8/28/2009

Wilhelmina7


先日、Anna Rawsonの新しい動画がアップされていたので記事にしましたが、「Wilhelmina 7」という人達もご紹介しようと思います。

ちょっと前のゴルフマガジンに紹介されていました。

容姿が魅力的なだけではなく、実力も付けて来ている各国の女子プロ達で構成されたグループの名前でして、タレントのマネージメントを手がけている会社が、プロゴルファーの傍らにモデル活動をやったりする女子のプレイヤーをグループにして、プロモートしているのだそうです。

「Wilhelmina 7」がグループ名ですが、現在は一人減って6人。時に6人になろうが8人になろうが、またはメンバーの誰が入れ替わったとしてもグループ名は「Wilhelmina 7」ってことで、「モーニング娘。」のようなシステムなのですね。


彼女たちは、ビキニ姿でグラビア撮影なんかもこなしますが、例えばトーナメントで誰か一人が好順位に付けていると、残りのみんながグリーンサイドで応援したり、そんな風に、女子ゴルフ界を盛り上げていこうという試みでもある、ってことでした。
ここに、6人のうちの3人をご紹介してみようと思います。




併記している順位は、世界ランキングの数字です。


MINEA BLOMQVIST(フィンランド)67位


http://www.golf.com/golf/gallery/article/0,28242,1912986-2,00.html
http://www.worldgolf.com/media/preview/17825.jpg







JOHANNA MUNDY(英国)170位



この方、双子のゴルファーなのだそうです。

http://www.golf.com/golf/gallery/article/0,28242,1912986-10,00.html
http://s.wsj.net/media/0212pod20b.jpg



SANDRA GAL(ドイツ)77位

http://www.golf.com/golf/gallery/article/0,28242,1912986-4,00.html
http://img.timeinc.net/golf/i/tours/2009/08/sandra-gal-w7_c_481.jpg




さらに興味の沸いた方は、「Wilhelmina 7」で検索してみてくださいね。


Smoking hot Golfers!!って感じでしょうか。
“Smoking hot!”って言うのはですね、「最高に魅力的だ!」とか、「すげーいい女!」って言うときに使う俗語です。

(ただし、性的に惹かれるっていうニュアンスがありますので、公共の場や本人の前では使わない方が良いです。(笑)
放送で「ピー」が入るほどではありませんが、時と場所を選んだ方がよい言葉ですので。)



8/26/2009

3x4システム by デーブ・ペルツ


100y以下の距離の打ち分けシステムのご紹介です。

デーブ・ペルツのニュースレターで届いたものです。


その名も「3x4システム」と言いまして、3種類の振り幅で、4本のウエッジを使って距離を打ち分ける方法です。

30yから110yまでをカバーしていますね。

49°のPW
55°のSW
60°のLW
64°のXW

の4本を使って、腕が

10:30
09:00
07:30

の3つのポジションのそれぞれで飛ぶ距離を把握し、3x4=12種類の距離を打ち分けるというシステムです。

でも、図の数字を見ますと、ダブっているところがあって、ほぼ10種類の距離の打ち分けになっていますね。

図をよく見ますと、55°のサンド・ウエッジだけがハイ・バウンスになっています。
64°のXWってウエッジも、なかなか使いこなしているアマチュアは少ないかな?って思います。



私はこのシステムを、自分用にちょっとアレンジした形で実践しています。
ちょっと表にしてみました。



デーブ・ペルツの生徒さんたちのような正確なスイングを私の場合はしていませんので、68y、83yといった数字は出てきません。
10y刻みで、すごいアバウトな把握です。ダブってる数字もいくつもありますし。

ここで、1/1と書いてあるのは、110%ぐらいのオーバースイングで、ティアップしたときや、まるでティアップされているかのようなラフに浮いているときとかに打てるくらいで、普段はこの欄の数字でショットを打つことは殆どありません。
(したがって、58°のLWでは使いません。)

3/4と書いてあるのが本来のフルショットで、自分の感覚の中では10時半のテークバックなのですが、実際に撮影してみると11時ぐらいのスイングになっていると思われるショットです。

1/2と書いてあるのが、自分の感覚の中では9時のテークバックなのですが、実際に撮影すると10時くらいにオーバーシュートしていると思われるショットです。
(ちゃんとしたハーフスイングって難しいんですよね。(^^;)

1/4と書いてあるのが、7時半のテークバックで打つショットですが、このショットは私が打つと高く上がりません。
ランも結構出ますね。距離は、私の場合はランも入った距離でして、ライやグリーンの傾斜によって違ってきますので、あくまでも目安の距離です。
2つしか数字が入っていないのも、そういった理由です。


58°のLWを小さい距離で打つ場合は、フェースを開いたりしますので、振り幅だけで調整する訳ではないので、事情が変わってきます。
30y以下の距離は、出来る限りPWのチップ・ショットを多用して低く打っています。
バンカー越えなどで58°のLWの登場になるのですが、この距離感はまだまだ下手で掴めていません。


私のウエッジ・セットアップでは、54°と58°が、かなりのハイ・バウンスになっています。
バウンス角にしてそろぞれ13°、14°くらいでしょうか。
ですから、短く刈り込んだ硬いフェアウエーでは、PWで打った方が断然ミスが少なく楽に打てます。

その他の場面で、バウンス角が大きめの方がたとえスイングが正確でなくても大きなミスが少ないので、そういうことになっているのと、バンカーからSWとLWと、距離によって使い分けたりも出来ますので、今のところこういうセッティングになっていたりします。
LWと言うよりは、ロフトが寝ているSWですね。

コースによっての入れ替え用に、同じ58°でもう少しだけバウンス角の小さい(11°)ウエッジも持っていますが、たまーにしかバッグに入りません。



まぁ、私のシステムの方はレベルが低いですし、ハーフスイングもちゃんとしていないので参考にはなりませんが、デーブ・ペレツのシステムは参考になさってみて下さい。

成功のカギは、どのクラブもどの大きさのスイングも同じテンポで打つことだそうです。
多くのPGAのツアー・プレイヤーにもこのシステムを伝授しているが、彼らにとっても役に立っているし、特にプレッシャーがかかる場面などに強い方法論だそうです。



ウエッジを4本使うのは、とにかくお勧めです。

表には同じ数字が入っていても、グリーンに落ちてからの挙動が違いますので、カップに対して登っているとか下っているとか、ボールのあるライの状態とか、2段グリーンの段の位置とか、いろいろなケースで使い分けるのも、なかなか有効な手段になると思います。

あと、10y刻みの数字よりいつもちょっと短めになるとか長めになるとか、クラブによる微妙な差の経験値も出来てきますしね。

でも、全クラブが手元に無い、キャディさんが4つバッグを運んでいるゴルフの時には使いにくいシステムになっちゃいますね。
いつもパターと併せて5本以上持って行かなくてはなりませんから。(^^;

8/24/2009

季美の森(ゴルフ倶楽部)


ほんの1週間あまりの日本への一時帰国。

最終日、もともとこの1日を予備日に考えていた日にアポイントの予定が入らず、しかもお取引先から誘っていただけると言う二重のラッキーがあり、季美の森ゴルフ倶楽部をラウンドできました。

そうは言っても、まったく予定していませんでしたので、道具も全部レンタル、駆け足のラウンドでした。

東急不動産が、宮澤長平氏の設計で、開発・造成した、アメリカン・テイストのセルフプレーのコースだそうです。
大きなグリーンが各ホールひとつで構成されていて、コースレイアウトも全体にゆったりした、とても気持ちの良いコースでした。

黒のチャンピオンティーからだと7,055yあり、池も13/18ホールにふんだんに配置されていて、JGAのコースレートが73.3と、かなりタフなコースになっています。


季美の森ゴルフ倶楽部
http://www.tokyu-golf-resort.com/kimi/


急遽、前日に神田のつるやゴルフで鉛のテープを買い込み、左手人差し指に巻くバンデージと日焼け止めを品川駅のドラッグストアで買って、準備をしました。
季美の森では、グリーンフォークを無料で配布してくれていましたし、ティーやボールも当日調達で大丈夫です。

しかしながら、ラウンド前の練習がまったく出来ませんでしたので、レンタルしたクラブの調整も出来ず、練習グリーンもボールをほんの2-3回打って速さを確認するだけで、もうティーショット。
かなり不安なスタートではありました。

それなのに、(接待ゴルフゆえ)黒のチャンピオンティーでのラウンドをすることに。(^^;


ルール違反だってことは重々承知していますが、プレーしながらドライバーやパター、ウエッジなどに次々に鉛テープを貼って、それなりに私の打ちやすいスペックに調整して行きました。

まぁ、日本のコースにはスロープの設定がありませんし、ただ楽しめればOKですのでスコアを提出する予定にもしていませんでしたので、まぁいいかな、ってことで。
あぁ、すみません。(^^;



いつものように写真を何枚かご紹介します。

コース・レイアウト(ホールNo.をクリック)


レストランの窓からの景色。
見えているのは、16番ホールのようです。

画像をクリックで拡大します。


この角度では写っていませんが、ティーイング・グラウンドとフェアウエーの間からフェアウエー左手前側にかけてと、右側の木で隠れているフェアウエー右側のバンカーの右側辺りと、2つの池があるホールです。



7番ホールは、372yの一番短いパー4です。ホールの左側に池が二つあって、グリーンへのアプローチは池越えになります。

画像をクリックで拡大します。


私はティーショットをちょっとトゥ寄りで打ってしまい、池の手前にある木の左側を抜いてのセカンド・ショットになりました。残りは144yぐらいでしたでしょうか。
アゲンストで池越えの打ち上げでした。 7番、6番、5番を持って行ったので、6番で打ちましたが、ダフってしまい、あと数ヤード足らずに池ポチャに。(x_x;

ここで、池の手前まで行ってドロップすべきだったのですが、カートが遥か右のカート道にありクラブを取りに行くのが面倒だったのと、フェアウエーからのミスが自分で満足できず同じところから打ちたい気持ちも出ましたため、ほぼ同じところにドロップしてもう一度6番Iで打ちました。
で、またまた池ポチャ。

3度目はさすがにPWを取りに行き、残り約100y地点にドロップして打ちましたが、2度目からそうすべきでした。(^^;

ここでクワドルプル・ボギー(+4)を叩いたのが、スコアにはかなり響きました。



つづく8番ホールは、228yの長いパー3です。
しかもこの日はアゲインストの風(head wind)で、しかもピンの位置が50yもある大きなグリーンの右の奥でしたから、+10yの+20yの・・・で、245-255yぐらい打ってもいい計算でした。

画像をクリックで拡大します。


クラブ選択は、ドライバーです。
この日はクラブも借り物ですしね。

ピン方向を狙って打ったのですが、少し右にそれてしまって、スライスはして居ませんでしたがグリーンが遠くなる右へずれてしまったために届かず斜面に当たってしまい、手前に落ちて来てしまいました。

まっすぐ打てれば、距離は良さそうでした。
ここは記念に乗せておきたかったなー。 残念。



次の写真は440yのパー4、13番ホール。

このコースの中では、4番目に長いパー4です。
440y超のパー4が4つもあると、さすがに長く感じますね。

画像をクリックで拡大します。


フェアウエイ左のダブルバンカーを避けて右のバンカー方向へ打って行きますが、このホールはドライバーが上手く叩けました。

残りは190yぐらいでしたが、ボールが運悪くフェアウエーの右端でラフとの境目のところに止まってしまっていました。
ラフの草越しにボールを打つ羽目になりましたが、これは運良く上手く打てましてグリーンに届きました。スピンがかかっていませんから、だいぶ奥まで行ってしまいましたが。

下りの15歩(約10m半)をややショートして2歩(約1.5m)残してしまいましたが、これを粘り強く沈めて、ここはパーでした。



最後は、18番ホール、443yのパー4です。

画像をクリックで拡大します。


大きくて長い池がフェアウエー右側に沿ってずーっと続いていて、フェアウエーは途中で切れています。横に流れる池を越えた向こう側のフェアウエーはこんどは左側に池があることになる難しいレイアウトです。

メンバーさんも、「この上がりの18番が難しいんだ。」とおっしゃっていました。

写真で見える池の左淵ぐらいにエイミングして打った私のドライバーショットは、やや右に出てしまいました。
しかし幸いにも、ボールはスライス回転をしておらずややドロー気味の回転をしていたので、チラッと写っている右サイドのバンカーのほんの少し左手前に残ってくれました。
ここからは距離が最短になりますから、べスポジです。

ホール全体は右にドッグレッグしていますので、ティーショットが右に出やすいみたいですね。
いつもドロー打ちのはずの私を招待してくださったここのメンバーさんが、池に打ち込んでいらっしゃいましたから。

難しい最後のホールをパーオン(GIR)して2パットのパーで上がれましたので、気持ちよく上がることが出来ました。

日本のコースには、大きなお風呂も付いていて、気持ちいいですよねー。



8/13/2009

10 feet以下なんだなぁ。(ウッズの強さの秘密)


全英オープンのときに、「8-footerだったなぁ。」っていう題で感想を書いたので、今回は、10 feet以下なんだなぁ。ってことで。(^^;



先週のブリジストン・インビテーショナルは、タイガーの逆転圧勝に終わりましたが、面白いデータをラジオで聞きました。

パッティングの距離感(続き2)という記事で、タイガーが(長いパットを沈めるばかりでなく)如何にショート・パットに強いかと言うデータを2008年のデータでご紹介しましたよね。

実はタイガー、2009年も6勝をあげ、現時点で平均スコアがもちろんトップの成績なのですが、Putts/round は24位、ドライビング・ディスタンスは27位、GIR(パーオン率)も26位なのです。

でもスコアは一番少ない。・・・んー。(@_@)



3日目終わってトップだったパドレイグ・ハリントンを最終日の16番でひっくり返して逆転、最終的には2位に4打差をつけて優勝しました。

16番のパット、難しそうなラインでしたけど素晴らしいパットで沈め、ハリントンのショートパットを外させてしまったみたいに感じました。



で、興味深かったデータって言いますのは、このブリジストン・インビテーショナルで10フィート以下のパットが全部で55回あり、このうちなんと54回をカップ・インしたのだそうです。

10フィートって言うのは、約3m5cmです。
54/55の成功率って、・・・ものすごいですね。☆


比較になんてならないのは充分に承知しつつ敢えて書きますと、私なんか、3歩(約2m)をぼこぼこ外してしまいます。
2歩(約1m半)以下はそれなりに結構入れていると思っていますけれども。



ハリントンとタイガーは、今週のPGAチャンピオン・シップで、1日目を同組でラウンドするようですね。

楽しみです。


8/11/2009

シャフト・カット (ドライバー)


エースドライバーのシャフトを1/2インチだけカットしました。

先日、三菱レーヨン JAVLNFX M7 Sに、ドライバーのリシャフトをした記事を書きましたが、このドライバーがなかなかに良かったので、今までやや躊躇していたシャフトカットを実行しました。



今までエースドライバーの写真をアップしたこと無かったみたいですね。(^^;

同じ三菱レーヨンのディアマナ青の73Sです。
45インチだったのですが、これで44インチ1/2になりました。

ヘッドの方は、あいかわらずキャラウエイのFT-3です。
ドローバイアスを選んでいるのは、決してスライスを防ぐためではなくって、重量配分の分、重心距離が短くなるからです。


そんなの、短く持てばいいじゃん?!って自分でも思うのですが、なんだか知らないけど短く持って打つのあんまり得意じゃないんです。
握り心地が違うと言いますか、スタンスからボールまでの距離が気になっちゃうと言いますか。
もちろん出来ないことは無いんですけど。

なんか、他のことで頭が一杯になっちゃうと、つい忘れてしまって、いつの間にかグリップエンドで握ってしまったりするので、非常に細かいですが、クラブの長さ自体を調整してしまった方がベターだと思ったりするのです。


なんども短く握って打ってみることで、良さそうだな、という感触は得ていたのですが、なにしろ切ってしまうと戻せないので少し躊躇していました。

JAVLNFX M7 S の方を45インチで確保していますので、踏み切る決心がつきました。(^^)


まだ、レンジで打った程度ですが、やはりシャープに振れるような気がしますし、ほんの1cmちょっとの違いなのに、ずいぶん短く、扱いやすいクラブに感じます。


予定では、3-5ヤード飛距離を失いはするが(笑)、左右のばらつきと言う意味では、ずっと安定した結果がコンスタントに得られる、という期待をしております。


(D4とかなんとかの)スイングバランスが少し変わることになろうかと思いますが、あれはあくまでも同じ長さで同じシャフトで比較して云々する数字なので、私は基本的にはあんまり気にかけていません。


今度、ラウンドで投入するのが楽しみです。


8/07/2009

アンナ・ローソン



ご覧のとおり、すごく綺麗でスタイルのいいプロゴルファーです。
スラーっと背が高くて、モデルもやっています。


こちらが、彼女の公式HPです。
http://www.annarawson.com/

LPGA.comのプロフィールでは5フィート10インチ(約176cm)ってなってますが、さば読んでるでしょう。きっと6フィート(約180cm)はあるんじゃないか?と思ったりします。

オーストラリアの出身ですが、ロサンゼルスのUSC(南カリフォルニア大学)のゴルフチームの出身で、LA周辺ではすでになかり有名な存在です。



近頃は本業のゴルフの方もだいぶ力をつけてきまして、ワールドランキングで104位まであがってきました。

美人ゴルファーとしての活躍という意味では、ナタリー・ガルビスの方がメディアでの露出が多いのはそれなりにゴルフの成績が良いからでしょう。ゴルフチャンネルで冠番組とか持ってますしね。
やっぱり、ゴルフの方でちゃんと活躍できないと、人気出ませんよね。



でも、どうみてもガルビスよりカッコイイですね。圧倒的に綺麗だし。

彼女は、長身を活かしたスイングで、とてもよく飛ばします。
ただ、ちょっとゴルフが雑に見えるのは、経験不足のせいなのか性格的なものなのか?なんて考えてしまいますが、インタビューとかを見ますと、性格的なものかもなー。って思えてしまいます。

それだと、ちょっと今後の(本業での)活躍には期待しにくいかなー。


インタビューを含めた、彼女のスナップショットの数々とか、こちらの動画をご覧になってみてください。

Anna Rawson



この人は、しゃべらないで、写真を綺麗に修正入れてもらってグラビアやった方が圧倒的に綺麗ですね。

私が言うのはナンですが(笑)、笑顔とかあんまり良くないですよね。
仕草とかにも可愛さがあんまり無いかなー。(^^;

(ここでページを変えます。(^_-;)


8/05/2009

ジョン・デイリー、ビュイック・オープンでの珍記録


その前はターンベリーでの全英オープンで27位タイとまぁまぁの成績だったものの、ビュイック・オープンを予選落ちしたジョン・デイリーですが、2日目のスコアを見てください。

ジョン・デイリー、ビュイック・オープンのスコアカード



2日目の後半のスコアがすごいですね。
0, 0, 0, 0, 1, 2, 3, 4, 5, と揃ってます。


ちょっとおさらいしますか?(笑)

Par, Par, Par, Par, Bogey, Double Bogey, Triple Bogey, Quadruple Bogey, Quintuple Bogey, ですね。

-1, 0, 0, -1, 0, +1, 0, 0, +2 = +1
+5, 0, +1, +3, 0, 0, 0, +4, +2 = +15



茶化してしまいましたが、ものすごく心配な事態になっていました。
(Golf Magazineの記事)↓


「Daly losing feel in hands, confidence in game」



今回のビュイック・オープンのワーウィック・ヒルズをデイリーについて歩いたデイリーのスイング・コーチ、リック・スミスがこう言ってます。

「今日コースで見たのは知らない誰かのようだった。ちょっと怖かったね。全くバラバラで。 ジョンはここのところ1週間ぐらいろくろく寝ていないし食べていないんだ。」

「体は、筋肉へ栄養を送るための食べ物を必要としているし、筋肉は一種の中毒症状みたいになって壊れちゃっているみたい。」

「今日スイングを見てたんだけどね、そんなの関係ないよ。ちゃんと食べて、ゴルフが続けられるかどうか、って言う方が問題で。」


デイリー本人も、「この2週間やってきて、全く勝てる気がしなかった。こんなの初めてだ。フィーリングも無いし、自信も無い。とにかく無いんだよ。精一杯がんばってみてね、88だろ。前に止めたときはね、82打って投げ出したんだけど、今回は最後までちゃんとやったの。なんか変な感じだよ。」と言ってます。

他にもコメントで、
「(前に辞めたときと)今回は、全然違うんだよ。手にフィーリングが全然無くて、以前みたいなコントロールが出来ない。どこ行くか全然わかんないし。とにかくフィーリングが無くって。ちょっと怖いね。今までのゴルフで最悪かも知んない。とにかく一所懸命やってね、やれること全部やってみたんだけど、何一つ上手く行かないんだ。」と。


具体的には、ダイエット目的で約4ヶ月前に、胃の上方にチューブを巻くラップ・バンド手術ってのをやって、80ポンド(約36kgs)ぐらい体重落としたらしいんですね。
食欲って言うか、空腹感を感じる部位を縛ることによって、食べ過ぎを防いでダイエットできるんですが、デイリーの場合は、カロリーをとらなさ過ぎる状態になっちゃって、よく眠れなくなってしまったようです。

来週フロリダでお医者さんに見てもらってから、今年最後のメジャー、PGAチャンピオンシップに出場するかどうかを決める、ってことだそうですが、
・・・とりあえず胃のラップ・バンドを外したらどうなんだろう?


せっかく戻ってきたデイリーには、ツアーで元気なところを見せ続けて欲しいのですが・・・。


8/03/2009

アタック・アングルで飛ばせ!


何ヶ月か前にゴルフマガジンに載っていた記事ですが、クラブヘッドがボールに入る角度でドライバーの飛距離が25yも伸ばせるかも知れない、というお話。

飛ばしに必要なのは、筋力アップだ!とか、練習あるのみだ!とか、柔軟性のアップだ!とか、って言ってしまうと身も蓋もありませんので、ちょっと違った方法論でアプローチしてみます。(笑)


Secret to 25 More Yards is Your Attack Angle




記事には、(あまり飛ばなかった)ジェフ・スルーマンがヘッドスピードを上げることなく平均飛距離を22yも伸ばしたこと。タイガーとJBホームズは、ドライバーのスペックもロフト角もスイングスピードもほぼ互角の数字が出ているのに’08年の平均飛距離で約16yもJBの方が飛ぶ(294y vs 310y)のはなぜなのか?
という事実を基にリサーチした内容が書かれていました。

リンクのイラストにありますように、+5°のアタック・アングルが飛距離を最大化するカギになるそうです。あとは、フェースの重心よりやや上方の位置で打つこと。



タイガーのスイングは、-3~-2度のダウンワードの軌道で放たれるそうです。
対して、JBの方は+3度ぐらいのアッパー軌道。

二人とも、ヘッドスピードは大体124マイル/時だそうです。(約55m/s換算ぐらいでしょうか。もちろん一発飛ばそうとしたときではなくて、シーズンの平均です。)


アタック・アングルの、-5、0、+5°による各ヘッドスピードでの想定飛距離の差は、下の表の中にまとめられています。




完全フラット・無風、の条件ですと、キャリーで300y越えるには120マイル/hのヘッドスピード(約53m/sぐらいです)と、少なくともレベルに打つスイングが必要なわけですね。

ヘッドスピードが、95マイル/hぐらいの私は、非常に上手く打ってトータルで250-260yも行けばベストショットってことですかね。(無茶振りすれば100mphくらいまでなら出ますけど、まともに打てません。)
まぁ、(ティーイング・グランドも全く盛り上げられていないような)完全フラットなホールって言うのは日本にはそれほど数が無いと思います。米国にも多いわけではありませんけど。

風とか地形のお陰で290y飛んだ計算になったり、極稀に310yがワンオン出来たりすることもなくはありませんわね。あくまでも地形と風のお陰です。
逆に打ち上げとかで210yしか出てないなんてこともざらに起きる訳ですが。


私の飛距離のことはともかくとして(笑)、
今現在アタック・アングルがマイナスかレベルになっている方は、少しアッパーになるようにセットアップを変更してみる価値はあるんじゃ無いでしょうか。

あらためて表の数字を見ていただきたいのですが、かなりの飛距離の差になりますよ。
-5°-> +5°の場合ですと、25y以上も違って来ます。(^^)


8/01/2009

第4象限(IV)を有効利用


以前の記事「下りのスライスラインはゴルファーの悪夢」で検討し、
「バーチ・ヒルズ (ゴルフコース)」の記事で検証実験を行ってみたグリーン攻略マネジメントですが、もう少し掘り下げてみました。


例えば、カップの位置がグリーンの右寄りで手前寄りだった場合。



芝目といいますか、傾斜に合わせて、x-y軸も傾けて引いてみました。

この位置にカップが切ってあったら、右のガードバンカーのこともありますし、2打めは間違いなくグリーンセンター狙いで、いつもの癖どおりで行けばちょっと左曲がりで第3象限(III)か、あるいは距離の関係で第2象限(II)に乗せるような攻め方をすると思います。

残り距離がいくらであれ、第4象限(IV)を狙っていくのは少数派でしょう。

私とは逆のフェードヒッターなら、グリーンセンター狙いで、良いミスが出ればカップに寄って行く、というような計算での打ち方もアリでしょう。


仮に(V)として置きましたが、この配置であればショートゲームの得意なプレイヤーの場合、バンカーに入らない、しかもカップに向かって登りになる黄色い点線のエリアに打っていって、寄せワンを狙う、というマネジメントもアリだと思います。
2打めの距離が長い場合など特に、こうした攻め方は有効かもしれません。


私はグリーン周りのピッチ・ショットがあまり得意ではないこともあって、距離を十分にだすことで(仮に狙いより右目に行ってしまったとしても)バンカーに入れない打ち方で、(II)のエリアに打っていく攻め方が今は多いです。

グリーン上に残れば、下りではあってもパッティングできます。
余程のアンジュレーションなら、この攻め方は駄目ですが、下りのパットは決して嫌いではありません。

また、図中の(a)や、(b)の位置にこぼして外した場合は、難しい下りのラインとは言え、転がしやチップ・ショットのアプローチが出来ますが、下りを残さないために(V)の領域を狙って打って、例えば(c)の位置に残った場合、グリーンに落ちてから短く止まるピッチ・ショット(またはロブ・ショット)が必要になって来ますので、私の苦手分野を残してしまいます。
(・・・ってか、判ってんなら練習しろ!・・・ってお話もあろうか、とは思いますが。(^^;)

いずれにしても、(a)、(b)、(c)のポイントからの寄せや、(II)、(III)からのミドル/ロング・パットを打つときに、第4象限(IV)の領域に残すことを頭の片隅においてプレーする、というのが、私が今目指しているマネージメントです。


まぁ、その時々の技量とか使える/使えない技とかによって、マネジメントは変わってくると思うんですけど。(^^;