)に外すと、返しのパットは下りのフックラインですね?
赤線のパットをALに外しますと、返しはフックの登りになります。


これは意外に、この図の白線ような弾道の攻め方でも正解なんじゃないでしょうか。
下りのスライスラインを返しのパットにしない/残さないという意味に置きまして。


仮に、アプローチが30y以下の、グリーン周りからの寄せだった場合、もっとカップに近付けて寄せていくことが十分に可能の状況だとしたら、図中の黄色い点線で囲んだ辺りでなるべくカップに近く残すことを頭に入れてカップに寄せていくと、アップ&ダウン(寄せワン)の成功に繋がりやすい、ということになろうかと思います。

これはちょっとトライしてみる価値アリかも。



2. 次に受けグリーンではなく、奥に向かって傾斜しているグリーンの場合。

・・・ですが、状況はちょうど逆になりますね。

ペブルビーチ・リゾートにあるスパイグラス・ヒル・ゴルフコースのように、18ホール全部が奥に向かって傾斜しているコースはそうそう無いと思いますけれど、このようなカップの奥に付けてしまいがちな状況ではフックラインのパットが残り、返しはスライスラインになりやすいということですから、ショートパットの残り方に注意が必要です。



実際のグリーンにはアンジュレーションがあって、こんなに単純ではないとは思いますが、基本的なスタンスとしては、これでいいと思ったりしてます。



***

追記:

誤解があるといけませんので追記しておきますが、これはあくまでも「私がこう思った」ということを書いているだけでして、誰かに教えるとか、攻略法だとか、そういう類のものでは全然ありません。(^^;

期待しつつ、トライしてみます。(^^;




***

実験ラウンドしてみました。

「バーチ・ヒルズ (ゴルフコース)」



***

(余談) ちょっと別のお話になりますが、コース・マネジメントの例として、フック系のドライブで打ちますと、予定よりちょっと、やや曲がりが強すぎたときにコース左側の木に煩わされることになります。

しかし、これが悪いことばかりとは限りません。
左の木をかわして打つにはインテンショナル・フックボールで回すことになってきます。
枝の下を抜く、低いショットを打つ場合にも、私の場合はフック系のボールになりやすい。

そういう訳で、変にティーショットで右に打ってしまうと、木を迂回するためにインテンショナル・スライスが必要になったり、枝の下を低く抜いてスライスとか、私があまり得意でないショットが2打めに要求されてしまいます。

そんな理由で、チーピン予防で装着していたシャフト・スタビライザーですが、ドライバーからは抜き取りました。
時々バーンと右に出ちゃうんですよ。
もちろん抜いた後でも右に行くことが無いわけではありませんが、グッと減ります。

(ちなみに、58度のウエッジには依然として50gを入れて使っています。パターに入れた110gのドロップイン・カウンターウエイトも、ものすごくフィーリングが良くって、もうとても手放せません。)


シンプルに、全部フック系、としておいた方がコース・マネジメントに都合が良かったりするのですよね。


7/22/2009

ラウンド記録(リオ・ホンドの4)


ここは、私が一番よく練習に行く練習グリーンがあるコースです。
早朝のバック9もよくプレーするコースで、私のパッティングの基準になっているのはここのグリーンです。
時々、やろうと思えば夏とかは会社の帰り道に陽がまだあればちょっと寄ってパットを30分ぐらいやって帰ったり出来るんですよね。

距離は青のバック・ティーからでも6,360yと短めですが一つ少ないパー71ですし、全体にフラットでパー5は短くてパー3が長いレイアウト(8番のパー3は、フラットで232yあります。)、パー5は距離の割りに曲がっていたりしますしフラットなせいで思ったより長くなりますので、私はほとんどツーオンしませんから、印象としては短いコースに感じません。
フロント9には、400y超のパー4が4ホールありますし。
(こうしてみると打ち下ろしってホントに楽なんですよね。)

コースレート/スロープは70.5/122ですから、中程度の難しさ/易しさのコースになりましょうか。

過去の記事でも、その他のラウンド記録カテゴリーに、バック9のスコアは何度もアップしていたかと思います。


Rio Hondo Golf Course
http://www.downeyca.org/services/cs/riohondo/default.asp


94年に、Downey市が5百万ドルを投入してふんだんに盛り土を取り入れ、Gerald W. Pirkl氏の設計でコースを刷新したのだそうです。

以前のコースは私はプレーしたこと無いのですが、ただひたすらにフラットで、硬くて小さいグリーンのコースだったようですが、今では全体にはフラットなものの、グリーン自体やグリーン周りをはじめコースのあちこちにアンジュレーションがあって、なかなか楽しい造りになっています。
画像をクリックで拡大します。

3番のパー5。ティーイング・グラウンドの左に滝があります。


ちょっと易しめではありますし、メンバーシップを持ってもいませんが、私のホームコースに近い感覚でしょうか。

レイアウトもよく判っていますし、グリーンのスピードも合っていますので、割合にいつもいいスコアで回れます。(^^)

今回もいいスコアで回れました。 ♡


***

青ティーのコースレート/スロープは70.5/122、パーは36・35=71。

1 4 △ 0 D9A
2 4 △ 2 10AL-①
3 5 - 0 6AL
4 5 - 0 U23S
5 4 - 0 D11S-①
6 4 - 1 DD10B-①
7 3 - / D11A
8 3 △ / U6A
9 4 - 0 D3-

10 3 △ / 7B (砂)
11 5 - 0 3B
12 4 - 0 5A
13 4 - 0
14 3 - / 5B
15 5 - 2
16 4 - 0 7AL-①
17 3 ◯ /  ②
18 4 △ 2 D10L①

39(18)・36(15)= 75(33)


この日は、軍に務めているというランディという名前の、よく飛ぶロングヒッターの黒人さんとラウンドしました。

出だしの2ホールは、左右が広くない割りに長くて、ボギー、ボギー。
いつもスロースタートです。
スタート前にたっぷりレンジで打ったりしてからラウンドするとちょっとはマシかもしれませんけど、そうでもないかもしれません。(^^;

OBにはならないのですが、木の中に打ってしまうとスタイミーになってレイアップしなければならなくなります。

前半9ホールは、全ホール2パットでしたが、4番の23歩が上手く行って助かりました。
もう少しで入りそうだったんですけどね。(それはちょっとずーずーしいか。(^^;)

全体を通して、3歩-7歩(約2m-5m)のバーディーパットが、ことごとく入っていませんね。
この辺がもう少し入ってくれるようになると、1つ上のレベルに行けるような気がするんですけどねー。

斜面からのショットの練習には、別のコースに行かないといけませんね。
ショートゲームには、けっこうアンジュレーションが入っては来るのですが。


この日はGIR(パーオン)が多かったので少ないんですが、このコースでは、グリーン周りのショートゲームも上手く行ってアップ&ダウン(寄せワン)も他のコースより多く獲れちゃうんですよね。
芝の質とか、1バウンス2バウンスさせたときのボールの挙動も読みやすいって言いますか。

そういう意味では、好きなコースです。(^^)


7/21/2009

下りのスライスラインはゴルファーの悪夢


The worst combination is downhill and left-to-right; human beings don't make those.
を意訳したのが、表題です。



前記事「パッティングの距離感(続き2)」の記事にリンクしました、Tiger's 5 Secret Keys to Score Low「良いスコアを出すためのタイガー5つの秘密」という記事には、我々アマチュアゴルファーが大いに参考に出来るエッセンスが書かれています。

今日は、このうちのひとつ、ショートパットの部分を取り上げてみたいと思います。


前記事にも書きましたが、タイガーは、3フィート(約91.5cm)のパットを2002年から2008年の間の7年間で、2,700回打ち、その内の実に2,691回を沈めています。

この恐るべき記録は、この91.5cmのパットをいかに練習して上手くなるかという以前に、その前のアプローチに拠るところが大きいのだと言う点を見逃してはなりません。

同じ3フィートでも、入れやすいパットと入れにくいパットがあります。


3フィートが残るのは、a) グリーンサイドの程近いところ(20y以内ぐらい)にグリーンを外しカップに向かってアプローチを打ったとき、b) ファーストパットを外して残ったとき、c) セカンドショットや長く残ったサードショットがベタピンに打てたとき、の3種類があります。

c) のケースはコントロールするのは難しいですから除外します。
a)、b) のケースにおいて(特にa)のケースにおいて)、どこへ残せば易しいのかを考えて打つことは、我々アマチュアにも出来ます。

もっと言えば、そのグリーン周りに外したショットの段階で、どこへミスをすればカップに寄せ易いかを考慮に入れて、まるでチェスのように次の次の手を考えて(もちろん自分のミスの傾向も考慮に入れて)打っておくことが重要でしょう。




いまさら和訳するまでも無いかとは思いますが、解説されているコンビネーションを説明しておきます。


・登りのパットは下りよりも易しい。(いつもカップの下に残るように打とう。)


・右から左へのパット(いわゆる日本語で言うフックラインですね)は、ストレートのラインよりも易しい。(と、いうことは、受けグリーンではカップの右へ、奥へ下るグリーンではカップの左へ狙っておくのはいい考えだ。)


・ストレートのパットは完璧に真っ直ぐ打たないといけない。例えば右から左のライン(フックライン)では、膨らましすぎても、弱く打ったりして入ることもある。強く真っ直ぐ目に打って入れることも可能だ。


・ The worst combination is downhill and left-to-right; human beings don't make those.

さて、これが表題に持ってきた文章ですが、直訳しますと、
「最悪のコンビネーションはダウンヒルの左から右へ曲がるラインだ。
・・人類には、これをカップインすることは出来ない。」となります。

いくらなんでも大げさですよね。1mのパットの話してるんですから。
でも言い換えれば、そのくらい「右打ちにとっては外しやすいラインだよ。」と言うことでしょう。

私はアメリカ人のこういう表現が、けっこう好きです。

「人類には無理。」とか言われちゃうと、諦めつきますわね。(笑)
そこに残した自分が悪い。って。

以前、golfreak銀さんのブログのコメント欄で、「私、2mぐらいの下りのスライスラインがどうも苦手なんですよね。」って相談したことがあるんです。

軽いフックラインが、真っ直ぐより入りやすいっていうのも一理あると思います。
気持ちトゥ寄りでヒットしちゃったときって、ラインも膨らみがちですし、逆にヒール寄りでヒットしたときって、ラインが薄くなって強めにカップに向かってくれるんですよね。

下りのスライスはそれが逆側になってしかも強調されちゃうから、まるで入らない。


タイガーの話ですから、3フィート(約91.5cm)ってな数字になってますが、私はこれを自分用に2-3歩(約1m半-2m)、としたいと思います。

チップショットを打つときに、グリーンへのアプローチショットを打つときに、いつもこのことを頭に入れて、2歩に付いたのにパーを逃す、っていう悔しい思いを、出来うる限り減らしていこうと目論んでます。(^^;



***

追記:
続きをアップしました。↓

「ゴルファーの悪夢」を回避するマネージメント


7/20/2009

8-footerだったなぁ。


私は、普段あんまりトーナメントのTV観戦の感想とか書かないんですが、今日のTV観戦はなんか感動しました。

録画しておいて、朝普通の時間に起きてから昼までかけて丁寧に見ていたんですけどね。

一流プロの、パターの距離感のすごさに舌を巻き続けてました。


もちろん、トム・ワトソンを猛烈熱烈に応援する気持ちで見てました。
4日間、終始トップに居る素晴らしいゴルフで、ホントに勝つ展開だったと思ったのですが、これも運命なのでしょうか。


最後の18番、観客のみなさんも文字通り祈りながら見ている方が何人も居ましたが、私も祈るような気持ちで見ていました。

見事なドライブでフェアウエーを捉えて一安心。
2打めは完璧だと思いました。

グリーンに落ちてから、「止まれ!bite! bite! bite! bite!」ってマジで叫んじゃいましたが、なんか思ったよりずっと転がりましたね。 風が押したのかな。

チップショットで行くかな?と思っていたら、パターでした。

今回のワトソンは、オデッセイかなんかの後ろに角が生えたパター使っていて、(長い間魔の差したように悪かった)ショートパットは、極端にインサイドに引いて打つ変な打ち方で、でもほとんど全部決めていました。
(放送中にも、「Oh, boy!」なんて、打ち方のこと言われてましたね。)

で、強気に行けたパターは、今大会やってきたとおりだったと思うんですよ。
パーパットは、4フィートぐらい残ってましたよね。8フィートだったらしいです。)

「あ゛ー、やばい!」「この距離苦手なのよね。」なんて、うちの奥さんに言ったりしたんですけど、ほんと、この最後のパットは、全然腕が動いていませんでしたね。
惜しいところにさえ行かない、(全英オープンを5回も勝ってる覇者としては)それはひどいパッティングでした。(T_T)

もう、ゴルフファンみんなが、「入れてくれ!」って思っていたパットだったと思うのですが。


最終日一緒にラウンドしたゴーガンが、18番で観客と一緒にスタンディング・オベーションしていたのが印象的でした。


勝ったスチュワート・シンクでさえ、「入れてくれ!」って思っていたパットでした。
(スチュワート・シンクって、ものすごくナイスガイなんですよね。)

インタビューでも、「なんか申し訳なく思う。」って気持ちがすごく出てました。そんなこと思うこと無いのに。

「自分のゴルフ人生にとっても、ものすごく大きなことなんだけど、そんなことより今大会は4日間通じてトムの大会だった。」みたいなことを言っていました。


なんか、涙でました。
悔しい訳じゃなくて、感動したって言うか。


プレーオフは実はまだ録画したやつを見てないんですが、・・・見る必要ないような気がしたんです。

あの4-footer 8-footerの外し方は、精神力が無常にもあそこで切れてしまった感じでしたので。


***

追記:

TVで見たとき、もっと短く見えたので4-footerと書いたんですが、今朝活字になったものを見ると、8 feetってなってましたので、訂正しました。m(__)m



7/18/2009

インダストリー・ヒルズ (アイゼンハワー・コース)


ここは私の家からもそう遠くないところにある、チャンピオン・コースです。
ウィリアム F. ベル氏の設計で、黒のチャンピオンティーからだと7,211yあり、かなりアップ&ダウンのある、コースレート/スロープも75.1/142という、非常にチャンレンジングなコースになっています。

過去に何度もUSオープンの予選会場として使われていますし、LPGAのツアーイベントも行われました。

インダストリー・ヒルズには、第34代大統領の名を冠したアイゼンハワー・コースと、伝説の女性プロゴルファーの名を冠したベイブ・ザハリス・コースと、全部で36ホールあります。


Industry Hills Golf Club at Pacific Palms (Isenhower Course)
http://www.ihgolfclub.com/ike.htm


ベイブ・コースの方は、距離が短めで、非常にタイトでトリッキーな、別な意味で私には難しいコースです。

今回は、アイゼンハワー・コース(通称アイク)を、青のバックティーからラウンドしました。



いつものように写真を何枚かご紹介します。


最初の写真は、4番ホールの451yパー4。

画像をクリックで拡大します。


派手な打ち下ろしで、ヤード数ほど長くは無いのですが、写真でご覧いただけますとおり的になるフェアウエーが遥か下にちいちゃく見えまして、上空にはターゲットがありませんので、非常にティーショットが構えにくいホールです。

これが日本なら、雲なんかをターゲットに構えて、覗き込んで左肩が下がったりしないように注意して構えたり出来なくも無いのですが、難しいです。



6番ホールは、ひたすら長い469y、パー4です。

画像をクリックで拡大します。


黒のチャンピオンティーからですと、実に496yあります。
そのくせ写真で判りますように緩やかに登っています。

もうここは私にとってはパー5ですね。



これは12番の451y、パー4です。


画像をクリックで拡大します。


長い上に、左ドッグレッグです。
左のフェアウエーバンカーからぐーっと左に曲がっていって、左の木々の裏で見えなくなっているところにグリーンがあります。

右側は、がーっと開けているのですが、2打めがものすごく長くなる上に、けっこうタフな芝のラフですから、2オンはノーチャンスになります。



最後の写真は、18番ホール、627yのパー5です。
これも長いですねー。
黒のチャンピオンティーからだと、652yになります。

画像をクリックで拡大します。


280yぐらい先の左側に、池がありますね。
木で隠れてしまっていますが、大きな噴水が上がっていて、綺麗です。
ティーショットは打ち下ろしで、グリーンへは最後ぐっと登っています。

正面にそびえている建物は、隣接のホテルです。
プロショップも、この中に入っています。
10年ぐらい前は、シェラトン・リゾートのホテルだったんですが、何年か前にヒルトンになり、今はパシフィック・パームズ・リゾートになっています。

この日はメタメタだったんですが、このホールは気持ちよくプレーできました。
ティーショットもよく飛んで、セカンドの3Wも会心の当たり、両ショットともフェアウエーのうねうねの下り坂を捉えて、伸びてくれました。
3打めは約100yの打ち上げで、このホールを長く感じなかったくらいです。
やや引っ掛かり気味のアプローチは左11歩(約8m)に付けて、いいパットを打ったんですがカップの縁で止まって届きませんでした。残念。


7/17/2009

パッティングの距離感(続き2)


前々記事「パッティングの距離感」前記事「パッティングの距離感(続き1)」の続きです。


お話は大きく変わりますが、数ヶ月前のゴルフマガジンで、

Tiger's 5 Secret Keys to Score Lowという、非常に興味深い記事がありました。
「良いスコアを出すための、タイガー5つの秘密」とでも意訳いたしましょうか。

2002年から2008年のUPオープンまでのタイガーのスタッツをすべて分析し、どこが優れていてあれほど強いタイガーになるのか分析した記事です。

この記事についてはまた別の機会にいろいろ考察してみようと思いますが、かいつまみますと、例えば2008年のスタッツで言えば、ドライビング・ディスタンスが1位な訳ではなく(27位)、ドライビング・アキュラシーも08年で言えば82位、ラウンド平均パット数は32位、GIRでのパット数は28位、パーオン率(GIR)は50位、サンド・セーブ84位、スクランブルは8位と、どれも1位ではありません。それなのになんでいつも強いのか?タイガーの強い秘密はなんだ?という解析をした記事です。
(ちなみにGIRは02、06、07年には1位でしたので誤解なきようお願いします。)


上記記事では、ラフから打ったときのパーオン率が非常に高いことや、いかに入れやすいラインのパットを残すようにアプローチしているか、100y-125yの距離からアプローチショットを打ったときのカップまでの距離の平均がPGAのツアープロのアベレージに比べて4.5フィート(約1m37cm)ほど近いこと、決めたパットの距離の平均がツアープロのアベレージに比べて10.5インチ(約25.7cm)ほど長いこと、そしてパー5でのスコアがツアープロのアベレージに比べて0.25ストローク(つまりラウンド平均で1打!)少ないこと、などが説明されていますが、今日はそれは置いときます。


別な記事かTVで見たのですが、他のツアープレイヤーにタイガーの一番の強みを聞いてみますと、多くのツアープロが「clutch putting」を挙げます。

しかし、パッティング数が1位だったことは一度もありません。
GIRでのパット数は、07年に4位、05年に5位、04年に2位と強いところも見せていますが、これがタイガーのパットのずば抜けたすごさを見せているスタッツとも言いがたいと思います。

「clutch putting」を示すデータとしては、ツアーアベレージに対して平均して10.5インチ(約25.7cm)長いパットを決めるというアドバンテージがある、と言うデータが物語ってはいますけれどね。


ここで、取り上げたいのは、タイガーのショートパットの強さです。
3フィート(約91.5cm)のパットが2002-2008年の間に、2,700回あり、そのうちのなんと2,691回を沈めているのです。
実に99.6%以上の確率です。

オーガスタでも、10フィート(約3m5cm)を制する者が勝利すると言われていますが、(ソースがどこだったか失念しまして恐縮ですが)10フィート以下のパットのスタッツに関して言えば、タイガーはツアーのアベレージに対して72ホールにして6.6ストロークのアドバンテージがある、ということです。

これは実に18ホールにして1.65ストロークの差です。
2008年のタイガーはラウンド数が満たないので平均ストロークの順位に入っていませんが、ご存知のとおりこのカテゴリーのスタッツに関してはずーっと1位で、2008年も68.90ストロークで実は隠れ一位なのです。(隠れてないか。(笑))
これに1.65ストロークを足しますと、70.55ストロークとなって、とたんに59位タイまで落ちてしまいます。

つまり、10フィート(約3m5cm)以下のパットの正確さが、タイガーの強さの一端を強く支えていることには間違いありません。


ここに、デープ・ペルツのグループが膨大なデータベースを基に解析した、コロンビア大学統計科のスタディ(論文)があります。プロのデータです。

A Probability Model for Golf Putting



グラフだけこちらにコピーしてもって来ましたが、
これから見ましても、タイガーの3フィートのパットを決める確率99.6%が、いかにずば抜けているかがうかがい知れます。
(赤でタイガーの3フィートをプロットしたのは私です。)


ここでひとつ前の記事の話に戻るわけなんですが、3m以下のパットの精度を上げると言うことが、いかに大切か、という話になってきます。

まぁ逆に言いますと、多くのプロが練習を重ねているにもかかわらず、タイガーに歯が立たないことのひとつが、なんと3フィート(約91.5cm)以下のパットである、ということですから、達成するのは容易なことではないのだろうと推測が成り立ちます。

しかしながら、何らかの方法で、1m、1.5m、2m、2.5m、3mを打ち分ける技術を確立すれば、アマチュアのパッティングとしてはひとつ上の段階に進めるに違いないと思ったりする今日この頃なのです。

タイガーの、ほとんど無いと言っていいくらいショートしてミスすることの無いパッティングは、決して度胸などではなく、1m、1.5m、2m、2.5m、3m、・・・を打ち分ける技術に裏付けられた確固たる自信の下にストロークされた結果なのだと思うのです。


7/16/2009

パッティングの距離感(続き1)


前記事「パッティングの距離感」の続きです。


では、デジタルパットを使わない人は、具体的にはどうやって距離感を作っているのでしょう?

ここはひとつ、ゴルフのオーソリティーの見解を見てみようと思い、二つのサイトを調べてみました。


まずは、社団法人 日本プロゴルフ協会(PGA Japan)

「パッティングの距離感を養うには」(2007年11月16日)というポストが見つかりました。
ウイークリー・レッスンというコーナーです。

引用します。

パッティングの距離感を養う上で一番簡単な方法は、まず初めに1mを打ち次に2m、そして3mというに、徐々に距離を伸ばしていき距離感をつかんでいく方法がお勧めです。
一般的な距離感をつかむ方法に、例えば10mを打つとすれば5mの2倍を打てばいいという方法がありますが10mを打つという感覚は体の中にはないわけなので、距離を合わせることはできません。また、自分の感性に任せポーンと無意識に打った距離から徐々に距離を縮めていくという方法もありますが、こちらも同じく全て感覚の世界に留まるため、確実ではありません。説明した通り、距離感を養うためには、1m、2m、3mと徐々に打っていくのがいいわけですが、それが難しいという人にはまずは1m、次に3m、更に6mというように、初めは自分の中のメモリを大きいところから始めるのもいいでしょう。それである程度打てるようになったら、1、2、3、4mというように、メモリを細かくしていくと共に、10m以上の距離についても同じように練習をしていくといいでしょう。10m、13m、16mと初めは大きく分けて、次第にその間を詰めていくようにしたらいいと思います。



06年2月17日にも、同じ解説がありました。

「下りラインのパッティングの際、ラインとタッチを出す方法とは」

まず、平坦な状況で1m、1.5m、2m、2.5m、3mという距離を打ち分けられるまで練習をしてください。そして自分の体の中にこれら距離の基準を植えつけてしまいます。いわば体の中にパッティングの物差しを作ってしまうのです。この物差しができてしまえばあとは簡単です。実際の下りのラインに行ったら、実際のカップとは異なる仮想のカップを想定し、1mないし2mといった自分の物差しに合わせてパッティングすればいいのです。

ここで気が付くことのひとつは、なんだかんだ説明して、結局「練習しろ」ってことしか無いじゃん。っていうこと。
まぁ、PGAですから、ハナから練習時間の短い下手くそアマチュアなんぞは相手にしてらん無いかも知れませんので当然と言えば当然です。


で、もうひとつ気が付きましたことが私にとっては目から鱗で、非常に重要だと思いました。



私のデジタルパットの基準では、いわゆる内-内のストロークで7歩(約5m)転がるグリーンが基準になっています。
つまりこれ以下は、内内以下なので、打つときに内-内の半分までストロークバック(テークバック)すれば2.5mくらいが打てると言うアバウトな処理をベースに、目に入る距離とか傾斜とか芝目とかスパインとかの情報を脳にインプットして、パッティングしていました。

3m以下なら余程の傾斜で無い限り、まぁ縦の前後50cmには入るだろうと言う、貪欲さに欠ける処理をしていたのです。
つまり(速くないグリーンであっても)5m以下はデジタルパットの内-内以下の距離、ということで考えていました。
決してショートパットが苦手な方ではありませんが、非常にショートパットに強いと言う自覚もありません。(^^;

逆に言えば、1m、1.5m、2m、2.5m、3mを打ち分ける、という精度の細かい距離のコントロールがあって初めて、3m以下のパットを普通にボコボコしぶとく入れてくるプロのパッティングが成り立っていたのです。
1mのパットであっても、例えば曲がる横のラインであれば、距離感とラインがばっちり合っていなければ簡単にはカップインできません。

すべからく2パットに収める努力を続けていましたので、3m以下を50cm刻みに打ち分ける練習は考えたこともありませんでした。

※この話は、あとでまた、次の記事に登場します。
(くどくてすみません。(^^;)


ノリさんのブログの解説にも、実は3.2m以下の打ち分けは説明されていません。(ノリさんのことですから、ご自身は3.2m以下も打ち分けをなさっている筈と思いますけれど。)



次は、社団法人 日本ゴルフ協会(JGA)を見てみましたが、こちらはルール的なことの解説が主で、技術の解説やレッスンのコーナーはありませんでした。

余談ですが、非常によくまとめられた、これだけは知ってコースへという、小冊子のpdfが置かれてありましたので、記念にリンクしておきます。

これだけは知ってコースへ(JGA編)


次の記事にも続きます。)


***

そしてさらに。

お友達のロボレラさん千成ラウンド その2という記事に、非常に興味深いことが書いてありました。

引用します。


結果が出たから言えるのだが、私の距離感はキャリーの距離感であって総距離の距離感ではないらしい。
それは落とし所までの距離感は持っているが、最初から最後まで転がして止める距離感は持ち合わせていないと言う事だ。
そのため転がる距離や割合はある程度一定と仮定して、キャリーの距離感を考えるようにしたのだ。

このやりかたにした結果、上りと下りの距離感の出し方が理解しやすくなった。
上りの場合はカップに近いところに落とさなければならないし、下りの場合はかなり手前に落とさなければならない。
しかし、カップより1m先まで転がるようにとか、カップの手前1mに止めるようにとかいった距離感の考え方より、キャリーを考えるやり方のほうが私には私には実感しやすかった。
最初の何ホールかは距離感が合わなかった事が多かったが、グリーンの状態がわかってくるとキャリー後のランの距離が読めてくるのでわかりやすい。



これは、イメージとしてはかなり画期的な方法だと思いました。

驚く無かれ、ショートアプローチのお話ではなく、パッティングのお話です。
パターのキャリーをイメージして打っていらっしゃる方、どのくらいいらっしゃるでしょうか?

私はロボレラさんとは逆に、グリーン周りからのチップ&ランや転がしのアプローチ(D-Chop)を、ロングパットのイメージで、ワンバウンド目の落としどころには全くこだわらずに打つことで、距離感が出せるようになりました。
(勝手にD-Chopと名付けて愛用しています。(笑))
このアプローチは、冗談抜きに私にとっての救世主でした。

デジタルパットをアプローチに応用する、ロボレラさんとは逆方向の考え方でではありますが、ある意味では非常によく似ていると思いました。

私はロボレラさんの方法を、3m以下の打ち分けに応用してみようと思っています。

やり方は・・・、これから模索してみます。(x_x;

最近お気に入りのチェイニー・ウッズちゃんの写真



7/15/2009

パッティングの距離感


現時点での私のパットの最重要項目は、距離の打ち分けの精度を上げることです。
ラインにストレートに打ち出すストロークよりもなによりもまず、距離のコントロールを第1に位置付けています。

よく言われていることですが、5mのパットで左右に外れるのは余程の大きく曲がるラインでない限り、+/-50cmには収まるけれども、距離が合わなくて縦に外す範囲は+/-50cmに収まらない場合も多々発生します。
10mのパットでも同様に、左右に+/-1m以内には収まるでしょうけれども、縦に+/-1m以内はそうコンスタントにはできません。


まずは距離のコントロールの精度を上げ、むやみに3パットをしてしまうことを防ぐのが目的です。

3パットは、完全には無くならないでしょう。
グリーンのスピードや傾斜への読み自体が合っていないこともありますし、状況によって(バーディーをどうしても狙いたかったとか)アグレッシブに行った結果、長めに残してしまって3パットすることもあるでしょう。

しかし、ただ単に中長距離のパットを3パットにしてしまうのは、できるだけ避けたいところです。


さらに、比較的大きめに曲がるラインの場合、距離感が出せて初めて狙うラインが決まってきます。
距離のコントロール無くしては、ラインに乗せるストロークも意味なし、と言うことになってきます。


まぁ、そんな能書きは私が書くまでも無いかも知れないんですが、距離のコントロールによって3パットが激減するのにもかかわらず、世の中にパットの距離の具体的なコントロールの仕方を解説したレッスンがあまり存在し無いのも事実。

ざっと検索したところでも、この辺り↓のサイトは具体的に何をやればよいか書かれていて大変参考にはなりますが、本やウエブサイトで見つかるほとんどのアドバイスは、2点に集約されます。

ゴルフテクニックQ&Aパッティング編(東建72ゴルフツアー.net)

教えてあげるね 30 パッティング距離感(960 ゴルフ嫌いのプロゴルファーBlog)

(ちなみに上記2サイトで推奨されています、手で転がして距離感をつかむと言う練習は、ゴルフキャリアが浅い人には効果抜群です。パター自体を何年も使い慣れた人にはあまり効果ないかも知れません。)

・練習と経験で距離感を磨く。本来人間のもつ感性に頼る。
・振り子式のストロークをし、リストでパンチを入れない。

しかし、この2つのアドバイスと限られた練習量で距離がコントロールできるようになるのは、まさに個々人の才能に頼るしかありません。



最近お気に入りのチェイニー・ウッズちゃんの写真


なんとかもっと具体的に実践しやすい良い方法はないものかと思っていたところ、golfreak銀さんのブログに行き当たりました。
ここの、パットのヒント・カテゴリーの記事には、距離をコントロールするデジタルパットの極意が惜しげもなく丁寧に解説されています。

そしてさらに、「決め打ち」によるパットの名手ノリさんのブログには、(golfreak銀さんの方法では少しパンチを入れないと届かない)長い距離にも対応しており、しかも、パターヘッドの動きを視認して幅をもっと正確にコントロールするべく、まるでパターを長尺にしてテンポをゆっくりにすることまで可能にした、恐るべきパットの距離のコントロール方法が、3パット撲滅(大)作戦のカテゴリーの記事 に判りやすく丁寧にまとめられています。

これを学ばない手はありません。
(お二人とも、ありがとうございます!!)

どちらもエッセンスは同じです。

第1に、歩測をして距離を正確に把握すること。
パターヘッドの振り幅の大きさによって距離をコントロールします。

スタンス幅を正確にセットして、足とパターヘッドの位置関係を利用して振り幅を管理します。
いつも同じテンポでストロークできることが成功のカギになります。

どんな距離のパットでも、(同じパターで 1ラウンドする以上は)振り子の腕の長さはいつも同じですから、“テンポ”はいつも同じになります。振り幅には関係ありません。
そうでなければ自然の法則に合いません。

ノリさんの「決め打ち(デジタル)パット」の極意は、“トンボが止まっちゃうぐらいゆったりしたストローク”です。


私は、このデジタルパットの方法に心酔して、自分なりのアレンジを入れながら実践し、パッティングの改善に努めています。(^^)


パットの距離感で苦労なさっているアベレージ・ゴルファーの方々は、是非ご参考になさって下さい。
お二方の方法は、練習量の少ないアマチュア・ゴルファーにとっての福音となること請け合いです。(^^)


これで本来は「おしまい」なのですが、次の記事ではちょっとだけ私なりの解釈で、いろいろと掘り下げてみます。(^^;

私自身、書いてまとめていて、意外な発見がありました・・・

(続く)


7/13/2009

タイガーのインタビュー(at&tでの優勝スピーチ)


先週のat&tトーナメントを優勝したときのスピーチですけどね、みなさんご覧になりましたでしょうか?


ホワイトハウスを模したトロフィーを抱えて、最初はみなさんへのお礼と、子供たちを救うチャリティのこととかを話しているのですが、「僕はちょっとやりたかったことがあって、みなさんお付き合いください」と前置きしてから、突然タイガーのインタビューが始まります。(笑)


追記: リンク切れしていましたので、貼り直しました。



wellとか、god、とかboyとか、感嘆詞みたいなのが多くて難しいんですが、無理を承知で和訳してみますけどね、

「で、タイガー、今日はどうだった?」
「えー、あのタフな日でしたねー。あ゛ー、あのスロースタートで、だからでも本当にプレッシャーかけていかなくちゃなんなくって。」
「え、マジで?ホントに?ってったって、62だったのに?それについてはどう思う?」
「いやー、それは・・・。」


まぁ、こんなかんじです。(笑)


タイガーはいろんな面でエンターテナーですね。

7/08/2009

ジェームズ・カムテとチェイニー・ウッズ


先月、米国ゴルフ界にとって大きな波になるかも知れない最初のさざ波が二つ、静かに立ち上がりました。

決してセンセーショナルではありませんでしたが、これから確実に来るであろう、来て欲しい、必然的な歴史の流れだと思っております。


1人は、南アから来た全身黒尽くめのジェームズ・カムテくん26歳です。



↑これは、先日のU.S. Openをマンデーから勝ち上がり、約束どおりタイガーと9ホールの練習ラウンドを果たしたという記事です。

プロ転向は2003年らしいですが、いまだ根強い人種差別にさらされる南アフリカにあって、命の危険を感じながら親に止められたゴルフの世界に入る決心をし、まずはキャディを務め高校卒業後にアーニー・エルスの基金によるゴルフアカデミーに飛び込み、才能を開花させました。

2006年にジャック・二クラスが新しいゴルフ場を作るビジネスで南アを訪問した際に、二クラスに会うことが出来ました。
カムテくんを覚えていた二クラスは、自らがホストを務めているオハイオ州ダブリンでのメモリアル・トーナメントへスポンサー招待枠でカムテくんに出場の機会を与え、さらに一緒にラウンドをし、タイガーにも彼を紹介します。

この時に、タイガーがカムテくんに、U.S. Openのマンデーを勝ち上がれたら、一緒にベスペイジ・ブラックでの練習ラウンドをしようじゃないか、という賭けを持ちかけたのだそうです。

果たしてカムテくんは予選を勝ちあがり、タイガーと練習ラウンドをすることになったのが、上の写真と記事です。

メモリアル・トーナメントも、U.S. Openも残念ながら予選落ちしてしまいましたが、今後、南アからの黒人ゴルファーの道標的な存在になって行くことでしょう。


***


もうひとりは、タイガーの姪っ子、チェイニー・ウッズちゃんです。




こちらはタイガーの姪っ子ですからずいぶん小さいときから有名で、メディアにもちょくちょく登場していましたが、先月末の、NY州で行われたウエグマンズLPGAトーナメントで、ついにLPGAデビューを果たしました。
残念ながら今回は、75・74 = 149で予選落ちしています。


今年カレッジに入ったばかりのもうすぐ19歳、まだアマチュア・プレイヤーですが、アマチュアの大会ではすでに30勝を上げている大器です。

以前は細っこい女の子、って感じでしたが、ずいぶん魅力的な女性になっていますね。♡
カッコイイです。


いやlぁ、もうこれから彼女の出場するトーナメントは録画してTVにかぶりついて観なくちゃ、ですね。(笑)


↑ ちっちゃいとき。


7/07/2009

クレスタ・ベルデ (ゴルフコース)


ここは1927年に、マカロニ・ウエスタン(イタリア製西部劇)のスター俳優ランドルフ・スコットが投資して造ったカントリー・クラブで、当時はクラーク・ゲーブルやバート・ランカスターなどの有名俳優達がよくプレーしたのだそうです。
そのころはパークリッジ・カントリークラブという名前だったそうで、全米でも古い方のコースに入るらしいですね。

(ちなみに英語では、“Spagetti Western(スパゲッティ・ウエスタン)”と言います。マカロニ・ウエスタンって呼んでいるのは日本だけだそうで、wikipediaに拠りますとどうやら淀川長治さんが改名したらしいです。)

現在は、パブリック・コースになっていまして、フリーウエイの91号線とインターステイトの15号線のインターチェンジに接する形のロケーションにあります。

値段的にも非常にお手ごろ価格になっていて、ロケーションの関係でLAダウンタウンからはやや距離があり、やや内陸に在るため夏は非常に暑く(華氏100度以上とかに)なりますので、土日でも割合に混み合わないので、気持ちよくラウンド出来ます。(^^)

創立が古いコースなせいかどうか、距離はあまりありません。
バックティーでも全長6,065ヤードのパー70です。

その代わり、アップダウンはかなりありまして、狭いホールもありますし、特に出だしの2ホールは、2打めの登り傾斜がきつすぎてグリーン面はおろかピンフラッグさえも見えない為にターゲットとして高い看板が掲げてあってそこに向かって打っていくような仕様になっていたりします。

どちらかと言いますと、日本の山岳コースを思い起こさせるような、そんなゴルフ場です。

前半にはパー5がなくてパー34、全体には短めのホールが多くて極端な打ち上げや打ち下ろしになっているのですが、445y、448yのパー4や、打ち下ろしとはいえ236yもあるのにグリーン右手前にクリークが横切っているようなパー3もありまして、なかなかにタフなホールもあります。


Cresta Verde Golf Course
http://www.golfcrestaverde.com/


気温が上がらない前にラウンドしちゃおう、ってことで、私達は土曜日の朝5時50分のスタートを予約して出かけました。



いつものように写真を何枚かご紹介します。


最初の写真は、2番ホールの320yパー4。

画像をクリックで拡大します。


ちょっと朝日が低くて見えにくいんですが、左右の木の中に行かないように見えるところにティーショットを打って、2打めは直角気味に左に(的に向かって)打ち上げて行きます。
短いからといって200yぐらいにティーショットを刻んだ場合、左寄りに打ってしまうと木が邪魔でグリーンに向かって打てませんし、ドライバーで右寄りに打ってしまうと突き抜けてしまいますし、クラブ選択に気を使います。

私は前者をやらかしてしまいまして、2打めはフックで回してグリーン右に持っていくのがやっと。
(暫定球はドライバーに持ち替えて、すごくいいポジションに打てたのですが後の祭りです。)

グリーンまでの残りは120y程度なのですが、強烈な打ち上げのため、7Iのフックで150yぐらい打つ感覚で行きました。
右のガードバンカー越えの3打めも寄らずピンチでしたが、下りの11歩(約8m)のパットがするするーっと飛び込んでくれてパーセーブしました。



8番ホールは、強烈なうち下ろしの200y、パー3です。

画像をクリックで拡大します。


写真でも伺えますが、8階建て分ぐらいの高低差はありますでしょうかね?
バックティーからですと、下りが急でティーインググラウンド自体が障壁になって、グリーンやその手前の地形が見えませんので、フロント・ティーの前まで行ってこの写真を撮りました。

200yですが、160yぐらい打つ感覚です。
私は、自分ではものすごくいいボールをいい距離感で打ったつもりでしたが、右手前に写っているバンカーに捕まりました。

ピンが右寄りで、バンカーショットがちょっと難しい状況下、バンカーは水浸しでカチカチだったのもありまして、なかなか上手く打ったもののグリーンをオーバー。
グリーン外30cmからのチップショットはもうひとつで5歩(約3m半)を残しましたが、このパットがカップに蹴られて惜しくも入らず。
ダブルボギーでした。

2ついいショット打ったのになぁ。



次の写真は9番の448y、パー4です。

画像をクリックで拡大します。


ティーショットを打ち下ろしの後、大きく左に曲がって緩やかに登って行くパー4です。
写真中央の木よりもさらに左の奥の方へ回りこむレイアウトで、ベストポジションは写っているバンカーの左くらいの位置です。

ここのティーショットは、右側のティーイング・グラウンドに被さるように生えている木が邪魔くさい感じがしますが(笑)幸いに上手く打てまして、2打めの残りは約195yでした。

グリーンは左半分強がCの字に池に囲まれていまして、さらにグリーン右手前15yぐらいはなれたところにもバンカーのような形状の小さめの池が配置してあります。
ティーショットが良かったので、ここは勝負するしかないと思ってグリーン右サイドにユーティリティーで打っていきました。

このショットはあろうことか池越えに飛んで行ってグリーン左端に着地、カラーに止まりました。
あまりにチャレンジャーなルートで飛んでいった自分のショットに、しかし会心のショットではあったことも相まって、笑ってしまいました。

ゴルフってこういうのが楽しいですよね。(^^)



次の写真は、13番ホール、236yのパー3です。
打ち下ろしとは言え、さすがに長いです。

画像をクリックで拡大します。


写真中央に白いフラッグがかすかに写っているのがクリックして拡大してみていただきますとわかるかと思うのですが、グリーン手前には右側からブッシュのようなものが写っていますよね?
これが実は幅50cmぐらいの、底に石が敷き詰められたクリークなんです。薄く1列にブッシュも生えています。
つまり、グリーンに打つには上げて止めなくてはなりません。

この日の距離は、少し前に出ていて約226yでした。
ブッシュが横切っていないグリーンの左手前部分にレイアップして行くことも選択肢に入れて考えなくてはなりません。左の木の影が落ちている辺りですね。

私のこの日のショットは調子悪くありませんでしたので、ユーティリティーの2番で思い切ってグリーン中央狙いで打って行きました。
この日はグリーンも湿っていて、よく止まるグリーンでしたし。

(グリーン中央狙いなのに意に反し)真っ直ぐピンに向かった(笑) ボールはピンのやや左、奥の9歩(約6m)にオンしてくれました。(^^)



最後の写真は、14番右に大きくドッグレッグの500yパー5です。

画像をクリックで拡大します。


見えている範囲のフェアウエーに打っていき、そこからは80度ぐらい右の方へぐぐーっと登っていくレイアウトのホールです。

ここでのティーショットは、唯一ダグフックを打ってしまいましたが、幸いにも左側はびっくりするほど開けていてセーフ、助かりました。
暫定球は写真中央の方向にいいボールでしたが、最後小さくフックがかかり、突き抜けてOBする一歩手前でした。

左側ラフのグリーンがえらく遠くなる位置からの2打めはなかなかいいボールでレイアップでき、うまくリカバリーできました。


全体としまして、傾斜からのショット、高低差を考慮したクラブ選択が必要な、日本の山岳コースっぽいコースだったということに集約できそうなコースでした。


7/05/2009

パッティング動画-2 (スーパースロー)


米国は、今日は独立記念日でした。

近くのベースキャンプが一般開放になり、ファミリー・ファン・ゾーンや、フードコートなども用意され、夜には大花火大会になるので、家族で遊びに行ってきました。(^^)


***

久しぶりにスイング動画を撮ってみました。
5歳半になる息子と一緒に練習グリーンに行って、今回はせっかくですからスーパースロー動画を撮ってみることに。

ストローク部分だけを1/7のスピードでの再生にしてあります。

以前から何度か書いていますが(私が勝手に思いますに)、「カップは耳で聞け」というアドバイスは、毎日パットの練習をしていて距離感はもう見なくても身に付いている、ボールがカップに入った/外したところを見なくても、どういう風に外れたか分かってしまうような、プロやトップアマ向けのアドバイスなんだろうと思うんですね。

ですから練習が少なく距離感の良くないアマチュアの私は、なるべくボールの行方を最後まで見ようという意図で今のところ、ボールは左の方に構え、カップの方を見てストロークするようにしています。
(ご参照:驚くほど距離感の合うパット法 (デジタルパットに取り組む前に書いた記事です。))

かなり変則なパットの打ち方ですね。(^^;



打っているのは、10歩の距離(約7m)です。
やや下りの最後にちょっとスライスのラインです。

セットアップは通常のスピードで、バックスイングに入ったところからフォロースルーまでをスーパースロー再生にしてあります。(^^)


ボールは、左足かかとの内側の線上からボール1個ぐらい内側で、これは私の場合はドライバーをはじめすべてのクラブでほぼ同じ位置にボールを置いています。
足はほぼ肩幅。

構えに入る手順は、これもドライバーと全く同じでして、右手でクラブを持ち両足を揃えてボールの正面に立った後、左足を決め、それから右足を肩幅に開いてスタンスを決めたら、パターをソールした状態でグリップをし直して、グリップは左太ももの内側にセットしています。

デジタルパットでグリーンの基準の速さを測定するときは内-内、外-外、という形で打ってみますが、実際にパットをするときは動画のように、バックスイングは目分量で決め、フォロースルーはけっこう大きくとります。なぜかはよく判りません。(^^;
距離感は、歩数の情報と、目から入るグリーン上カップまでのラインの情報とをリンクさせることで作っています。

このため、上体はやや右に傾けていますね。
重心は、やや左足体重です。

下半身は、極力動かさないように構えています。

私のパットの説明を書いていますが、決してどなたかのお手本になるようなパッティングではありませんので誤解なさらないようにお願いします。(^^;


あくまでも変則ですが、今年の平均パッティング数は32.33と、昨年から1打改善する目標を達成中、GIRのパッティング数は1.98とわずかに2.00を切って健闘中です。(^^)

左目の真下にボールをセットしたりする取り組みは、まだ先のことにしようと思っています。


スーパースローを見まして、ちょっと意外だったのは、打ち出しでポコポコとボールが跳ねて見えるところです。
打っている本人には、いたってスムーズに転がっているように見えていたのですが。
(まぁ、出だしのところはボールのスピードも速いですし、私はカップの方を見ていますからね。(^^;)

インパクトの瞬間の、(わずかですが)シャフトが撓るような動きは、ドライバーのシャフトの動きにも少し似ていますね。



今のところのパットの中での優先順位は、この記事→スコアに対する考え方 -2 (パター編その1)に書いたようなことになっています。(^^;


7/02/2009

エル・ドラド(ゴルフコース)


うちからはけっこう近いコースで、料金も手軽なパブリックコースなのですが、18ホールを回るのは多分7年振りぐらいです。(バック9は何度かラウンドしています。)

ここは’62年設立の典型的な造りの古いカジュアルなパブリックコースなので、ホール・セパレーションの木々が生長していて、ちょっとした空中ハザードみたいなところが多々あって、私はかなり苦手にしているコースなのです。

私はずっと気が付いていなかったのですが(^^;、フェアウエーとラフは古いコースに多いキクユ芝とライ芝の混合、グリーンはポアナ芝です。
ラフは粘りつく感じではありませんが、根が太くて強い感じです。

何度バック9をプレーしてもいつも(45とか)叩いてしまうし、週末ともなれば安いグリーンフィー設定のために混みあってしまって5サムは当たり前ですし、18ホールは軽く6時間コースの待ちに待つゴルフになってしまうのもありまして、足が遠のいてしまうのでした。(^_-;

7番ホールのパー5、右側が池越えのグリーンです。


El Dorado Park Golf Coursehttp://eldoradopark.americangolf.com/
(ロングビーチ市にあります。)


先日の日曜日、二人の友人から別口で誘われまして、「お前エル・ドラド苦手だもんなー。」なんて言われて、「苦手だけどねー、いいじゃん、やろうじゃん。」って半ばムキにならざるを得ない流れになり(笑)、早朝5時半から9ホールをラウンドし、夕方5時から残りの9ホールをラウンドするという荒業で、2時間・2時間コースのラウンドをして来ました。(^^)
(奥さんと子供たちが、夕方から夕涼みがてらにエレクトリカル・パレードに行くって言うのでばっちり好都合だったんですよね。(^_-;)


結果的にいいますと、このコースでのベストスコアでラウンド出来ました。(^^)
いやー、やられ続けたコースにリベンジできて、ともて充実感ありました。
(まぁ、もう一回行ったら、また返り討ちにあう自信はあります。(x_x))


この日は、先日の三菱レーヨン JAVLNFX M7 Sという記事に書いたドライバーを実践投入です。

記事の後、レンジで2度ほど打って、結局45インチ合わせに1/2インチ切ってもらいました。
1.27cmぐらい長さが違ってもどうってこと無いと思うんですけど、打つと結構違うんですよね、これが。
飛距離とか言うより、テンポの問題だと思います。
青マナの挿さったエースドライバーも45インチですので、その辺が原因でしょうか?
(まぁ、本人が思うほどには大差ないのかも知れません。気持ちの問題で。)

トルクが少し大きくなったのですが、それがかえって左右のブレを抑えてくれると思っていたのですが、今のところ思惑が当たってくれたように思います。
(まだ 1ラウンドじゃ判りませんけどね。(^^;)


***

このコースは、ティーショットをどれだけ曲げないか、がスコアメイクの鍵になります。

青字のDAPスコア(ティーショットの自己評価)を見ていただいても、今回は非常にティー・ショットが良かったスコアになっています。
(普段でしたら、ここエル・ドラドでは、木の中に打ち込んで< 2 >の連発です。)


青ティーのコースレート/スロープは70.9/126、パーは36・36=72です。

10 5 □ 0 4S
11 4 △ 1 U10-
12 3 - / 10AL-②
13 4 - 0
14 4 - 0 14A
15 4 △ 0
16 4 - 0 14AL-②
17 3 - / 16A
18 5 - 0 30B-5A-(3パット)

1 4 - 0 U11S-②
2 4 - 0 D5AL-①
3 3 - / 7B
4 5 - 0 8BL
5 4 - 0 D13BL-①
6 4 △ 0 D40B-3A-(3パット)
7 5 ○ 1
8 4 △ 1 U10B
9 3 - / D18AL-②

40(17)・37(18)= 77(35)


出だしの10番は543yのパー5。
ドライバーでのティー・ショットは、私の中では一番の出来のいいショット。
2打めもなるべく距離を出し、サード・ショットで80-90y残すべく3Wで打ちました。これも私としてはかなりいい当たりだったのですが、左からせり出している大きな木の枝にかかってしまい、ボールは左にキックして落ちてしまいました。あと1-2m右だったらなー。

3打めは、木の間を抜いてフェアウエーに戻すショットで、ユーティリティーの2番を打ちました。非常に上手く打てたのですが、ボールはフェアウエーを通り過ぎ、残り100y地点の右のラフ、1mぐらいの背の低い木の根元近くに。スイングは出来ますが、ピンは狙えません。
4打めはかろうじて狙えるグリーン左手前にレイアップ。5打めのチップショットは2歩(約1m半)に寄せましたが、パットを外してダブルボギー。

なんかいいショット打ってるのにここだと崩すんだよなー、なんて思いながらのスタートでした。


18番ホールは491y、やや右ドッグ気味のパー5です。
ティーショットは、私としては一番いいあたりでフェアウエー真ん中をキープ、2打めは池越えの2オンを狙いまして、グリーン手前にオンできました。
しかしピンは一番右の奥に切られていて、30歩(約21m)のパットが残っています。

なんとか2パットでバーディーを獲りたかったところでしたが、スライスラインをフックラインに読んでしまい、右に5歩(3m半)も外してしまいました。
距離感は合っていただけに、もったいなかったです。
5歩のバーディーパットもカップに蹴られてスリーパット。


この日は後半にも40歩!(約28m)のパットがありまして、これは多分ここ2-3年では一番長いパットです。(^^)

緩やかな下りのパットで、かなり上手く打ったのですが、B側(谷側)に外れて左に3歩(約2m)外れました。
このパーパットは、(そこまで8ホールもパーを続けていましたし)ファーストパットをまぁまぁ上手く打っただけに、本当に、本当に入れたかったのですが、外しました。(T_T)


先日の、ウッド・ランチと違って、グリーン周
りの芝はねっとりしていないし、ずっぽり沈んでしまいやすくもありませんでしたので、その点は寄せやすかったように思います。

パターのスピード感も割合に私の基準スピードに合っていたのも、落ち着いてラウンドできる大きな要因だったと思います。


こういった、運もよく、調子もよいラウンドを続けていけたらなー、と思います。
(・・・が、世の中そんなに甘くないですよね。(笑))